<<2000/09/20>>
 
             
THE KRONICLE OF KRONIC
 
Playback Kronic vol.45

「クロニック、最強タッグに参加」が夢と消えた哀しみを、阪神・下柳投手の大きな背中が癒してくれたのもつかの間、今度は彼がFA宣言し、愛犬ラガーたんが待つ東京に帰ってしまうかもしれないなんて…でも、どこの球団にいてもテレビで見られるワケだから、キズは浅いぞ!>自分(2003年11月編集)
仕事絡みでは担当課から理不尽な言いがかりを付けられ…これは持ち前の「度胸と愛嬌?」で切り抜けたけども。コミュニケーションってのは難しいねえ…。仕事とは言え不本意なモノをこのまま作り続けていいものだろうか?
目玉の奥に居座る鈍痛を誤魔化しつつ、苦悩の日々を送る自分に拍手!この先「シアワセになるような何か」が待っていないとやってけないよ、私の人生。哀しみと同時に悦びの根源でもあるやっかいな存在=クロニックが動き出せば、すべてが良い方向へ流れ始めるに違いない…。

今週は解説にウォーリー・山口さん&カズ・ハヤシさんの全日コンビをお迎えして、未だクロニックの見分けが付かない(実話)松崎アナがバイオレンスにお届けいたします。もしかしてクロニックを全日に推薦してくれたのはカズ・ハヤシ?
先々週号に見逃してたシーンを追加。やられっぱなしではなくて良かったよ。
 
Ladies Night Out
"THUNDER" 2000/9/20
from GAORA!"THUNDER"

さてクロニック、ベルトを失ってから微妙な立場が続いている。その原因の一つは「思いっきりの悪さ」かもね。それを象徴する今回はある意味ファン必見。
八百長を仕掛けたはずのスティービー・レイ(マスクド・ヒールというお間抜けなマスクマンとして登場)の逆襲に遭ったビンス・ルッソーに八つ当たりされるところから始まる。
ルッソー「お前らは誰がボスだか解ってない!」
ルッソー「今すぐスティービー・レイを潰してこい!」
アダムス君「(ニヤリと笑って)イヤだと言ったら?」
ルッソー「その場でクビだ!」 (と言い残して去る)
アダムス君「(顔色が変わる)」 (ルッソーの背中を睨む二人のアップからフェード)
正直アダムス君の表情はマジだった。「クビ」という言葉に異常に敏感なのは、何度も憂き目に遭っているからだろう。でもカメラさん、アダムス君にこの角度(あおり)は厳しいよ。(笑)

Kronik d. Stevie Ray

スティービー・レイはWWEでも活躍してるブッカー・Tのおにいちゃんで、アダムス君とは昔(といっても1998年)nWoのBチームと言われた白nWoで行動を共にしていた黒人レスラーである。アダムス君は黒人とか東洋人と組むことが多いのね。ちなみに私はブカTより世渡り下手そうなおにいちゃんのほうが好き。
理不尽な命令によるハンディキャップマッチ、普段着仕様のクロニックは浮かぬ表情で入ってくる。お、クラーク君のパンツ(アディダス)は、私の愛用品とそっくり〜!アダムス君よりお洒落なのは火を見るより明らかなんだよね(おいおい)。



勝敗がハッキリ見えてるこの試合のポイントは「クロニックはスティービー・レイを潰せるか?」だった。普通の勝ち方じゃルッソーは満足しないぞぉ〜。
圧倒的に不利と見るや凶器を取り出すおにいちゃん(さすがはハーレム・ヒート)、クラーク君危うし!クラーク君を救うため、そして不本意ながらルッソーの命令を実行するため、アダムス君はパイプ椅子へのハイタイムを食らわせる決心をする…すべてはクロニックの存続のために。
だけどクラーク君は「アダムス、こんなやり方はイヤだよ」とレイおにいちゃん越しにアダムス君に囁くのだ。「じゃあどうする?」「とにかく椅子を使うのはダメだ!」(椅子をどけようとするクラーク君)「…(このままじゃクラークがルッソーに怒られちゃう)」と無言で椅子を蹴飛ばすアダムス君。そして二人で愛のハイタイム(通常版)。そしてクラーク君が対夏の日の武藤さん風にピンで終了。
ああ、レイおにいちゃん完全無視の二人の世界が耽美…クロニックな友情に乾杯!



バックステージに戻ってくる二人を待ちかまえてルッソーが追い打ちをかける。
ルッソー「なんだ今のは?ヤツを潰してこいと言っただろう?」
アダムス君「あれのどこが悪いんだ?」
ルッソー「今すぐクビにしてもいいが、お前達には面白いプランを用意しているからな」
クラーク君「何だと?!」
ルッソー「そこをどいてもらおうか!(二人の間を分けて消える)」
アダムス君「(不安と不満の入り混じった表情を浮かべる)」
ルッソーの言う「面白いプラン」ってのがアレだったわけね。当時は「何やらせるの?クロニックに?」とドキドキだったわ。

「無法者のふりして良識派」のクラーク君、「無頼漢に見えて体制派」のアダムス君…まるで自分を見ているようで泣けたよ。


3カウント対ハリス兄弟の試合に乱入。バット攻撃もひらりと交わすアダムス君が格好いい。その後、WCWのタッグチームが全部入って来て…また来週!
 ルッソーの言う「面白いプラン」始動にはもうしばらくかかりそうだ。

「サングラスをスタッフに預けるアダムス君」は好きなシーンのひとつ

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