ひどゆき一家京都オフ〜5月5日〜

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 一夜空けて二日目も快晴、しかも夏日の天気予報。本日の目的地は嵯峨野・嵐山方面。有紀ちゃん宅お泊り組は予想通り待ち合わせに少し遅れる。所長はあんさんのホテルに泊まり、ほんのり桜色(なのは日焼けしたと言い張っていた)。嵐山行きバスはそれなりに混雑。鳥居元で下車すると、巨大バチのお出迎え。ふむ、すべて快調。茶屋の壁にかけられた笠にとまった蝶を愛でていると、つかつかとやってきたたご殿が一言、「これって生?」。は?生っていったい。そんな文明に固められた古き良き文化を堪能しつつ・・・ひどゆき一家関西支部旗を出して記念撮影。しかして、化野(あだしの)念仏寺へ。

 かつては風葬の場所であったという化野、無縁仏の眠る念仏寺、怪異とも思える六面体六地蔵、たけのこ堀のおじさん・・・は関係ないが、さすがのひどゆき一家も神妙な面持ちである。が、何か出るかもしれないという期待に満ちていたことはいうまでもない。

 二尊院は九頭竜弁財天でクトゥルーだと言い張り、ほとんどが墓地の境内をめぐり、本堂でしばし休息。ちなみに、本堂は法事の真っ最中であった。そういえば九頭竜弁財天、最近読んだ本に出ていたような、たしか陰陽師鬼一法眼だったか。

 わたしが唐辛子のり巻き煎餅を買っていると、せいらくんが「なになになに〜?」と興味津々にやってきた。いや興味を持たれてもただの煎餅でしかないのだが。まさかこんなところに秋煎餅店出張実演販売所があるわけじゃなし・・・は、京都は御大もお好きな場所らしいから、もしかしてどこかにあるかも。なんてことはないですな。

 さてさて、少々端折って、嵐山名物冷や奴を食べて劉貴さんが御帰宅。いろいろとありがとうございました。お好み焼きで遅い食事をとったのち、渡月橋にてせいらくん御帰宅。お疲れ様でした、またトークライブでお会いしましょう。あ〜、有紀ちゃんお好み焼き伝説はきっとどこかで詳細に報告されるでしょうからここでは割愛。

 ささっと四条に戻り、わたしのリクエスト、アートスクエア京都へ。あ、目的はただ一つ、ちびDのダイアリーをもらうこと。がっ!残念ながらちび豹男しかなかった。うわあぁぁぁぁ〜!と泣きながら走り去ったのはいうまでもない。まあ、こっちもかわいいし、また「祝福」に会えたからいいや。日記書かないけど。と、ここでRickeyさん御帰宅。遠路はるばるお疲れ様でした。

 さて、ささささっと電車に乗ってぐるぐるカフェへ。ところが・・・。有紀ちゃんと「明日は宵宮さんをどこかへ連れていってあげないとかわいそうだよね〜、どこへ行こうか」などと話していて一駅乗り越す。ああっ!という叫び声も空しく電車は次の駅へ。うむ、伝説はこうしてはじまったのかもしれない。しかし、ぐるぐるカフェは駅と駅の中間にあるためまったく支障もなく・・・あ、目的地の前にマツダのショールームが。有紀ちゃんの足がとまり、緒方有紀に変貌。そんな有紀ちゃんをひきずるようにぐるぐるカフェへ。

 京都オフの密かな目的地ぐるぐるカフェは、ありとあらゆるものがうずを巻く驚異の世界であった。うずまき兄弟のおいらとみぎー、とても正常ではいられない、が、けっこう落ち着いたいいお店ですよ。

有紀「ここのカレーって辛いですか?」
店長「それほどでもないですよ」
有紀「じゃあ、月替わりカレーください」

料理はいたって美味。みんなとても満足・・・あれ・・・?

有紀「いや〜ん、カレーから〜い(涙)」
店長「そんなに辛いの苦手ですか?だったらカレーを頼まないでくださいょ
一同「確かに・・・(大爆笑)」
有紀「でもカレー大好きなんよ〜(涙)」

 というわけでここに有紀ちゃん百物語の一つが刻まれたのでした。確かにちょっと辛めだったですよ、カレー。美味しかったけど。ちょっとかわいそうなのでお礼もかねてチャイをご馳走する。これがまたとっても美味。ぐるぐるカフェへ行ったらぜひおためしあれ。

 店長と仲良くなって写真を撮ったり・・・実はあやのさんから「おかしなのがやってくる」ことをすでに聞いていた・・・渦巻グッズをもらったり買った(のはわたしだけ)りして、お店をあとにする。そして、有紀ちゃんと所長をうずまき兄妹に加え、ぐるぐるカフェをうずまきの中心と定める。ぐるぐるカフェについては書きはじめるときりがないのでこんなもんで・・・。

 この後、一応閉店していたが少し扉の空いていたマツダに駆け込(んだのはじつはわたし)み、アンケートなんぞを書いて、RX-7のパンフレットをゲット。一応これも有紀ちゃん百物語の一つに刻む。みぎーはわたしが扉をこじ開けたと言い張り、あんさんはわたしが扉をすり抜けたと言い張る。おいおい。そんなこんなで四条に戻り、あんさんと熱い別れをかわして(いたかもしれない)桜色の所長御帰宅。幹事補佐、ありがとうございました。またぱぁ〜っとやりましょう。

 復活した宵宮さんを誘って居酒屋で京の夜を楽しむ。おっと、掘りごたつ状態になっているのにみぎーがしばらく気がつかなかったのは内緒らしいぞ。というわけで京の夜は静かに暮れ・・・ない。酒が入ったみぎー、大いに弾ける。あんさんも饒舌になる。有紀ちゃんは寿司を頼む。あんさんのデジカメには所長のセクシーショットが捉えられている。わたしは最後の一杯ぐらいは京の美酒を堪能ということで「姫なかせ」を注文。これがまた美味。しかしせいらくんがいないのであまりネタにならないのが残念。ふむ、正気なのは宵宮さんだけらしい。さてさて、ほろ酔いでそぞろ歩く京の都もまた風流なり・・・というわけで二日目終了。 

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