黒プリTRPG(仮)セッション#1
「ナデシコ冒険隊最初の依頼」その1

まずは本シナリオの前にダミーシナリオをやって時間と感覚を掴もう!って事だったんですけど、みんなWEB上で初めてのTRPG(というかSWすら初めて?)ということで手こずる手こずる(苦笑)
とりあえず、タイムラグで発言が前後する事もしばしば。
でもなるべくキャラらしくない口調は改めたり、矛盾なく話をつなげてみましょう(笑)

ちなみにルリ役の和也さんが風邪でダウン、ユリカ役はHIRO70さんが代役されました。



事の発端はやはり彼女達の料理だった(笑)

オラン近くの村・宿屋


えっと、オランから少し離れた小さな村で逗留していたナデシコパーティーご一行。でも、何を思ったか、女性陣が料理を作りたいと宿の調理場を占拠して料理を作り始めたのが運の尽き(笑)
結局、宿の調理場を10日間使えなくしてしまいました(笑)

宿屋の親父「営業できなくなった10日間の宿代、1泊50×5部屋×10日分として2500ガメルを請求する!」
とプンプンでした。
もちろん持ち合わせのない赤貧パーティーは体で払うことに。
仕方がないので宿屋の主人は

「近くの洞窟にモンスターが現れて困ってるから、そいつらを退治してくれたらロハにしよう(苦笑)
とりあえず場所と詳しいことは自警団に聞いてくれ」
ということになりました。



誰を人質にするかでもめる図(笑)

オラン近くの村・宿屋


GM「掛け持ちされたい方はどうぞ♪
 誰もされない方は宿屋の親父が人質にします(笑)
 まぁユリカを連れていかないとソーサラー1が使えないけど(笑)」
 ※この時点でユリカとルリのプレイヤーがいらっしゃらないので、誰が抜けてもいいように人質にしてしまうという目的の為にこういう台詞にしました(汗)
 結果的にはユリカ役をHIRO70さんがやられ、ルリはGMがお留守にさせることに。

ラピス「ラピス悪く無いもん」
アキト「いったい何を作ろうとしたんだ、ユリカ達・・・」
ハーリー「あう・・・。
 仕方ないので自警団詰め所へ向かいましょう。
 モンスターが何かは分からないと危ないですし、どんな悪さをしているのかも分かりませんから」

GM「誰か、人質おいていきますか?
宿屋の親父「お前ら食い逃げするんじゃないだろうなぁ・・・」
って疑ってます(笑)」

ユリカ「アキトっ、まさかわたしをおいていくつもりなのっ!」
アキ「私が残っていようか?」
ラピス「アキが残るのならワタシも」(笑)
ハーリー「ソーサラーは絶対に居ないといけませんよねぇ。」
アキト「うーん、有り金全部置いてく、ということで駄目ですか?」

全員分合わせても2000ガメルもない気が・・・。

宿屋の親父「(それじゃ)そこのコックの出来そうなの、2ヶ月ただ働き(笑)」
ハーリー「何人かでひとまず自警団詰め所に行って、モンスターについての情報を聞いて、それで誰を宿に残すかを決めましょう。
 では、自警団詰め所で説明を聞いてくる間、アキトさんにお願いしましょう。
 説明を聞くときにはセージ技能が要りますし。
 実際のモンスター討伐ではアキトさんがもちろん居ないと困りますけど・・・
 説明を聞いてくる間だけお願いします」

会話が前後しながらもセージ技能を持っている人はとりあえず自警団の詰め所に向かうことになりそうです。

GM「えっと・・・ルリちゃんも居残りでいい?」
ルリ@GM「仕方がありません。私が残りましょう。
 一番破壊したユリカさんに残っていただいて被害が広がっても仕方ありませんし・・・
 まぁ片棒を担いだ責任も否定できませんから」
ユリカ「うっ…… それって、さりげにわたしのこと責めてるんじゃ……」
ハーリー「ルリさんもセージ無いなぁ。
 でも僕がルリさんに残れとは言えないし〜。(笑)」

ユリカ「基本的質問。いま、何処の街ですか?」
GM「とりあえずオランの近くの村です。(ダミーシナリオなので)名もない村です。」
ユリカ「オランだったら、いくらでもお父様に払ってもらえたのに・・・
 アキトが残るんだったら、わたしも残る〜〜」
ラピス「わがまま言わない」

いや、ラピスちゃんもアキが残れば行かないと思うけど(笑)



やっぱり最初はあのモンスター

オラン近くの村・自警団詰め所


GM「ということで、アキトとルリを人質(笑)にして自警団の詰め所にきた。」
アキト「わかったよ。皿洗いでもやってるから、早く戻ってきてね」
ユリカ「聞き込みはみんなに任せて、私はアキトと一緒に皿洗いしましょう♪
 あっ、手がすべった――ガッシャーン!!」
ハーリー「ユリカさんが来ていないっ!!
 説明を聞いている間だけなんですから、ユリカさんも一緒に来て下さいっ。
 (被害拡大するし)」(←ハーリーがユリカを引きずっていきます。)
ユリカ「あうう、アキト〜〜 わたしがいなくても、くじけないでね〜〜」
ルリ@GM「ということでアキトさんと一緒に宿屋でお皿を洗ってます♪」

えっと、ハーリー君はセージ技能保有者を引っ張っていく事にこだわってますが、これはSWではモンスターの名前を聞いても判定失敗したら正体が何かまったく分からないからなんです。
モンスターの名前や特徴を聞いてその正体を知るためにはセージ技能の怪物判定のスキルが必要です。(ないと平目でサイコロを振る必要があります)
誰も判定に成功しないとたとえプレイヤーさんがモンスターの知識があってもプレイヤーは知らないことを前提にお話を進めないといけないんですね。

GM「ということで詰め所に来たのはアキ、ラピス、ハーリー、ユリカでOKですね?」
自警団の親父「なに、あんた達が廃坑のモンスターを倒してくれるのか!助かるなぁ」
といって手放しで歓迎してくれます。」

ハーリー「廃坑のモンスターによる被害を聞きたいんですが」

自警団の親父「最近近くに住み着いて村の家畜を時々襲うんだ。
 恐くて子供を外に出せやしない(困)」

ハーリー「(よし、これでセージ技能を持っている4人が居ますよね。)
 それで、そのモンスターって何なんですか?」

GM「では自警団の親父はこういいました。
自警団の親父「モンスターは数匹いる。住処は廃坑の中だから一度自警団で退治しようと したけど、結構手強くて帰ってきた。
 モンスターがなんなのか・・・わからないんです。うちら学がないので(汗)。
 ただ、人型みたいなのではあった。でも暗闇で頭上から襲われたりもしたなぁ」
とのことです。
ってことで、皆さんセージ技能判定をどうぞ。」

ちなみに怪物判定はセージ技能レベル+知力ボーナスです

ハーリー「セージ判定〜。9です 」

ユリカ「アキト、ルリちゃんと浮気してないよね・・・8(笑)
 はうぅ〜うわのそらで振ったとおりの出目が……」
ラピス・ラズリ「とりあえず話を聞いてます。聞いてわかるかどうか?
 13です」
アキ「ああ、あれねぇ・・・」←アキはブラインドで振りましたが、6ゾロでした(笑)

このとき、3匹のモンスターの判定を行いました。
ゴブリン、バット、ゴブリンシャーマンです。
知名度がそれぞれ5、5、10です。
皆さんの達成値がこれを上回っていればモンスターの事を知っていることになります。

GM「話を聞いていると全員、それがゴブリンとバットがいるらしいことはわかった。
で、ラピスはひょっとしたらゴブリンシャーマンあたりがいるかもしれないとうすうす感づきました(笑)」

ラピス「ねえアキ、ゴブリンシャーマンいるかも知れないね」
アキ「ゴブリンシャーマンか・・・精霊魔法レベル3が飛んでくるかもねぇ〜」
ハーリー「モンスターが何か分かった後、廃坑の場所と廃坑の内部を聞かないと。」

GM「では・・・
自警団「廃坑は少し歩いた裏山にあります。
 大体内部は入ってしばらくすると二股に分かれてます。
 どちらかの穴は空から何かに襲われます。
 私達はそいつらに襲われて這々のていで帰ってきました(汗)」
・・・どうもどちらかはゴブの住処でどちらかはバットの住処みたいです。」
ユリカ「日帰りできる?お弁当いるかな?」
自警団「出来ますというか、半日もかかりません。遭難しない限り(笑)」
ユリカ「ゴブリンくらい、アキトが軽くやっつけてくれます。
 アキト迎えに戻りましょう」

GM「宿屋に戻った一同はアキトとルリに事実を告げます。
「かくかくしかじか」(笑)」

ラピス「(パーティのメンツみて不安を覚えるが・・・)
 でもアキがいれば大丈夫だね」だきだき(笑)
アキ「まぁ・・・たぶんね(苦笑)」(そういって冷汗をかきながらラピスを撫でてる)
ユリカ「大丈夫っ、わたしとアキトがいれば、ゴブリンでもオーガーでもひとひねりよっ♪(根拠無し)」

ハーリー「恐いのはバット・フィーバーですか。
 アキトさん連れて5人で・・・って、そうだ。
 ユリカさん、賢者の学院の幹部の一人娘ですよね。
 身元を証明できる物を持っていませんか?
 身元を証明できる物があれば、人質無しの6人フルで行けるかもしれませんので。逃げたらユリカさんのパパに請求という事で。」
ユリカ「うーん…… お父様特製の『メイジスタッフ』に付いてる髭マーク……
 オランなら有名なんだけど」
GM「全員いってもいいけど、誰かルリ役してね♪
 身元を保証するのはおいていってもいいけど・・・(メイジスタッフ?)
 たぶんそれユリカの身分証明書だからバックれると学院に入れなくなると思う。
 んで、ユリカパパはいくら親ばかでもそういうことにお金は出してくれないと思う(笑)」

とここで報酬と経験点についてプレイヤーさんレベルで質問がありました。
報酬はダミーシナリオということで当初はゼロということで考えてました。
(だから最初に宿屋の賠償金を設けておいてプラマイゼロにするはずだったんですけど)
ほぼフルメンバーになっちゃいましたし、そうなるとちょっと張り合いがないかなぁ〜ということで、プレイヤーさんとのお話し合いでいくらか経験点と報酬を上げることにします。

GM「経験点は規定通り1000点、報酬は賠償をさっ引くと実入り1500ガメルとなります。
 (一人250ガメルか・・・ちょっと少なめですねぇ)
 まぁ後で少なければあとで色を付けましょうか?」
ハーリー「では報酬と経験点は後で考えましょうか。
 パーティ編制は、アキさん、アキトさん、ユリカさん、ラピス、僕と。
 洞窟の幅は何人分くらいあるんですかねぇ。」
GM「それほど狭くもなく、それほど広くもなく、大体3人が戦えるぐらいです
 ・・・って自警団の人が行っていたような気がします」



廃坑へ向けてゴブリンの足跡を追跡する

廃墟へ至る道


ってことで、ルリが残ることになってパーティーは廃坑に向かいました。

GM「じゃルリちゃんはお留守番してます。
ルリ「アキトさん、浮気したらお仕置きですからね・・・」
というセリフを後に一同は出発。」

アキト「じゃあ、早速行こうか。隊列はどうする?一応、『足跡追跡』できるけど」
ユリカ「大丈夫です、アキトがいれば(やっぱり根拠無し)
 ルリちゃん、おみやげ待っててね(笑)
 メイジスタッフは置いていけません(汗)」
アキ「まぁ、メイジスタッフを置いていくのって、ユリカ君をおいていくのとあんまり変わらないけど(シャーマンもプリーストも既にいるし(汗))
 一応足跡追跡してみる?
 たぶん廃坑に続いていると思うけど」
ラピス「ラピスは、すぐ近くにアキがいればこだわらない。前でも後ろでも」
ハーリー「洞窟に着くまでは僕とアキトさんが調べながら進んで、
 洞窟の中では僕とアキさんとアキトさんが前ですね。
 不意打ちや罠は警戒するに超したことは無いでしょう。
 それに実はもう1箇所ねぐらがある可能性もありますし」
アキト「うーん、入り口まではやらなくても良いと思いますけど。ゴブリンって夜行性でしたっけ?入り口付近で、廃校内にいるかどうか調べれば良いんじゃないッスか?」

GM「んではアキト君は足跡追跡しますよね?
 じゃレンジャー+知力で判定して下さい。」

足跡追跡はレンジャー又はシーフ技能レベル+知力ボーナス+2Dででた達成値をGMの持っている目標値と比較して上回っていれば追跡成功です。
もちろん、目標値を知っているのはGMだけなのですが・・・

この時、GMは難易度4として判定しました。
難易度を設定すればこの値に2Dをプラスした値が目標値になります。
つまり、難易度とはプレイヤー側のボーナス点(技能レベル+能力ボーナス)と等しい場合、五分五分になるように設定されています。
ここでは単純にGMとアキト達のさいころの振り合いになるのですが・・・

アキト「ハーリー君の言うことももっともか。じゃあ、足跡を調べてみようか。
 てい!・・・って6!
 うっ・・・全然分からない(汗)。
 ハーリー君もやってみてくれるかい」

ハーリー「僕も出来ますよ。<足跡追跡
 しかも基準値が高いし。って9です
 でも・・・6と9って平目とほとんど変わらないですねぇ。(笑)」

GM「(えっと・・・実は難易度4だけど、GMの出目が悪かった(泣))
じゃぁハーリー君には何とか残っている足跡を見つけました。
でも教えて貰った廃坑に続いているぐらいの事が何とかわかった程度です。」
ラピス「これを教訓に、ラピスもレンジャーになる?」

案外軽視されがちなレンジャー技能
目立たないですけど、こういうアウトドアなどに有利な技能があるんですねぇ。



洞窟に恐る恐る入ってみる

廃墟の洞窟


GM「ってことで廃坑に向かいますよね?
 一応そのまま足跡をたどると廃坑が見えてきました。」

ハーリー「では・・・たいまつにしましょうか、ランタンにしましょうか。
 ファイア・ボルトを使う機会があるなら、たいまつですが。」
アキ「でも、変にたいまつがあると・・・敵にファイヤーボルトを打たれない?(苦笑)」
アキト「カンテラでも撃てますよ。一発でカンテラが壊れますけどね」
ラピス「ルリが居ないなら、たいまついらないかもね」
ハーリー「まあゴブリンシャーマンはファイアボルトを使う為に火を用意しているでしょうし。
 ・・・ランタンにしましょう。」
アキト「じゃあ、アキトはカンテラを用意します。
 ちなみに、右手には槍をもってて、戦闘時は両手持ちで戦うつもりです。そうしないとろくに当たらんから(笑)。」
ユリカ「ライトはもったいないかな。
 じゃ、アキトの代わりにカンテラ持つね」
アキト「うーん、ユリカに持っててもらったほうがいいかなぁ。じゃあ、ユリカにカンテラを渡して、槍を握りしめつつハーリー君の少し後ろをついていこう。
 罠は任せたよ〜」

ここでみんなランタンにするかたいまつにするか悩んでます。
これはルリやハーリーにユリカ、それにゴブリンシャーマンが使う精霊魔法の為です。
精霊魔法は近くに精霊がいないとその種族の魔法が使えません。
つまり火の気がないとファイヤーボルトという魔法が使えないのです。
だからたいまつを持つということはファイヤーボルトがこの先使うかどうかを考えていることになります。
でも精霊魔法レベル2のルリはこの場にいなく、他の者たちはレベル1です。
対して効果もないと思い、彼らはたいまつではなくランタンを選びました。

洞窟の中だとたぶん風も吹かないので風系の魔法も使えません。
結構シャーマンにはおもしろくない舞台ですね。

ハーリー「 念のため、洞窟の入り口をのぞき込んで、センス・オーラとインフラビジョンを試しときます。」
GM「洞窟の中には火の精霊と風の精霊はいなさそう。水もいないねぇ。ノームはいそう。」
ラピス・ラズリ「(『スネア』某エルフがいたらやりそうですね(笑))
 ラピスはレイピアをいつでも抜けるようにしてる」

アキ「そう言えば、ユリカ君って・・・ラックかけてるよねぇ」
ユリカ「えっと・・・かけてます」
アキ「じゃ、ユリカ君はそういうことで(精神点−1)。
 先頭はアキト君とハーリー君お願い〜。
 私はお姫様達の護衛ということで♪
 ちなみに足跡追跡も忘れずに〜」

GM「ってことである程度進む度に足跡追跡して下さい〜」
ハーリー「洞窟には罠は無さそうですけれども」(←時々センス・オーラとインフラ・ビジョンを使いながら警戒しながら進みます。)

GM「じゃぁ、突入ですね?
 入り口に誰もいないことを確認して洞窟の中に進入する。
 一応隊列は?」
ハーリー「えっと・・・
 先頭は僕で
 前衛アキさん、アキトさん
 後衛ユリカさん、ラピスですね」

GM「ではでは二股のところまで40m、
 10m毎に足跡追跡を行って下さい。
 目標値は10、二人とも失敗した時点でゴブリンの足跡を見失います」

アキト「じゃあ、とりあえず一回。別れ道に来るまで必要ないかと思っていたけど、そうでもないか。修正はなしですね?・・・12」
ハーリー「10m目、8。
 20m目、16。
 30m目、8。
 ・・・いきなり1回目から失敗しております(笑)」

でもアキト君が10m目は成功しています。
で、代わりに次はハーリー君が成功
それで・・・

アキト「あ、(ハーリー君)足跡3回目で失敗してますね。じゃあ、アキトが。
 30m目 14
 40m目 6・・・あれ?」
ハーリー「では40m目 10〜」

GM「では、二股のところまで足跡が見えたけど、
 どちらかにいったまではわからないなぁ(汗)
 せめて11あったらねぇ(苦笑)」
アキト「おお、成功してる。でも、どっちに行っても後ろから選ばなかった道の奴らが襲ってきそう。」
ユリカ「アキト、なんか居そう?」(←マップがないのが心細そう)
GM「マップは・・・ 単純に人の字です(笑)」
ユリカ「アキト、分かれ道だね」
ハーリー「ゴブリンとコウモリ、問題なのはゴブリンの方ですよね。
 という事はどちらかに行くとして、
 反対側に罠を仕掛けておけば良いんじゃないですか?
 コウモリは罠を飛び越えられますが、
 ゴブリンならば罠に掛かるでしょうし」
アキト「うーん、とりあえず右にしようか。誰か、意見ある?
 どっちにしろ、両方倒す必要がありそうですけど。」
アキ「バットは単にここに住み着いているから近づかないと襲ってこないのでは?」
ハーリー「いや、コウモリと戦っている間にゴブリンが洞窟の外に出るとまずいだけです。だから罠を設置。」
ユリカ「でも、逆だとバットが外に出ちゃうね」
ハーリー「バットが外に出ても実害はありませんから」
ラピス「バットは好き好んで外に出ないと思う。そとが夜ならばともかく」

ってことでGMのさいの目が奇数なら左、偶数なら右がバットの巣ということで
コロコロ・・・
ゲ!3でやんの。
惜しい!せっかくバットを倒した後に背後からゴブリン襲わせようと思ったのに(笑)

ハーリー「では左に罠を仕掛けますね。 14!」

結局抜け目のないハーリー君がいるから奇襲は無理ね(苦笑)
ちなみに罠を設置された場合、危険感知技能か罠回避の技能がない場合、罠にかかってひっくり返ります(笑)

GM「(寂しさをこらえつつ)
 ではでは、右に進んで下さい。
 でもどうやって進みます?」
アキト「まあ、とりあえず進みましょうか。カンテラはつけっぱなしじゃないといけないだろうな。奇襲は無理か。」
ハーリー「ランタンが無くても僕は平気ですが。(笑)」
アキト「シャーマンはぼんやり見える、ぐらいだと書いてありましたけど。ドワーフ以外は暗闇でものを見通す能力はないんじゃ?」

あまり暗くないので気にしなくても良いかもしれません。
・・・ってそこまで考えていなかった(汗)

アキト「さっきと一緒でしょう。ハーリー君に罠の警戒をしてもらおう。あと出来れば聞き耳も。」
ハーリー「不意打ちと危険感知が一番成功しやすいPCが先頭というのがセオリーです。
 つまり僕が先頭。
 直ぐ後ろにアキさんとアキトさん。
 インフラビジョンとセンスオーラを時々やりつつ、罠と奇襲を警戒しながら進みます。 インビジビリティで逃げられるのは嫌なので。(笑)
 スプライトが居ればセンスオーラで分かりますから。
 何処にいるかは分からないものの、
 インビジを使っている相手が近くにいることは分かるので。」

インビジビリティとは透明になる魔法です。
インフラビジョンは赤外視ですので、温度の違いを見分ける能力です。
だから色とか文字とかは分かりません。
でも岩と空気は温度が違うので見分けられますし、
モンスターははっきりとした熱源として捉えられます。

ちなみに某リプレイでヒースというキャラがゴブリンシャーマンにインビジビリティを使われて取り逃がすという失態を演じてるんですね。それにちなんだ会話です(笑)

GM「(う〜ん、ヒースみたいな失敗はしなさそうだなぁ)じゃ、素直に不意打ち判定ですね。
レンジャー技能持っている人、振って下さい。」

ハーリー「では不意打ち判定。・・・13!」」
アキト「敵かな。どっちだ?・・・8」

GMも目標値を決めるためにさいころを振りましたが、ありきたりの数字でした(笑)

GM「(目標値7か・・・出目低い〜)
 それは不意打ちは出来ませんでしたねぇ。
 じゃ、モンスター達は現れます。
 ゴブが5匹、その後ろにゴブリンシャーマンがいます。
 距離は20mぐらい離れてます。
 たぶん使える精霊はノームぐらい。
 とりあえず槍系は振り回せます(笑)
 ともあれ、皆さん戦闘ターンの宣言をどうぞ(笑)」

ということで次回は戦闘シーンです♪


※注意!:この作品はソードワールドRPGに準拠しておりますが、一部ハウスルールを交えている部分があります。
実際にプレイされる場合は必ずルールブックを参照するようにして下さい。

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