ビルマの文化

ビルマの化粧品

ビルマに行けば、あらゆるところで木が売られているのを目にする。これ(↑)がその使い道と、使用方法。この木が、ビルマ人に愛されている化粧品。ビルマに行けば、女の人のほとんどが、この黄色い粉を顔につけている。
まず、墨と硯の要領で、木(タナカ)を水を少し加え"する"。そして、適当にすれたら、顔一面にタナカを薄くつける。ポイントとしては、頬のあたりは濃くつける。その後、手などの露出部にもつける(日焼け止めの効果もあるらしい。)。つけた感触としては、ひんやりといい気持ち。そして、さわやかな自然な香りが心地よい。しかし、時間がたち乾いてくると、頬の濃く塗った部分がパリパリし、ひび割れてくる。

タナカのできあがり(見にくく申し訳ございません)

ロンジー

ビルマといえば、このロンジー。 ほとんどの人が、ロンジーをはいている。筒上の布を腰に巻いた、長い巻スカートのようなもので感覚的には、浴衣のよう。ちなみに、ミャンマーでは、歩行者注意の道路標識もロンジーをはいている人の絵が描かれている。はき方は、男の人と女の人とでははき方が違うのですが、私は、このロンジーをはくのが、とってもへたくそで、ベルトをして、うえから、Tシャツでかくしごまかしていました。この、布探しがまた、楽しい。

スーレーパゴダのお供えもの売り

優しすぎるビルマ人

その1
バガンに行くバスの中でのお話し。乗客+運転手、計7名、一晩かけてバガンに行くことになる。ところが、誰一人として英語が話せないし、もちろん、私もビルマ語が話せない。でも、みんな、とっても気を遣ってくれる。ご飯を食べる時も、お兄さんが、一緒に食べてくれたし(さらに、おごってもらった)、トイレも、私が用をすませるで、お姉さんがちゃ〜〜〜んとトイレの前で待っていてくれた。何よりも、運転手さんが、休憩の度に一緒にチャイ屋へ連れて行って、チャイをごちそう(何度もお金を払おうとするのに、受け取ろうとしない)してくれたのには感動。すごく、温かさを感じました。
その2
バスターミナルで、スーレーパゴダ行きのバスを探していたときのこと。バスをじ〜っと見てたら、『どこにいきたいの?』っと聞かれたので、行き先を告げると、『それは、32番だよ!』とのお返事。しかし、、、番号はすべてビルマ数字表記でどれが32番なのかわからない。そこで、その人は、私をバスまで連れて行ってくれただけではなくて、一緒に乗ってきて、目的地まで、連れて行ってくれた。親切すぎるのです。
その3
ごはんを一人で、アウンサンマーケットの食堂で食べていたら、向かいに座っていたご夫婦に話しかけられた。『どこに行ってきたの?』『いつかえるの?』っというお話しだったのだが、ご夫婦が席を立つとき、お店の人に何か言っている。別れ際に、『お金、払っておいたからね。水だけは気をつけるのよ。』っと言って、去っていかれた。またまた、優しすぎるのです。(;;)
その4
これは旅先で出会った人のおはなし。鉄道のチケットを買おうと思っていたら、ビルマ人が買い方を教えてくれた。乗車時間までまだまだ時間があるので、その後お礼を言って別れた。ここまでは良くある話。乗車時間に駅に行ってみると、さっきのおじさんが、子供と一緒に、みかんまで持って見送りに来ている。ここまでくると、日頃の自分の行いについて、反省させられます。


ヤンゴンへ行く
バガンへ行く

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