黒プリTRPG(仮)セッション#1
「ナデシコ冒険隊最初の依頼」その2



ということでお待たせの戦闘です!

洞窟・ゴブリンの住処


えっと・・・このパーティー、行動を決めるのと、行動順位を決めるのに結構バタバタしてます。これが一番時間がかかっているかもしれない(汗)
ある程度冗長にならない程度に収録します。
まとまりなさがわかるのも一興かと(爆)

ユリカ「ゴブリンシャーマンは見ればわかりますか?
 知名度判定必要?
 カンタマ準備したい〜」
ラピス「ではラピスはレイピア抜いて戦闘よし、です。
 アキのすぐ側にいます・・・アキのマネをします(笑)」
ハーリー「20m!?一方的に魔法攻撃受ける危険が・・・。
 戦法としては、
 僕が弓攻撃。
 ユリカさんがスリープ・クラウド。
 行動順を遅らせたアキさん、アキトさんの行動。
 ラピスが待機、ですかねぇ?」

アキト「よし、通常移動だと向こうまで届かない。槍を構えて、5m前に移動します。」GM「(先にモンスター側の行動を教えていないのが混乱の原因かも(汗)
 ちなみに、モンスター側は・・・
 ゴブABCが先頭で前進中、
 ゴブDEがその後ろで待機
 ゴブリンシャーマンがさらに後ろで何か呪文を唱えてます」

ユリカ「(距離近すぎ。スリープクラウドは味方も寝る危険性が)
 アキトとハーリー君にカウンターマジック」
アキ「次のターンでゴブに斬りかかりますねぇ(笑)
 お嬢さん方、援護お願い♪
 あっちにはストーンブラストがあるから、
 ユリカちゃん、ボケかまさないでね(汗)」
ラピス「ハーリー君は弓・・・ラピスも弓の方が良かった?
 でも、レイピアで切り込む。ただし、アキと一緒♪」
ハーリー「僕はゴブリンシャーマンに弓攻撃を宣言。
 ゴブリンが盾になっていて当たらないのなら、ゴブリンAに弓攻撃。
 接敵していない今の内にスリープ・クラウドを。
 スリープ・クラウドは半径5mだから敵だけにかけられます。」
ユリカ「はっ、アキも前に出るのですか。
 カンタマどうしましょう。」
ハーリー「もしユリカさんがエンチャント・ウェポンしてくれるなら、行動順0で弓攻撃します。
 あとラピスは前に出られないと思うので、魔法抵抗専念とか?」
アキト「アキさんには(カウンタマジックは)いらんでしょう。(冒険者レベル5だし。まあ、ユリカはそんなこと知らないからやるかなぁ?)」
ユリカ「先に行動決定してからサイコロ振るべきでした。
 行動順と内容、整理しましょう(汗)」

ということで、皆さん整理です。
GM「えっと敏捷度順に行動しますから・・・
 ハーリー君、アキ、ユリカ&ラピス、アキト、それからゴブ達ですねぇ。
 で、ハーリー君とアキ、アキトは近づくだけ、ユリカとラピスはどうします?」

ハーリー「1レベルソーサラーの第一撃はスリープ・クラウドです。」
ラピス「アキは大丈夫(抵抗力大きい)
 気にしないで、スリープクラウドなり、エンチャントのほうが・・・」
ハーリー「個人的にはここは、
 僕の弓攻撃
 ユリカさんのスリープクラウド
 アキさん、アキトさんの前進
 というのがセオリーでしょう。
 僕の弓の方がスリープクラウドより速いので、
 眠った敵を起こさずに済むんですよぅ。
 だからユリカさん、1ラウンド目にはアキさん、アキトさんの攻撃はありません。
 それよりもスリープ・クラウドを!!」(←魂の叫び(嘘))
ラピス「ラピスはアキにあわせてます。そんな訳で前進です」
アキト「じゃあ、まずハーリー君の攻撃か。もう行動宣言しちゃったけど、行動は遅らせること出来るかな?」

ハーリー「1ラウンド目の行動をまとめると、
 僕が弓攻撃
 アキさんが5メートル前進
 ユリカさんがスリープクラウド
 アキトさんが5メートル前進ですね。
 で、ゴブリンシャーマンに射線は通ってますか?」
GM「結構密集しているし暗闇なので当たるのはランダムです。
 運が良ければゴブリンシャーマンに当たります。
ハーリー「ランダムと言うことは密集しているんですね。
 ・・・弓で強打って出来ましたっけ?」
GM「弓矢で強打は・・・出来ないでしょう(苦笑)」

強打とは戦闘オプションで回避−4を犠牲にする代わりに追加打撃点+2かクリティカル−1を得るものです。
ルール的に弓矢で強打が出来ない・・・ってことはないと思うのですが、
個人的に強打はどうしても防御を顧みず決死の打ち込みを行うってイメージが強いんです。
それに飛び道具は防御しなくてもいいケースが多く、それ故に全部強打をやると飛び道具がかなり有利になってしまいます。
それに飛び道具で強打ってのもイメージわかないし、狙撃っていう選択ルールもある分、飛び道具は強いのでここでは飛び道具に対する強打なしにしました。
ちなみに飛び道具の打撃値ボーナスも技能レベル+必要筋力÷6(端数切り捨て)の選択ルールを採用しますので・・・やっぱり強打はないです(汗)

GM「まず1D振って、A〜Eはゴブリン、Fが出ればゴブリンシャーマンということで、 1〜6と考えて下さい。」
ハーリー「強打は無理か。では弓で攻撃。
 乱数 1D6 → 1 = 1
 攻撃ロール 2D6 → 2 + 1 + (+4) = 7 敵回避点10
 打撃ロール 2D6 → 4 + 1 = 5 R18+3、敵防御5
 ・・・いきなり外した〜。(笑)」

えっと、初めての攻撃です。
ここではプレイヤーさん達がどういう風にさいころを振って攻撃しているか見てみましょう。
まず攻撃ロールと打撃ロールを同時に振ってます。
本来は攻撃ロールに成功して命中しないと打撃ロールを振れないのですが、ここでは簡略化のために同時に振っています。はずれれば打撃ロールは無視ですね
ちなみにR18と書いているのはレイティング表18の欄という意味です。
18の欄の5が今回のハーリー君の打撃点になるわけですが・・・
その前に攻撃値が敵の回避力を下回ってます(笑)

アキ「ハーリー君、 残念(笑)」
 じゃぁアキは5m接近します。
GM「ちなみにゴブ達はユリカのスリープクラウドの抵抗にサイコロ振ります。
 激しい物音とかで毎ターン抵抗するはずだし
 そうじゃないと固定値じゃいつまでゴブリン達起きれなくなりますんで(苦笑)」
ハーリー「ゴブリンシャーマンが寝てくれると楽になるんですが」
ユリカ「スリープクラウド、えい♪目標値11!
 みんな寝ちゃえっ!」
ハーリー「ゴブシャーマンが4+2D、ゴブリンが2+2Dで目標値11?
 寝るだろうなぁ。」

はじめての魔法です。
まず魔法はかける側が目標値を決めます。これは魔力(各魔法技能+知力ボーナス)+2Dです。
注意が必要なのはユリカみたいにいろんな魔法技能を持っている場合、使う魔法に属する技能の魔力で判定します。
たまたまユリカは古代語魔法、神聖魔法、精霊魔法ともにレベル1ですが、今回のスリープクラウドは古代語魔法なので魔力はソーサラー技能レベル1+知力3です。

で、魔法にかかる側はその魔法にかかりたくない場合は抵抗を試みます。
これは精神抵抗力+2Dです。
プレイヤーキャラの場合、精神抵抗力は冒険者レベル+精神点ボーナスになります。
ここではモンスターなのでルールブックに明記されている精神抵抗力(かっこ内)のをそのまま使用します。

GM「とりあえず、全員ゴブの抵抗を試みる
 11か・・・きつそう(汗)
 やっぱりユリカの魔力は強いわ・・・
 ゴブリンA 抵抗値6
 ゴブリンB 抵抗値9
 ゴブリンC 抵抗値5
 ゴブリンD 抵抗値13
 ゴブリンE 抵抗値8
 ゴブリンシャーマン 抵抗値10
 ぐはぁ!1匹しか起きとらん!ゴブリンシャーマン、お前抵抗しろよ!!(←血の叫び)
 では、ゴブDだけが起きているということですね。
 ゴブDは次のターンでみんなを必死に起こします。(汗)」

ハーリー「ゴブリンシャーマン、寝とるわ・・・。
 いきなり決着の付いた感があるのですが。(笑)」
ラピス「ラピスはアキに合わせているので五メートル前進。
 してアキのすぐ側♪」
アキト「じゃあ、敏捷度15の状態で5m移動です。」
 抵抗できたのはゴブDだけですか。次のターンでゴブ・シャーマンを起こすだろうな。 その前に接敵して殴れるかな。どうですかGM>」
GM「ラピスは5m接近ね。
 アキトも当初の通り5m接近ね・・・
 アキト、アキ、ラピス、アキトはゴブに15m前に近づいている。
 だからギリギリ殴れるかな?
 ちなみに、ゴブA〜Cに接近できるだけでシャーマンをまたいで通るのはもう1ターンかかると思います。」



全員眠らせたら戦闘終了?

洞窟・ゴブリンの住処


GM「では第2ターンの行動宣言ですが、
 まず、ゴブリン側は・・・ゴブDが親分を起こそうとします(笑)
 ということで皆さん、行動宣言どうぞ」

で、またまた行動宣言ですが、これも時間がかかりました。
結構抜粋・・・というかモディファイしてますが(汗)

ハーリー「ラピスが前衛に出て直接攻撃するんですか?
 接敵状態ではプリースト技能使えませんよ。
 誰も回復できないとあっと言う間にボロボロになりますよ。
 という事で第2ラウンドは僕は前進攻撃でしょうねぇ・・・。」
ラピス「回復は戦闘が終わってからでもよいと思うよ?
 でも・・・今度は考えるようにする」
ユリカ「(うずうず)
 悔しいから、もう一回スリープクラウド飛ばしたら怒る?(笑)」
ハーリー「接敵前に弓でもっぺん射るかな?
 アキさんが行動順を遅らせれば、スリープ・クラウドをかけられますし。」
ユリカ「5メートル……間に合いますね、スリープクラウド……」

アキ「・・・ゴブAを殴ります。クラウド飛ぶなら行動遅らせるけど。
 ユリカ君、雲飛ばすのはいいけど・・・1匹眠らせるだけで、他のゴブはまた抵抗ロールするから、精神点無駄遣いになる可能性が高いと思うなぁ」

たぶん、アキ達が近づいてきているからどっちにしても目覚めるような気がします(笑)

ハーリー「第2ラウンドでユリカさんが何をするか分からないと、
 僕の行動が決められないのですね。
 スリープ・クラウドを飛ばすのであれば弓で射るし、
 エンチャントが飛ぶなら行動順0に遅らせて殴りに行きますし。」
アキト「とりあえず15m移動します。行動順は遅らせません。」
ハーリー「アキトさんは前衛のABCには殴れますよ。
 ゴブリンシャーマンは後衛にいましたからねぇ。」
ラピス「二ターン目ですか。ラピスは眠っているゴブリンの止めさします
 それとも戦闘ですか?」
ハーリー「眠っているゴブリンに攻撃して、1撃で決まらないと起きてきますよ?」
GM「状況整理します。
 1ターン目は残り5mみんな近づいて終わり。
 で2ターン目をどうするかですが・・・
 まず3人しか近寄れません。
 だからアキとラピスとアキトがダッシュするならハーリー君は接近出来ないかな?
 どうします、ラピスとハーリー君
 でもどちらにしてもまずはゴブA〜Cしか殴れません。」

で、結局眠ったゴブリンに対してどうするかで論議が紛糾。
まずはユリカがどうするか。
ハーリーはエンチャント・ウェポンもらえれば接近したい模様、でなければもう一度弓で攻撃。
でもユリカはアキトにカウンターマジックかエンチャント・ウェポンをかけたい様子
でもゴブDを一撃で倒さない限り次のターンでゴブ達が起きるので忍び足で近づいてもあまり意味がないし・・・
で、ラピスは結局殴りに行くのを諦めて弓矢に切り替え

ちなみに
眠ったままなら、1ゾロ引かない限りあたり必ず攻撃はあたり、クリティカルヒットが−1になります。
でも誰かが攻撃したらそいつは起きるし、戦闘がそばで発生すればゴブリン達は毎ターン眠りから起きるための抵抗ロールを開始します。

でも起きた直後は次のターンにしか行動が出来ないし、直前まで寝ていたゴブは回避−4・・・ってことにしました。

で、いろいろ話し合った結果・・・

GM「まとめると・・・
 ゴブDを眠らせない限り親分を起こすので第3ターン目にはゴブリンシャーマンが魔法を飛ばします。
 忍び足でもゴブリンシャーマンには届かないでしょう
 ってことで、
 ハーリー君はまずランダムに弓矢でアタックして
 ラピスもランダムに弓矢で攻撃して
 ユリカは・・・アキトにエンチャント・ウェポン・・・
 アキトさっさと近づいてゴブリンAを殴り
 アキは行動順位を0にしてアキトの後からゴブリンBを殴る
 ですね?」

ハーリー「ではランダムで弓攻撃〜。
 ゴブリンDに2点のダメージと出ました〜」
ユリカ「さあアキト、ゴブリンなんて一撃だね♪」
 エンチャント・ウェポン♪ 達成値15!
 うん成功♪」

エンチャント・ウェポンは武器に魔力付与して打撃力+5します。
抵抗はしないので、1ゾロ引かなければ成功します。
(ということで無駄に達成値が高い(笑))
・・・そういえばこの魔法、射程が10mですねぇ
アキトが敵に接近する前にかけたのでセーフですが、アキトが接近してからではかけられないところでした(ユリカの立ち位置から敵まで20mあるので(汗))

ハーリー「ちょっとGMに質問。
 ゴブリンシャーマンはファイア・ボルトをかけるためのたいまつか何かを持っているんですか?」
GM「持ってません。
 ゴブシャーはストーンブラスト打つつもりでしたから(笑)」

ラピス「では、持ち替えて弓で攻撃!
 コロコロ、ゴブリンEに・・・
攻撃ロール 2D6 → 4 + 2 + (4) = 10 敵回避10or11−4
打撃ロール 2D6 → 5 + 4 = 9 R13+2 敵防御5or6」

(後から改めてなんだけど・・・)ラピスのは場合、追加ボーナスはファイター1+必要筋力8÷6なので+2です。
ということで打撃点は7、ダメージ2点でした。

アキ「あれ?ラピスちゃんクリットしてる」

そう、攻撃したのは寝ているゴブリン。
寝ている相手にはクリティカル−1となります。
ということは本来打撃ロールで10出ればクリティカルなところが9でクリティカル攻撃が成立します。

ラピス「本当だ。もう一回さいころ振れるのね?
 ころころ・・・ダメージ6点♪」

アキト「おお、凄い!では、アキトの攻撃。
 アキトの攻撃はゴブAに9点通りました。これで残り3点!」
ユリカ「基本的に、ユリカはアキトの言うこと聞きます。
 3ターン目に魔法援護欲しい人は、アキトを説得しましょう(笑)」
アキト「ユリカ、他の人もちゃんと援護しろよ?
 (といってももう精神点がないか(笑))」
 あとは、ゴブの行動をやって、最後にアキさんですね。」
ハーリー「えーと、ユリカさんはここまで9点使っているので残り精神点は6点。
 エンチャント・ウェポンの精神点消費は3点だから大丈夫です。(笑)
 ユリカさん、僕のショートソードにもエンチャント・ウェポンを〜」

と、ここで眠らされていたゴブリン達が戦闘の音で起きようと試みます。
抵抗の仕方はさっきと同じ、さっきユリカが出した目標値11を上回れば起きます。

ゴブリンAはアキトに攻撃されて自動的に起きました。
ゴブリンBは達成値11を出し見事起きました。
ゴブリンCも達成値12を出し起きました。
ゴブリンEはラピスの攻撃で起きました。
そしてゴブリンシャーマンはゴブリンDによってたたき起こされました。

で、行動順位を0に遅らせていたアキの攻撃です。

アキ「じゃ殴ります!
 ではではゴブCへ強打あり(追加ダメージ+2)、切りで殴る!
命中ロール 2D6 → 2 + 3 + (+3) = 8 敵回避10-4
打撃ロール 2D6 → 6 + 1 = 7 R25+3(+2) 敵防御5
打撃ロール(C) 2D6 → 2 + 2 = 4 」

ちなみに、アキの持っているハルバートはいろいろな目的で使えます。
アックス2H相当、スピア2H相当、ウォーハンマー2H相当です。
ここではアキは切り(アックス相当)を宣言してますので、クリティカル11に減る代わりに打撃力が必要筋力15に+10します。

アキ「当たった(回避−4のゴブをはずしたら大笑い(笑))
 打撃点11だから・・・6点通ったねぇ♪
 ゴブC残り6点」

ということで第2ターンが終わりです〜



飛び交う魔法

洞窟・ゴブリンの住処


GM「第3ラウンド開始ですが、生命点が
 ゴブAが3、ゴブBが12、ゴブCが6、ゴブDが10、ゴブEが6、
 ゴブシャーマンが12の生命点でみんな起きてる。
 で、こっちの損害は無くて、ユリカの残り精神点が6点ってところです。
 モンスター達は
 ゴブA〜Cは頑張ってアキトやアキを殴る!
 ゴブD〜Eは死んだ奴の後に入るのに待ちかまえてる
 ゴブシャーはもうスリープクラウド食らうのがこりごりなのでユリカをねらう(爆)
 では皆さん行動宣言をどうぞ〜」

ユリカ「ハーリー君にエンチャント・ウェポンです♪」
アキト「ゴブAを攻撃。それだけです。」
ハーリー「行動順位0にしてユリカさんからエンチャントもらった後にゴブBを攻撃します。」
アキ「・・・引き続きゴブCを攻撃します(笑)」
アキト「ラピスちゃん、フォースを使ったらどう?ラピスちゃんは魔力高いし。
 でも射程10mだから、ちょっと近づく必要があるけど。」
ラピス「そうする」

ということで第3ターン開始〜〜♪
ちなみに第3ターンからはGMがユリカをやってます(汗)

アキ「ハーリー君は行動順位遅らせるのね?
 じゃぁ私は素直にゴブCを普通に切ります・・・って
 当たってるけど出目が悪い!ダメージ通らない〜(泣)」
ラピス「では、勧められたフォースを使うけど・・・
 射程が足りないので10mまで前進する」
ユリカ「ではハーリー君にカンタマ・・・じゃなくてエンチャント・ウェポン(笑)
 抵抗しちゃダメだよ
 これで私は使い物にならなくなりますよ〜♪
 コロコロ、うん、もちろん成功♪」
ハーリー「ユリカさんの精神点、あと3点残っていますよね」
アキト「ハーリー君、気絶するまで使わせる気?(笑)
 そういえば・・・対象を拡大して、2ターン目で二人同時にエンチャントする事もできた気もするけど(汗)」

えっと、魔法を使うためには精神点を消費しなくてはなりません。
ユリカの残り精神点は3点、つまり3点の魔法を使ってしまうとユリカの精神点は0点になってしまいます。
で、使い切っちゃうと気絶しちゃいます(笑)

あと、対象の拡大という言葉がありますが、魔法は精神点をさらに費やすことによりその効果を広げることが出来ます。
アキトが行ってるのは同時がけで、2倍の精神点を消費すれば二人同時に魔法をかけることが出来たのですが・・・(汗)

アキト「ユリカは発動だけだから、俺の攻撃、いきます!
 当たってる。よし9発通ってゴブA死亡!
 ああ、ようやくまともに攻撃が当たった!!」

GM「現状は・・・
 アキがはずしてゴブCにダメージなし、
 ラピスが2〜3mばかり進んでゴブを射程に納める
 ユリカのエンチャント・ウェポンがハーリーにかかる
 アキトがゴブA完黙
 でゴブリンシャーマンの攻撃だけど・・・
 ストーンブラスト、目標はユリカ!(笑)
 食らえ!!!」
ユリカ「え!?
 て、抵抗します〜(汗)
魔法抵抗ロール 2D6 → 4 + 2 + (+4) = 10 敵魔法強度12
打撃ロール 2D6 → 4 + 3 = 7 R20orR0
 ・・・って、抵抗失敗!?
 でもユリカ、ラックかかってるから、抵抗出来ちゃうんね♪」

さて、ユリカはチャ・ザーのプリーストなのでラックという魔法が使えます。
これは一度かけると眠るまでの間、1回だけ失敗した抵抗ロールや回避ロールを成功に変化させることが出来ます。
「なんかしらないけど、ラッキーで助かっちゃった♪」ってやつです
で、ユリカは毎朝「今日もいいことが起きますように♪」って既に精神点1点を余分に引いてるんです(笑)
ってことでユリカの防御ロールはR0(7)+5=打撃点7、防御は冒険者レベルのみですから、ダメージ5点を受けたことになります。
(ちなみに抵抗に失敗してたら8点のダメージを食らうところでした)
ユリカ「イタタ〜ラピスちゃん、お手当お願い(泣)」

GM「引き続き、ゴブリン側の攻撃です。
 ゴブBが殴ります。
 アキトさん、回避ロールと防御ロールして下さい。
 ゴブBの攻撃値は9点、打撃値は7点です」
アキト「では・・・
 うん、回避値15、思いっきり避けてる(笑)」
アキ「アキト君にしては出目がいい(笑)
 私はゴブCからの攻撃ね?まぁ当たらないと思うけど・・・
 うん、避けてる。避けるのはいいけど、体なまってるのかしら(汗)
 ということでゴブCの攻撃を防ぎました(笑)」
GM「なんかアキトの出目がいいなぁ〜
 じゃ、(行動順位を遅らせた)ハーリー君、どうぞ」

ハーリー「次は僕の攻撃ですね。
 エンチャントありでゴブリンBに攻撃。
 ・・・すかっ!?」
アキ「おお、敏捷度21のシーフ2の攻撃を避けるゴブB!
 ひょっとしてグラスランナーか、貴様!(笑)」
アキト「おや?
 ハーリー君が外してる・・・珍しいなぁ。アキトに運を取られたか?(笑)」


※注意!:この作品はソードワールドRPGに準拠しておりますが、一部ハウスルールを交えている部分があります。
実際にプレイされる場合は必ずルールブックを参照するようにして下さい。

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