私の娘がまだ小学校に入るか入らないかの頃、外での遊びから家に帰ってきて、いきなり大きな声で「女の子は勉強しなくてもいいの?」と叫んだ。
私がびっくりして、「そんなことはない。女の子だって勉強しなければだめだ。誰がそんなことを言ったんだ?」と尋ねると、「○○君のママ」という返事が返ってきた。
私はその時の不快感を忘れることができない。自分の子供に言うのならともかく、他人の子供にそれを言うとは!
○○君のママは、自分の息子のために、女の子は勉強しない方がいいと考えたのだろう。私の娘がその後よく勉強したかどうかは別の問題である。
いつだったか学生から聞いた話だが、彼女が郷里に帰って近所のお婆さんと雑談をしていたとき、お婆さんから大学で何を勉強しているのか尋ねられて、それに答えると、お婆さんはそっぽを向くようにして、「まま炊きするのに学問はいらねえ」と言ったという。
その学生は大してそれを気にしていないようだったが、私はしばらく不快感を引きずることになった。
過去においては、女性自身が女性の可能性に枠を嵌めるということは大いにありうることだっただろう。
これらの話が過去の笑い話として受け止められることを願うばかりである。