黒プリTRPG(仮)セッション#1
「ナデシコ冒険隊最初の依頼」その3



ゴブリン強し!?

洞窟・ゴブリンの住処


GM「ということで、第3ターン終了です。
 次の4ターン目のモンスターの行動宣言ですけど・・・
 ゴブDがAの代わりに出てきます。
 ゴブB、Cはそれぞれアキトとアキに攻撃、
 ゴブリンシャーマンは・・・次は・・・ポイントゲッターに照準かな?(笑)」
ハーリー「ゴブBを殴りますと宣言・・・
 でも僕さっきゴブBを殴ったんでこのターンゴブBから反撃がてっきりあるものかと思っていたんですが・・・。」
GM「えっと・・・済みません、ゴブDがアキト、ゴブBが出てきたハーリーを、ゴブCはアキを殴ります(汗)」
アキ「ゴブCを殴ろう、切り・・・闇姫モード(笑)」

闇の姫モードはアキオリジナルのハウスルール。
本来、攻撃だけファイターレベル1で戦っているアキが1ターン精神点3を消費することによって本来のファイターレベル5で攻撃を行なえるという設定です。
これにより攻撃点と打撃点が+4されることになります(笑)

アキト「ふっふっふ、どーぞかかってきなさい。
「ユリカ、お前の仇はとってやるからなー」
 といいながら、目の前に来たゴブDを叩きます。
「邪魔だ、そこをどけぇ!」と叫びながら(笑)」
ラピス「ゴブEにフォース出来る?
 無理なら前に出てきたゴブDにフォースする」
ユリカ「えーん〜〜
 アキト、私死んでないよぉ。
 ラピスちゃん、痛いのお手当して〜
 と言いながら防御専念しま〜す。」
ラピス「ユリカ、フォース撃つまでちょっと待ってて」←冷たくあしらう(笑)

ハーリー「では攻撃しま〜す。
 という事でゴブBを殴りましょう。今度は流石に外れないでしょうし。
 ・・・え!?
 何故外れる・・・?」
アキ「ゴブB、貴様はやはりグラスランナーだな?
 今、こいつを始末してお前を倒してくれる〜(嘘)」
ハーリー「グラスランナーは敵じゃないですよぅ。」
アキ「いや、ハーリー君に勝てるのはグラスランナーしかいないかなぁ・・・と思って(笑)
 ということでアキもゴブCを殴りましょう
 闇姫モード、1回だけ発動(アックス2H)(精神点−3)
 打撃点7+7=14、防御点5だから・・・
 ダメージ9点!!!
 ゴブC完黙!!
 ・・・さすがレベル5ファイター相当は強いねぇ(笑)」
GM「ではお次・・・
 ラピスちゃん、フォースをどうぞ(笑)」
ラピス「フォース行く!
 うん、ゴブE抵抗出来ない。ダメージは・・・沈んだ?」
GM「えっと・・・
 ゴブリンの精神抵抗が9だから・・・抵抗失敗してるね。
 で打撃点だけど、R10+魔力5ですから・・・
 打撃点9点、ゴブの防御はモンスターレベルだから・・・
 ダメージ7点通りました。ラピスちゃん、ゴブEを完黙〜」
ラピス「ブイ♪」
GM「では、アキト君どうぞ〜」
アキト「とりあえずこいつらを倒さないと、ユリカの仇を取りにいけない!(まだ言ってる人(笑))
 えい!・・・当たった。
 6点通りました。なんか調子いいなぁ。(笑)」
GM「ちくしょう。アキト出目がいいなぁ、なんか、アキトらしくないぞ!(嘘)
 ぐは!ダメージ6点かぁ〜これでゴブDは残り4点〜
 てことで、ゴブリンシャーマンの攻撃です♪
 派手にストーンブラストが回ることを祈ろう(笑)
 アキト君、抵抗して下さい!
 ストーンブラスト!!!」
アキト「来るか!?
 抵抗に失敗すると結構やばいんですよねぇ。
 コロコロ・・・う、抵抗に失敗してる(汗)
 ダメージは・・・8点も喰らった。一気に生命点が半分に。
 いってぇ〜」
ハーリー「アキトさんに8点通って残り8点。こわ・・・(汗)」
アキト「魔力が5だから、抵抗できても結構痛い。ユリカは生命点11しかないし。
 ラピスちゃん、回復してくれるかなぁ(笑)。」
GM「ほぉ・・・
 抵抗できなかったら結構痛いねぇ(ストーンブラスト)
 1回目はユリカ、ラックがあるから、まぁ死なないかな?と思っていたけど・・・
 アキトの生命点が16ってのは結構きついかな?
 ともあれ、ゴブBはハーリーを攻撃しましょう。
 防御ロールしてください、ハーリー君」
ハーリー「よーし、これで当たったら大爆笑。
 ・・・うん、ちゃんと避けてる♪」

ということで第4ターン終了。
このターンで一気にゴブリンの数は減り、残り3匹。生命点4点っていうヘロヘロ状態
ちなみにプレイヤー達は・・・アキトとユリカのダメージのみ。
でもゴブリンシャーマンがいる以上、もう一度ストーンブラストをお見舞いされる可能性は高いわけで・・・

GM「う〜ん、やはり避けられるよなぁ・・・
 ってことで、次はたぶんゴブシャーが狙われるねぇ。
 仕方がないからもう一度回ることを期待して、アキトでも狙う?(邪悪)
 ではでは第5ターン
 ゴブBはアキトを、ゴブDはアキを狙います。
 ゴブリンシャーマンは誰かにもう一発(笑)」

ラピス「では、ラピスは言われたとおりアキトの治療に行く。
 ユリカより近くにいるはずだから」
アキト「ラピスちゃんはユリカと俺の中間点にいるから、二人一気に回復できるのでは? キュアー・ウーンズの射程10m。もしかするとどっちも届かないとか(汗)。
ラピス「届く?<GM
 届くなら二人同時にお手当てする。残り精神力8
 回復には3×2人の6点消費だからできる事は出来るけど・・・」
GM「ちょうど中間ですからギリギリ両方かかります。
 やっちゃって下さい♪」
ラピス「じゃ、する♪」

アキ「向かってくるゴブを・・・殴るしかないかぁ
 アキト君がゴブシャーに挑む?
 おいしいところ取られたなぁ」
ハーリー「僕はゴブBに攻撃と宣言。
 アキさんの前には誰もいないからゴブリンシャーマンの所へ行ける?」
アキト「アキさんはシャーマンの方に行ってもらった方がありがたいですね。
 ゴブDより先に行動できるから、前をふさがれないし。
 アキトはゴブDを攻撃。回復が出来ないなら、抵抗専念しようかと思ってましたけど(笑)」
アキ「じゃ、ゴブリンシャーマンを殴りにいこう。
 しとめ損なったらストーンブラスト浴びてね(嘘)」
 というか、誰かゴブDしとめてね。
 背後から狙われるから(汗)
 闇姫+アックス+強打でしとめられる・・・かな?」
ユリカ「ちなみに私は防御専念だからねぇ〜
 誰も聞いてないって?(笑)」



戦闘は一気に優勢に・・・

洞窟・ゴブリンの住処


ということで第5ターン戦闘開始です〜〜

ハーリー「僕はゴブBですよね?
 ・・・なんと無傷のゴブB!(笑)」
 てりゃー!!
 よし!回って13点!8点通って残り生命点4点〜♪」
アキ「続いて・・・アキ、行きます!
 闇姫発動&強打&アックス2H!!!
 えっと・・・当たってる。9点ダメージ!
 惜しい、一撃で倒せなかった(汗)」
GM「ユリカは・・・防御専念だから、
 ラピスちゃん、じゃ、お手当どうぞ。」
ユリカ「・・・・」←一応聞いて欲しかった

回復魔法の使い方ですが、まず成功ロールを振ります。
これは1ゾロしなければ成功。
次に回復ロールをします。二人分
R10に魔力をプラスした値だけ回復します。

ラピス「じゃ、行く。
 回復1はアキト
 回復2はユリカということで行きます。
 これでいいのかな?
 詠唱 2D6 → 5 + 3 = 8
 回復1 2D6 → 6 + 6 = 12 R10+5
 回復2 2D6 → 3 + 1 = 9 R10+5」
GM「アキトは12点・・・全回復
 ユリカは6点・・・こっちも全回復ですねぇ」
ハーリー「うみゅ
 それはアキトさんとユリカさんは全回復ですね。」
ラピス「疲れた。もう魔法は使えない」←精神点残り2点です

アキト「俺の番ですね?ゴブDへ攻撃!」
アキ「アキト君、ゴブDを葬ってね〜
 今、私回避−4なの〜(汗)」
アキト「当たれ!・・・・外した(汗)
 ありゃ。アキさん、ごめんねぇ(笑)」
アキ「こら〜〜」
アキト「でもゴブリンの攻撃点は9だから回避−4でも13。
 アキさんの回避点は8ですから、5以上だせば回避。
 なんだ、余裕じゃないですか(笑)」
アキ「そういう問題じゃないでしょう(汗)」
ハーリー「そういえば・・・ゴブDはアキさんを狙うんですから、アキトに背中を向けてません?回避−4がつくんじゃ・・・」
GM「それは・・・逃げた訳じゃないし、アキさんに頑張って避けてもらいましょう(笑)」

えっと、ここではある程度背中を向けてても回避点を減点にしていません。
というのも、変にこういう回避の減点をつけちゃうと以降、全部敵味方がどっちを向いているのか考えないといけなくなっちゃい、マスタリングに負担となるからです。
アキの様に強打をかけていたり、起き抜けで防御も満足に出来なかったり、逃げ出している状態のように、明らかに防御をおろそかにしている場合のみ回避を減点することにします(笑)

アキト「さっきの攻撃、当たってたら、(クリティカルしてたから)なんとダメージ21点(笑)。夢物語だなぁ。」
GM「そういう大事なところでミスのもアキトらしい(苦笑)
 ではゴブリンシャーマン・・・たぶん最後だからランダムで襲おう
 1ならアキト、2,3ならアキ、4ならハーリー君
 5ならラピス、6ならユリカ・・・
 当たった人、ストーンブラスト抵抗してね
 ・・・1(笑)」

見事にアキトを引き当てました。(笑)
偶然というのは恐ろしい

GM「やっぱり。
 では当初の予定通り、アキト君、抵抗して下さい(笑)」
アキト「抵抗もやっときます。
 だ〜また失敗ー!」
GM「ってことでアキト君、ストーンブラストの洗礼を受けて下さい。(笑)」
ハーリー「・・・また8点通って残り8点に。」
アキト「トホホ」
ハーリー「ところで接敵している状態で魔法って使えましたっけ?」

接近状態での魔法詠唱は特にルールで明記されていませんが、行動を制限されている場合を除きかかると思います。
ただし、次の場合はやはりダメでしょう。
・メイジスタッフを武器落としされた状態での古代語魔法詠唱
 (選択ルールではペナルティーありで古代語魔法を詠唱することは可能です)
・両手を拘束されてしまった場合の精霊魔法詠唱
・呪文を詠唱できない状態にされた場合
 (ミュートなどの魔法にかかっている、組み付きなどで口や喉を制約された)
・現在集中を要する魔法の効果が継続している場合、攻撃されると集中が途切れるので効果が消える

GM「ゴブBはアキトを攻撃します。
 回避して下さい」
アキト「う・・・
 ちょっとピンチかも。・・・よけたよけた」
アキ「回避−4でも当たらないもん〜(汗)
 ・・・危ない危ない」

ということで第5ターン終了
ここまでの戦況は・・・

ゴブA  完黙
ゴブB  4点
ゴブC  完黙
ゴブD 4点
ゴブE  完黙
ゴブシャー 生命3点、 精神3点

アキ  16点  9点
アキト  8点 18点
ユリカ 11点  3点
ラピス 13点 13点
ハーリー14点 13点

となりました。たぶん次のターンには決着が付くでしょう。



最後のターン

洞窟・ゴブリンの住処

と、ここで力尽きてます。
一応ダミーシナリオということで、先の見えているお話だからGMがストーリーのまとめをでっち上げちゃいました(汗)

GM「たぶん、もう魔法も使えないからへろへろになってるね」
ハーリー「じゃ、降伏勧告を出しましょう。精霊語ならゴブリンシャーマンもわかるでしょう。
『これ以上の抵抗は無駄です。おとなしくこの地を出て行きなさい』」
GM「・・・するとゴブリンシャーマンは精霊語でこう言い返しました。
『何を言う!我々はやっとの思いで労せず獲物を得られる場所に辿り着いたのだ!
 豚や羊、人間の子供、これらを死ぬ思いをせずに食べられる場所をみすみす他人に奪われてたまるものか!!!』」
ハーリー「・・・」
ユリカ「・・・って言ってるけど、どうする?アキト(困)」(←ユリカはシャーマン技能も持ってます)
アキト「どうするって言われても・・・どうあってもここから離れるつもりはなさそうだしねぇ(苦笑)」
アキ「・・・始末するしかないんじゃない?」
ハーリー「そんなぁ〜!」
アキ「改心して森の奥深くで野生動物を捕って生活するならともかく、今ここを追い出してもどこかの村の近くで今度は人間の子供とかを襲うよ。
 そうなったら結局は討伐隊が出て退治される運命に遭うだけだと思うけど・・・」
ハーリー「・・・・・・わかりました。」

ということで、説得終了につき、再度戦闘開始。
だが、結局はハーリー、アキ、アキトの3人の攻撃により彼らは倒されるのでした。

アキ「・・・とどめ刺す?1時間後には息を吹き返しちゃうけど」
ハーリー「刺します・・・」

倒れたゴブリン達にとどめを刺していく冒険者達。
ほんのちょっぴり後味の悪いものになりました。



洞窟での後始末

洞窟・残りの通路


GM「じゃ、証拠にゴブリンシャーマンの首を持って帰るとして・・・」
アキ「アキト君、お願い♪」
アキト「うげろぉ〜」
ハーリー「洞窟の奥を探します。何かあります?」
GM「昔の廃坑で使っていたつるはしとかがあります。村の人に返せばお礼を幾ばくかもらえるでしょう(笑)」
アキト「んじゃ、それは後で持ち帰るとして・・・もう一方の通路も調べよう」

GM「では通路の分かれ道まで引き返してきました。左に進むんですね?」
アキ「んじゃ、ハーリー君、お願い、見てきて♪」
ハーリー「え!?僕がですか?」
アキ「だって、目標値14の罠なんて仕掛けた本人以外わかるわけないじゃん」
ハーリー「う!」
アキト「それに忍び足がないとバットを起こしそうだし・・・」
ハーリー「う!」
ユリカ「バットは光を嫌うから暗闇で歩ける人じゃないと・・・」
ハーリー「僕はドワーフじゃありません〜」
ラピス「宝箱があったら開けるのはハーリーの役目」
ハーリー「だから・・・」
アキト「大丈夫。いざとなったらユリカがスリープクラウド飛ばすから(笑)」
ユリカ「アキさん、精神点3点下さい♪」
アキ「えっと、ユリカちゃんにトランスファ・メンタルパワー3点・・・
 うん、成功♪」
ハーリー「・・・行ってきます〜(汗)
 明かりを持たずに、忍び足でバット達を刺激しないように(困)」

では、ハーリー君は頭上をバットに気にしながら恐る恐る洞窟の奥に進んでいきます。
通路の奥にはちょっとした宝石がありました。
ハーリー「もって帰ります」
GM「じゃ、それ以外は結局なにも見つからず、その通路にはバットしかいなかったようです。ゴブリン達もこのバットに手を焼いていたらしく、結局は反対側の通路で我慢していたようですね(笑)」

アキト「じゃ、つるはしとか持って村へ帰りましょう」
ハーリー「罠は解除して♪」



と言うことで事件解決


ということで、ゴブリンシャーマンの首と宝石、つるはしやらを持ち帰って村に帰りました。村の人達は安全になったと大喜び。
持ち帰った宝石とつるはし、それに報酬と諸々併せて1800ガメル(一人300ガメル)と経験点1000点+21点(モンスターを倒した分)を差し上げましょう。


Cast
・アキ EXZS
・アキト 小泉さん
・ユリカ HIRO70さん(その1〜2)、EXZS(その3)
・ルリ EXZS
・ラピス 三平さん
・ハーリー とらいれむさん
・イネス HIRO70さん
・GM EXZS

ルリ役の和也さん、ユリカ役のカバのウィリアムさん
勝手にキャラクターを動かして申し訳ありません(笑)


※注意!:この作品はソードワールドRPGに準拠しておりますが、一部ハウスルールを交えている部分があります。
実際にプレイされる場合は必ずルールブックを参照するようにして下さい。

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