闇のビデオライブラリ

ビデオタイトル

Alraune

ジャンル

ドラマ

原題

Alraune

制作国

ドイツ

邦題

妖花アラウネ

出演

パウル・ヴェゲナー
ブリギッテ・ヘルム

制作年

1928年

制作社

Ama-Film GmbH
ウーファ

監督

ヘンリック・ガーレン

制作・総指揮

ヘルムート・シュライバー

原作・原案

H.H.エーベルス

脚本

ヘンリック・ガーレン

映像情報

モノクロ/サイレント/140分

ビデオ情報

DVD情報

 冒頭、マンドレイクの伝説が語られた後に、パウル・ヴェゲナー扮するブリンケン(Brinken)教授が登場。仲間たちとあれこれ語り合ったあと、一人になったその手に握られたのは叫ぶがごとき表情の「マンドレイク」。これで気分は一気にハイテンション…なのですが、ほとんど前触れらしきものもなくアラウネ登場、いろいろあって教授の日誌から自分の出生を知り、一人悲しみの旅へ。奇術師と知り合ってサーカスに身を寄せたり、その美貌からちやほやされたりとまあいろいろあって、新たな魂と真実の愛を求め、恋人と旅立ちジ・エンド。

 原作はH.H,エーベルス、監督はヘンリック・ガーレン、出演はパウル・ヴェゲナーにブリギッテ・ヘルムと、「ゴーレム」に「プラーグの大学生」、「メトロポリス」に「ノスフェラトゥ」のメンバーによって作られたこの作品、いやがおうにも怪奇幻想作品としての期待は高まります。しかし怪奇色はその色をきわめて薄め、ドラマ性に重点を置いた、観られてうれしい反面、ちょっぴり期待と違った作品でした。スチルで有名な鳥かごのシーンは、手品の一場面だったんですねぇ(笑)

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