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投稿日時: 2002/04/07 21:13:18
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『人形劇 十二の月たち』を観た!

投稿者: ずっこ
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『人形劇 十二の月たち 〜マルシャーク「森は生きている」より〜』
20回記念人形劇フェスティバル2002年さっぽろ冬の祭典
脚本:原田憲子 演出:鈴木基満夫
2002.3.9 10:30
札幌市生涯学習総合センターちえりあ

話は大幅カット
でも、物語の良さは減っていない
今まで自分が観た「森生き」で一番面白かった
人間の役者の衣裳がまるでコスプレ

何度も観た事のある芝居です
かくゆう私も、札幌高校演劇合同公演にて駆け出しの頃(?)森の動物役でワンシーン出た事が
本番一週間前にエキストラで入り、何が何やらわからなかった
しかも、市民会館の大舞台
本番のことは一つも覚えていないけれど、迷路のような楽屋裏が印象的だった

昔アニメにもなったりして、知っている人も多そうです
でも、この頃は、物語に手を加えられる事が多いように思います
今回もそう
物語の大筋は変わりませんが、王女様のエピソードが一切なし
宮殿関係者の出演者はおふれを読み上げる兵士二人だけ
「あせ、けえちゃった!」のセリフが無いのは残念でしたが、ミーシャとまま母と姉のエピソードを大切に物語は組み立てられていました
「森は生きている」としては半分、落ちているのですが、一つの作品として十分楽しめました。
広く浅く描かれるよりは、むしろ丁寧に中身の濃い内容になったのでは?
賛否両論ありそうですけど。
だって、宮殿の勉強のシーンや、老兵士の存在、まま母達の宮殿での嘘つき大会、十二月達に翻弄される大勢の人々のシーン(見せ場!!)が、変更やカットになっているんですから。
演出側の熟慮の末でしょう。



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