光洋パラダイス(KOYO PARADISE)は不定期に更新する育児日記(+映画と音楽とMacのお話)です(日付順)

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2005年8月12日(金) 南京町

昨年も行った佐渡裕のヤングピープルズ・コンサート。今年は、大阪いずみホールが満席だったので、神戸国際会館こくさいホールでのステージに行った。神戸まで出かけるついでに海洋博物館に行けたらいいなと思って早めに出かけた。三宮に着いたのは3時すぎ。会場のこくさいホールを確認すべく三宮からぶらぶら歩いていたら、とても海洋博物館に立ち寄る時間がないことがわかったので、南京町をぶらぶらすることにした。まずはお決まりの老祥記の豚まんを頬ばってから記念撮影


その後、ぶらぶらと東西に行き来しながら、食べ物を物色していると、お鍋の取っ手をこすって水を噴き上げているおじさんを見つけて、びっくり。さっそく亮佑と晃志も挑戦させてもらった。「水が噴き上がるのは心が清いからや」というおじさんの言葉に調子づく亮佑だった。つぎに晃志がやってみると水面は微動だにしない。急激に情けない表情に変化するのを見て取ったおじさんが手助けすると、見事に吹き上がった。そして手助けがなくても噴き上げることができるようになり、晃志も満足げ。よかった。


亮佑はいとも簡単に水を噴き上げた

晃志がやっても鍋が揺れるだけ

おじさんの手ほどきでようやく成功

実はこれ、魚洗(ぎょせん)という中国古来のお鍋。取っ手をこすって鍋全体を振動させると水しぶきが上がるというもので、音の正体が振動であることを示す実験としてよく用いられてるらしい。

屋台ではいろんなお店でいろいろと食べるのが楽しいんや、と強引につれ回すパパに、他の3人はちょっと閉口気味。どこかに落ち着いてゆっくり食べたいらしい。ということで、なんとなく「千と千尋の神隠し」に出て来た雰囲気のカウンター席があるお店に入り込む。結局そこでいろいろ注文して食べた。パパ的には、ラーメンの麺が素麺みたいだったのでがっかり。拉麺はやっぱりいわゆる中華麺じゃなくっちゃ旨くない。


食べるとブタになるカウンター席

ブルースリーと一緒に

お腹が膨れて店をでると、晃志がいきなり「あっ!」と叫ぶ。ブルース・リーの等身大人形を見つけたのだ。ヌンチャクや剣をほしがったけど、危ないからといって買ってやんない。どうせ振り回して兄弟で怪我させ合うか、インテリアを傷つけるかどっちかなんだから。それに、どうせ買うんならライトセーバーのほうがいい。

そうこうしているうちに開場時間が迫って来たのでこくさいホールに向かった。

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2005年8月12日(金) 佐渡裕ヤングピープルズ・コンサートVol.7

今年のテーマは「トランペットを吹き鳴らせ×2=!!?」。シエナ・ウインド・オーケストラの演奏に、ゲストは原朋直withブライアン・リンチ・カルテット。開場が5時半で、開演は6時半。

開場から開演までの間に、今年はトランペット体験というのをやっていた。さっそく並んで待つこと10分ほど、お姉さんにトランペットの吹き方を教わる。まずは亮佑。唇を震わせて音を出すんだよと教えられて、それができるとすぐにマウスピースだけで音出し。それができると持ち方を教わり、構えだけは一人前。どうにかラッパの音が出せた。その間、パパは晃志に唇の震わせ方を教えていた。晃志が吹いてみると、亮佑よりいい音が出た。ちゃんとラッパの音に聞こえる。亮佑の音はオナラみたいだったのに。「こうちゃん! 亮佑より上手やん!」とほめると、「才能あるんかなあ」と調子にのる晃志でした。

 
かっこよく吹くトランペットを吹く亮佑      二人とも初めてだが晃志のほうがいい音がした

ママ「こうちゃん、トランペット上手に吹けたねえ」
晃志「あれはラッパっていうねんで。トランペットは伸ばしたり縮めたりして吹くやつやん」
ママ「それはトロンボーンっていうの」

パパがトランペットのことをラッパと言っていたので、トランペットとラッパが違うものと思ったらしい。それとパパが吹いてた楽器がトロンボーンだったのと混同したのだろう。

今回のコンサート、子供たちにはオマケとしてカズーという楽器がついてきた。口にくわえて声をだすと、ブーブーという音に変わる楽器。おもしろい。開演前にはあちこちでブーブー音が聞こえまくる。使い方の説明書はついてなかったのに亮佑はいきなり音を出せるようになった。パパが鳴らそうしても音が出ないので、亮佑が「声だすねん」と教えてくれる。あとで、プログラムをみると、そこに鳴らし方が書いてあった。


カズー(PowerBookの上です)、太い方をくわえる

カズーは自分で音程をとって歌うだけでいい。歌声は聞こえずに笛の音に変わる(ダースベーダーのヘルメット型ボイスチェンジャーと似てるなあ)。簡単なので誰でも演奏できるという訳だ。

さて本番、今回のサブテーマはアンサンブルでした。でも実際にはアンサンブルの妙技というより、ジャズカルテットの演奏スタイルを解き明かすみたいな感じ。順番にソロをとり、アドリブを演奏するカルテットのメンバーとオーケストラの掛け合い。とくに最後の「展覧会の絵」は圧巻でした。

アンサンブルという点では、カズーをつかって会場と一体になって作り上げる音楽には感動。チェロキーという曲のメロディーを客席の聴衆が演奏すると、ホール全体にメロディーが響きわたっていた。それにオケの音が重なっていくと、客席で自分たちが出した音とステージ上の音が混ざり合って一つの音楽となっていく。ああ、音楽って楽しいなあ、と感じる。

「テキーラ」という曲でもみんなでメロディを演奏したり、テキーラ!と叫んだ。手拍子を最初から最後まで延々と続けた「エレガントピープル」。曲が終わると手がジンジンしたが、リズム担当として演奏に参加してた気分になる。アンコールの「マンボ」もそうだ。

アンコールの最後は「星条旗よ永遠に」。演奏したい人は自分の楽器を持ってステージにおいで、と佐渡裕が誘うと、第2部の最初から楽器を出して待ち構えてた子供たちが一斉にステージに集まりだした。もちろん、カズーでも参加できる。亮佑も晃志も行きたがったので、送り出した。2階席だったのでステージまでは遠いが「あわてなくていいから」と言ってくれているので大丈夫だろう。亮佑と晃志が一階客席の通路に見えた頃、ふと気づくと、晃志のカズーはパパが預かっていた。ママがまだ間に合うから届けてあげてというので、パパは慌てて階下におりてステージ前にいくが、どこにいるのかさっぱり分からない。もうほとんどの子供たちがステージに上がりきっている。

途方に暮れて一階客席通路をうろうろしていると、ようやく亮佑がステージ最前列まで出て来たので、駆け寄って「晃志のカズー」と手渡すと、「晃志は2階まで取りに戻った」という。パパは1階席前方の左側の入口から入ったが、晃志は1階後方出入口から戻ったので出会わなかったのだ。晃志は間に合わないかもしれない。と残念がっていると、客席中央通路を晃志が入っていく。けどまた途中でもどりだす。パパを探しているな、と察して、晃志のところに駆け寄って、亮佑にカズーを渡したことを伝える。晃志は最後の一人としてステージにあがり、亮佑とならんで最前列でカズーをくわえた。

パパは自分の席に戻るタイミングを失い、一階席の出入口で立ったまま聴いた。自分の楽器を用意して来た学生・生徒たちはみんなそれぞれの楽器のパートをちゃんと練習して来ている。それに対して我が子は二人とも「星条旗を永遠に」なんて知っているのか? と思いつつも、実に楽しい「星条旗」。最後まで音楽の楽しさを満喫させてくれました。ありがとう。

ステージに立った晃志と亮佑は大興奮。とくに亮佑は演奏終了後に佐渡裕に頭をなでてもらったのだ。「今日、頭、洗わんでもいい?」などとぬかすのだ。晃志は「佐渡さんの楽屋に行こう!」と言い出す。それだけ佐渡裕を身近に感じたということだろう。なんともうらやましい。僕たちが子供だった頃、こんなに偉い指揮者を身近に感じる機会はなかった。

ロビーではテレビ局が子供たちにインタビューをしていた。それを羨ましそうに眺める亮佑と晃志。スタッフが晃志たちをさけるように他の子供たちにインタビューするので、晃志はインタビューされたかったなあ、と悔しがることしきり。ちょっとママに似てる? 実はこの日の様子は、9月にテレビ放映されるそうだ。インタビューを受けたがったのもそのため。でも二人とも最終的に最前列でアンコールに参加したので、テレビが楽しみ。

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2005年8月16日(火) 愛知博に行って来た

ブログにかくことにしました。

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