光洋パラダイス(KOYO PARADISE)は不定期に更新する育児日記です(日付順)

ページ下 ▼日記一覧 ▼ ▼

2004年4月4日(日) 春期講座テスト

塾の春期講座の最終日のテスト。小学校より一足早く3月から始まっている4年生クラスの、この一ヶ月くらいの復習が春期講座の内容だったらしい。テストはさらにその復習。亮佑の感想は「ちょっとだけでけへんかった」

ということは、かなりよくできたらしい。

to TOPto TOP

2004年4月4日(日) ファックス購入

ファックスを買った。絶対に買うまいと思っていたが、ママが小学校の保護者会のコーラス部の部長になったので、やむなく買うことになった。連絡がファックスで回ってくるらしい。

to TOPto TOP

2004年4月8日(木) 始業式

小学校の始業式は、午前中の入学式が終わってから、午後にはじまる。晃志は2年生なので、新入生歓迎のハーモニカ演奏を入学式後に行うために、朝から入学式に出てから、いったん帰宅して午後からの始業式にでかける。なんかややこしいね。

今年初めて入学式に出なかった、と亮佑が言った。

そういえば亮佑は小学校入学以来、ずっと入学式に出席してきた。最初はもちろん自分の入学式で、翌年は新1年生を迎えるためにハーモニカの演奏をし、昨年は晃志の入学式に家族として参加した。

亮佑の担任だったN先生がどうも2年生の担任になるらしい、という情報を得て、晃志の担任にはなりませんように、と両親で祈った。もしそんなことになろうなら、また「スーホーの白い馬」を無駄に写さないといけなくなり、一家でキレまくるに違いない。またどんなに汚い字をかいても花丸をくれるので、せっかくきれいな字を書き始めた晃志の字が、亮佑のように汚くなってしまう。

さいわい晃志の担任はT先生だったので、家族で胸をなで下ろした。が、教師歴2年目の新人の先生。それはそれで不安材料。

亮佑の担任はベテランのK先生。さっそく宿題がでた。「四年生になって」というテーマで作文してこいとのことらしい。ところが亮佑は作文が苦手。まったく書こうとしない。パパとママが、あれ書いたらこれ書いたらといろいろ言ってみるものの、本人は、よっぽどうまく書こうと気負っているのだろうか、一文字も書こうとしないのだ。何時間も原稿用紙(先生の手作り)とにらめっこしているだけ。

「なにしてんの、はよかきぃーなぁ」というと
「かかれへーん」と言って泣き出した。

やれやれ。

to TOPto TOP

2004年4月19日(月) 晃志の悪い癖

午後から嵐のような雨。以下はママからの伝聞。

晃志にお友達から電話があってお家まで遊びに行くことになった。電話口でふんふんとうなずいていた晃志は、雨の中を出かけて行った。が、しばらくするとびしょ濡れになって戻ってきた。近くまで行ったが同じような名前のマンションと勘違いしていたらしくお友達の家を見つけられなかった。しかも一度行ったことがあるらしいのだか、部屋番号さえ覚えていなかったとくるのでどうしようもない。その後は、出直すでもなく、そのまま自宅で漫画本を読んでいたらしいが、晃志は亮佑と違ってどうも空間把握能力に欠けるようだ。それに人の話をちゃんと聞かない悪い癖がある。お友達からの電話ではきっと家への行き方を説明してたにちがいないのに上の空で返事したんだろうと、ママは推察する。

そうこうするうちに、ママは塾から帰宅する亮佑が心配になってバス停まで迎えにいくことにした。晃志には「もし亮佑から電話があればママのケータイに電話するんやで、ワンタッチダイヤルの1番やで」と言い残してバス停に出かけた。

雨の日はバスが混雑して駅のバスターミナルにはいつもの倍以上の行列ができていることを知っていたママは、1台くらい見送っても当然と思って待っていたが、次のバスでも亮佑はおりてこなかった。心配になって晃志に電話すると、なんと亮佑から電話があって駅についたと言っていたとのこと。ママは晃志に「亮佑から電話があったらママに電話してきてよって言ったヤン」と言って、次のバスには亮佑がのっているだろうと待っていた。しかし亮佑は乗っていなかった。

再度晃志に電話すると、もう一度亮佑から電話があったらしいが、今度は晃志が要領の得ない返事ばかりで、ママは仕方なくもう少し待っていた。ようやく亮佑を迎えたママが事情を聞くと、亮佑は晃志にママが迎えに行ったと言われたので、てっきり車で駅まで迎えにきてくれるものだと信じて、バスの待ち行列を外れてずっと待っていたらしい。しかしなかなかこないので再度電話したら晃志が要領の得ないことをいうので、もういちどバスの行列に加わってバスで帰ってきたということらしい。

ママはパパが車使っているのに車で迎えに行ける分けないやんとあきれたが、それ以上にあれほど言ったのに晃志はどうして電話してくれなかったのかと、腹が立っていた。帰宅して晃志に文句を言うと、なんと晃志はママのケータイへの電話の仕方ががわからなかったのだ!

ワンタッチダイヤルの1番ではなく、普通のダイヤルの1番を押していたらしい。1回目に亮佑から電話があったとき、そうやってダイヤルしたがママにつながらなかった。しかしママから電話があったとき、それを言わないものだから、ダイヤルのしかたが間違いだと気づかない。再度亮佑から電話があったときも同じ間違いをしてママに電話することができなかった。

ママはあきれはてて電話の使い方を改めて教えたらしい。

という話を帰宅後に聞かされて、問題は晃志がワンタッチダイヤルの仕方を知らなかったことにあるわけではないと思った。晃志の悪い癖は、何か失敗したり悪いことをしたときに素直にそれを報告せずに隠そうとすることだ。今回の件は、ママから電話があったときに晃志はママに電話したけどつながらなかったことを報告すべきだった。こうしたけどダメだったと言うべきだったのだ。言えばダイヤルの仕方の間違いにママも気づいたかもしれない。しかしそれを言わなかったから再度同じ間違いを繰り返し、ママと亮佑を混乱に陥れることになったのだ。

もっといえば、ママが迎えに出る前に電話の仕方をちゃんと確認しておくべきだったのだ。漫画本を読むことに熱中していたので、ママの話を上の空で聞いていたのでこういう結果を招いた。

人の話をちゃんと聞かない、言った通りにしない、失敗を隠そうとする、これらは晃志の悪い癖だ。アメリカ初代大統領ワシントンの逸話で、桜の木の枝を折ったのは自分ですと言って正直者だとほめられたというのがあるが、この話、何度晃志にしたことか。でも我が家では正直に申し出ても悪いことだったら怒られることには変わりないけどね。したことを隠そうとしたり嘘ついたりしたときのほうがひどく叱られるのは確かです。

to TOPto TOP

2004年4月29日(木) 晃志の自転車特訓

亮佑は自転車に乗れるようになってからというもの、よく一人で自転車にのって遊びに出かけるが、晃志と一緒に行くときは晃志だけ走っていく。晃志だけ走っていくのは、もちろん晃志が自転車に乗れないからだが、おかげで亮佑はぶくぶく太っているが、晃志はスマートだ。

そこで今日は晃志の自転車乗りの特訓。といってもひさしぶりに乗る自転車なので、まずは掃除と空気入れ。1年くらい乗っていないのではないかと思うほど空気は抜けきっていたし、ハンドル前のかごには虫の死骸が2つも入っていて泥だらけ。なんともかわいそうな自転車。サドルの高さを調整しようとしたが、晃志の股下にあわせようとするとサドルが抜けてしまった。もう晃志には小さすぎる自転車になっていたのだ。とりあえずサドルを最大限にあげて、ハンドルに膝がぶつからないようにハンドルの傾きを調整して練習することにした。

まずは二人だけで近くの公園に行かせてた。亮佑に教えてもらえよ、といって送り出したものの、亮佑がどこまで面倒みてくれるか不安はのこる。

案の定、成果をあげられずに帰宅してきた二人。「乗れるようになるまで帰ってきたらあかん」と言って今度は一緒に公園まで出かけていった。

亮佑のときと違って、晃志はもうすぐ乗れそうな雰囲気になっている。でも課題は以前と同じで、動き始めのペダルの踏み込みが弱いのと、その直後からペダルを回転させることができないという点。右足で踏み込み始めたあと、左足をペダルにのせることができないから、ペダルを回転させることができないのだ。そのため足下ばかりみているので自転車はますます不安定になってしまう。

もっとまっすぐ前をみて、もっと踏み込んで、もっと回転させて!

半ば怒りがこもった大声で励ましながら、背中をおして一緒に走ったりしているうちに、30分もするとようやく自分でこぎだして乗れるようになった。まだハンドルさばきが十分できないが、亮佑が乗れるようになりはじめたときに比べると低速でも安定しているのが特徴。すぐに乗りこなせるようになるだろう。

帰宅途中、アスファルトの道路上で今日の成果を試してみせたら、晃志はヨロヨロとなってこけてしまった。そのさい自転車のハンドル部分で膝を擦って出血してしまった。どっと出血しはじめたので驚いたがすぐに出血はとまった。最後の最後にまったくもって災難でした。

to TOPto TOP

日記一覧 ▼ ▼