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投稿日時: 2002/02/23 21:47:59
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『いれかわった鬼の子』を観た!

投稿者: ずっこ
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『いれかわった鬼の子』
劇団シアター2
原作:やまなかひさし「鬼の子ブン」 脚色;渋谷健一 演出:眞田宏一
2002.2.17 11:00
札幌市こどもの劇場やまびこ座

テーマは重いが観て楽しい工夫が一杯の芝居でした

少し早く生まれてしまった鬼の子ブン。
風変わりにも人間の世界に興味を持ったブンは、人間の世界へ。
偶然車の事故で気を失った男の子の体に吸い込まれてしまいます。
気が付けば、人間の男の子として生活することに。
なんと、大金持ちの1人息子で何不自由のない生活、しかしかなり我が儘で乱暴者でした。
ブンはお金に執着している両親や意地悪なお手伝いの中で、唯一優しい心のお手伝いおあきに心を許し、味方しようとします。
時間が経つにつれ鬼の姿に変化していくブン。
鬼の子だという話を信用していなかった周りの人間が目の色を変えてブンを捕まえようとします、金もうけのタネになると…。
ブンは、おあきは、どうなってしまうのでしょう

人形操作をしたり、かきわりの小道具を使ったり、いつのながら思いきった芝居で感心します。
車やオートバイもかきわりで、人間が持って現れます。
カーチェイスも見事!オートバイが自力で立っていました!
途中、何回も入る歌と踊りも楽しく(歌詞が聞き取りずらいところもあり残念)
大変楽しい芝居でした
内容も、人は支えあって生きている、また自分を犠牲にする勇気、なんて感じの難しくて重いものでしたが、客席に伝わったように思います。
最後の方のシーンが、理解は出来るけど、芝居の幕切れとしてはすぱっとしない感はありました

夫婦で頑張っている劇団員が多く、ほんと感心します。
応援しています!皆さん、頑張って下さい!!


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