2002.9.21

今日から、新しい生活が始まります。ホームスティです。今朝までスティ先に連絡が取れず不安なまま出発した人に比べ、わたしは昨日のうちに連絡が取れたので、まだいいほうです。でも不安なことには変わりありません。ホテルと違うのは当たり前だけど、今までの話を総合すると、あまりかまってくれなかったり、食事をないがしろにされたりといろいろあるようだからです。「下宿」「民宿」と同じだと思えばいいのか?

二人組でタクシーに乗って出かけるのですが、タクシーの運転手があまり知らない場所らしく、行くまでに散々迷ってしまいました。でも、エチオピアから来たという運転手さんは親切だったので、あまり不安はなかったです。
さて、無事についてみると、Jim(ホストのお父さん)が出迎えてくれます。すぐ部屋に案内してくれて、とにかくスーツケースを開けて荷を広げます。Jimはなんと昼食を作ってくれると言うので、コーヒーと簡単なスクランブルエッグとパンを頼みました。これは幸先いいぞーという感じです。どのくらいほおっておかれるんだろうとおもっていたのですが、予想に反してよく聞かれます。でもひどく緊張しているので、半分くらいしか聞き取れないし、半分くらいしか伝わらない。お店や学校と違い、コミュニケーションの難しさを痛感します。Jimはテニスをするとかでしばらくすると出かけてしまい、一人でお留守番。そのうち、Eve(ホストのお母さん)が帰ってきます。JimもEveも議会図書館の司書さんだそうで、土曜日も仕事があるんですね。昨日遅くまで起きていて疲れている、というEveはすぐお昼寝。わたしもちょいとお昼寝。

起きてから、コーヒーを飲みながら少し話をします。

うちのホストファミリーは教育熱心なようで、かなりいろいろと話しかけてきます。また、ちゃんと聞き取れるまで話しますし、こちらの発音までチェックされます。いいんだか、悪いんだか。気が抜けません。でも、お料理とか、週末の予定とか、いろいろと考えてくれているようで、そういう意味では親切なんだと思います。

インターネットも使わせてくれるとのこと、それは助かるなぁ。でも、さすがに使い放題ではないので、1日に1回程度なんでしょうね。それでもすごく助かりますけど。部屋の掃除はメイドさんが1週間に1度くるらしい。また、洗濯もしてくれるみたい。アンダーウェアまでしてくれるらしいけど、いいのかなぁ。そう言われたのでそうすることにします。電気は消すこと、シャワーを浴びたら芳香剤をスプレーすることなど、かなり細かい部分もあります。普通の家庭なら、そういうことなんだよね。ホテルではないので、とはっきり言われるとそりゃそうだ、という気もします。

この日は、夕食の買い物→夕食→VTRをみんなで見るというコースでしたが、買い物も夕食の準備も、旦那のJimがよく手伝います。っていうか、片付けとアイロンかけはJimのお仕事らしい。こっちでは当たり前なんですかね?それともEveが強いのか?一人娘のMauraは自慢の娘ようです。彼女も打楽器をやっていたらしく、わたしが打楽器を演奏すると言うと非常に喜んでいました。

VTRは頭が疲れていることもあってさっぱりわからなかったけど、それなりに楽しめました。でも、レズのお話で「日本にはいないのか?」って聞かれてもねぇ。知らないことにしておきました。

そしてやっと就寝。自分の時間。

 

2002.9.22

今日はゆっくり寝ていてもいいということだったので、10時ころまでごろごろし、起床。それからシャワーを浴びたのですが、どうやらわたしが使ったタオルは足拭きようだったようで。うーん、失敗が多いです!失敗して、何度も聞き返してやっとわかるという感じです。どうやらわたしは無意識にうなずいているようで、わからないのなら何度も聞き返す(それしか解決方法がない)しかないようです。ヒアリング力のなさをまたまた痛感。

今日は、午前中はのんびりを庭を眺めながらぼんやりして、お昼からおでかけ。アジアン・キッチンで軽くお食事。Eveはキッチン用品を買うのが趣味のようで(クッキングが好き)、いろいろと探しています。今日行ったグロッサリースーパーはすごく大きくて今まで見たことがなかった魚もある!

それにしてもEveの買い方は豪快です。アスパラガスなど、ゴムを外して中身をみて、いいとこだけとっちゃいます。重さで図るからいいのかなぁ。でも、なんかすごい。わたしは好き嫌いが比較的ないほうなので、「これは好きか?」と聞かれるとたいていイエスです。でもさ。食べられないのですよ、おなかいっぱいで。それを説明してもわかってはもらえんでしょうな。

今日はディナーにお客様が来ました。彼女はEveの友人で、家の中の絵はみな彼女が書いたものだと言います。彼女と片言で話ていたら、Jimが、「うさぎがいるよ」と教えてくれました。野うさぎです!すげ〜、アメリカだ。庭に野うさぎが来るのか、ここは。

夕飯は多かったけど、まぁおいしいし。食事は本当に健康的にとってますねぇ。

それからまたVTRタイム。今日の方がわかりやすかった!台詞が少ないからか?台詞が決め手になるような映画はわかりませんね。

それから、明日の通学の話になったのですが.....これが、まったく話が合わない瞬間があり、辛かったです。Last Weekの意味を「最後」に取ったわたしと、「先週」のつもりで話しているEveがかみ合わず大変でした。どちらにも取れるので、こういうのは本当に困ります。

なんだか、だんだん萎縮してきているような気がしますね。わたしの場合、萎縮すればするほど実力が落ちるので、これはこまったなぁと思っています。

この際、英語はいいとしてアメリカの文化を知ることにすればいいだろうか?そういうことなら、なんとか学べそうだし。やはり、3ヶ月英語を勉強したって、だめなんだ。みんなに伸びたねって言われても、やはり違ってたのかなぁ。と落ち込むことしきり。いい人たちだとわかっているので、悪循環だなぁと思います。

 

2002.9.23

今日は、朝から冒険です。なぜかというと。学校に行くまでと家に帰ってくるのにバスを使わなくてはいけないから。これが、結構大変だったりして。

今日は、朝6時に起床。とんでもなく健康的だ。そしてJimが作ってくれた朝食を食べて7:15に家を出ます。バスは7:37だったので余裕で到着。終点まで乗っていればいいので、朝は楽です。さて、やっとこさ学校に着いてさあ話すぞ話すぞ〜!日本語!

もう特別授業がどんなにシビアでもかまいません。日本語が話せる仲間がいるというのは本当にうれしい。

うちの家族に限らず、いろいろとクセがそれぞれあるようで、まぁわたしのところがとても変というわけではなさそう。考えてみれば、自分のうちに知らない人物が来ているという状況は、ホストにしたってすごくストレスなはずですよね。

学校の授業は、今日から新しいカリキュラムに変わります。新入生もどっと来ています。わたしは研修生だけのクラスに移ったのですが、担任がHighクラスの先生なので、話す内容も早けりゃ、内容も高度。でも、仕事に直結する話題なので、がんばって聞きます。だって、ここでわからなかったら、これから始まる研修内容についていけないじゃないか。

でもまぁ、今日は随分highな内容だったようで、わたしたちおこちゃまクラスのメンバーだけではなく、1つ上のクラスのメンバーも辛かったようです。

帰りのバスはどきどきものだったのですが、運転手さんにも念押ししたし、自分で降りることもできました。明日からは大丈夫です。

さて、無事家に帰り着いたら、Eveに今週末の予定について確認されました。土曜日も日曜日も、いろいろと考えているようです。うーん、スミソニアンに行きたい気もしたけど、こちらの都合ばかりではね。

今日はJimが遅いそうなので、夕食を食べたらEveとテレビだそうです。

 

2002.9.24

よく考えたら、1ヶ月経ちましたね。もう3分の1が過ぎてしまいました。
特別クラスですが、少しペースダウンをして今日は発音の練習などしました。でも大変難しいです.....。また、役になりきって表現する授業はおもしろかったけど、最後のニュースのVTRは早くて辛かった。

ホストのすすめで今日からしっかり朝食を食っているので、昼食は軽くファーストフードのポテトでおしまい。夕食も重いですからね。

洗濯に出したせいで靴下がないので、今日は靴下を買ってみました。3つで7ドルだから安いと思って持っていったら、なんだかいっぱい話しかけられる。どうも、これは3足いくらの商品に入らないということらしいけど、別にかまわないのでOKだと意思表示したら、3足7ドルにしてくれたみたい。良かった。

今日は、Eveがウォーキングの日だそうで、友人と今出かけています。かえってきたら3人でディナーだそうです。料理好きなEveが研修生を連れておいでというので一応声をかけてみたのですが、うちは遠いし、微妙だなと思います。自分だったら他のホストに行くかなぁ?行かないような気がするし。単純に好意で言ってくれているのもわかるので、悩ましいところです。
明日からいよいよワシントンでの研修が始まります。

 

2002.9.25

今日からワシントンでの研修が始まります。これは通訳がつきます。通訳の方は非常に明るいいい方でした。

1時間目まで随分間があったので、今日はEveの職場訪問です。議会図書館自体は入れても、Office(本の分類とかいろいろしているエリア)にはほとんど入れないから、なかなかおもしろかったです。EveはCDなどのメディアを、Jimは本を分類してカタログを作る仕事をしているそうです。ここには日本人のスタッフもたくさんいます。が、なぜかみんな年寄りだよなぁ.....。日本人スタッフのカンダさんも紹介してもらいました。彼はJimのテニス仲間で、日曜日にディナーに来るそうです。

研修会場がユニオン駅という有名な駅の近くだったので、昼休みにちょっと見学。ここも古い建造物で結構すてきです。でも、ここ最近古いゴシック様式の建物をたくさん見たので、あまりすぐには感動しなくなってしまった。でも、ここの建物はなんとなくアンタッチャブル(映画)を彷彿とさせてなかなか良いです。

EveとJimの結婚記念日が近いので、プレゼントを少し物色。Jimが何がほしいのか今ひとつわからないので、どうしてもEveの趣味になりますが。食器にしようかなと考え中。

研修がかなり早く終わったのでユニオン駅の隣の郵便博物館に行ってみました。ここもスミソニアンなんですねぇ。本当に暇つぶしだったので、さらさらと見学。世界中の切手を集めたコーナーとかあるのですが、その一角に大変珍しい切手が飾ってあります。何でも、印刷機のミスが偶然重なったために反対だったか2回だったか、間違った方向に印刷されたものです。大変珍しい現象なんだそうですが、くらーい展示場所にぼんやり飾られていて、「.....フーン」という感じ。だってよく見えないのですもの。

それから、バスの便が悪いわたしはさくさく帰ることにしました。バスをちょうど逃してしまい、40分も待つのかぁとぼんやりとバス停に座っていたらEve登場。ラッキー!思わず「良かった」と日本語が出ましたが、本当にうれしかったのです。この日はすし屋さんに連れて行かれました。(おつかれなんだね、お母さん)

カルフォルニア巻きというのがアボガドなのですが、これがなかなか美味でした。日本で食べたアボガドはまずいとしか思わなかったけどこちらのフルーツはおいしいですね。さて、寿司のあとはショッピング。大きなモールに連れて行かれて、いろいろとウィンドウショッピング。わたしはEveの後ろについていくだけなのですが、母親を思い出して結構おもしろかったです。今日はJimが遅かったのでのんびりしたかったんでしょうね。

さて、家に帰ってきて布団の上を見たら、げ!蜘蛛がいる!しかも結構でかい。蜘蛛は益虫だとわたしは思っているのでなるべくなら殺したくない。でも怖い。でかいし、追いかけるとこいつははねるんです。こわい。こわい!
というわけでEveに助けを求めるはめになりました。Eveはすぐにわしづかみにしてくれましたが、「わたしの子供のころはこいつで遊んだのよ〜。はねるのよね。でも大丈夫、噛まないから」って笑っておりました。強いなぁ。わたしがおびえているのを見て子供のようだと笑っていましたが、こういうことから少しずつなれていくんですかねぇ、人間関係。

 

2002.9.26

ワシントン研修2日目です。今日は朝から雨だったので嫌な予感はしたのですが、やはりそれは当たってしまいました。バスが遅れる。地下鉄が遅れる。道に迷ってさらにビル内で迷いました。というわけで、遅刻だ。

今日は一日中雨だったので、ひどくスーツがぬれて気持ち悪いし風邪気味です。西ナイル熱じゃないといいけど。

終わったあとは美術館にお茶をしにいって、それからまた議会図書館に戻ります。Eveが送ってくれるというのです。これは助かります。でも、雨だし図書館は広いしわけわかりません。で、本日2回目の迷子状態。新しい場所で何回も迷ってしまう。あぁ、わたしって。

でも無事たどり着くことができて、Jimと3人で帰りました。Jimは地下鉄は始発から乗って座りたいとか、車はただで止めたいとかいろいろとこだわりがあるようで、Eveは「男は年をとるとみんなクレイジー」とふざけて言ってました。

やはり平日は夕食は大変なようで、週も半ば過ぎの今日当たりになると力が抜けた料理になります。まぁ、それでも理解できる範疇なのであまり気になりませんが。二人の子どものMauraは今、大学生ですが、卒業後はスポーツの分野で働くべくメディカルスクールに行きたいのだそうです。でもそれには資金が必要で、二人は頭を悩ませているようです。明日は夜は映画だそうです。何を見るんだろう.....。

 

2002.9.27

今日は、語学学校です。語学学校の授業に少しずつだけれどもついていけるようになってきました。強制的に英語を聞かせられてますからねぇ。

放課後は、定例の金曜日のAmyとのミーティングが終わってから、急いで帰宅。今日は映画の日だからです。

Eveの友人が来るとのこと、彼女の夫と母も加わって6人での映画鑑賞です。何を見るのかな〜と楽しみだったのですが、車の中でEveが「あなたは字幕のほうがいいでしょ?」というので、一瞬「千と千尋か!?」と大いに期待をしたのですが、そんなわけはなく。

.....フランス映画でしたよ。フランス語の映画を英語字幕で見る。確かに、ヒアリングは弱いけどっ!これは辛かった。

まぁ、映画自体は結構おもしろかったです。ミュージカルの映画化したもののようで、8人の女性の話。ミステリー仕立てです。でも、英語を聞いてるほうがまだましだったなぁ。フランス語が耳から入ってくるので、英語の字幕に集中するまで時間がかかるのです。まいりました。

 

2002.9.28

今日はEveと一緒に朝家を出て、ワシントンDC観光をしました。

まず、議会図書館見学。ここはEveとJimの職場なんだから、特別に見せてもらえないかな〜なんて思ったけど、カタログ製作者のEveにはそこまで力はないようで。普通の見学者と同じコースを回りました。ストラディヴァリがあるのを知っていたので探したのですが、ない。インフォメーションコーナーに聞いたら、特別室にあるとのこと。少し待っていろ、と言われ事務室からわざわざ鍵を持ってきてくれました。ラッキー!
名器中の名器、ストラディヴァリが、ここにはなんと5つもあります。そのほかにストラディヴァリの先生であったアマティの作品もあり、なかなか感慨深いものがありました。わたしは素人なので見ただけでは本当のすばらしさはわかりませんけれど、それでも感動しました。値段がつけられないくらい貴重ですからね。また、ちょうど9・11テロの際の写真展が行われていたので、見学。「KAMIKAZE」と書かれた新聞があるのに驚き、写真を撮ったら、あ!写真禁止って書いてある。まぁいいか。(よくない)

さて、その後はアメリカ歴史博物館へ。ここには、歴代大統領夫人のドレスがあるのです。それを堪能した後は、スペシャル展示の9・11展を見ました。みんなすごく神妙に見ています。グランド・ゼロから持ってきた飛行機のかけらとか、ペンダゴンにあった飛行機のかけらとか。なまなましいです。アメリカ歴史博物館にはこのほかにもたくさん展示物があるのですが、あまり興味が持てなかったので、サックラー美術館へ。

フリーア美術館もそうでしたが、ここはすいていてとてもよいです。東洋美術なので、わかりやすいし。アメリカに来て日本画を見るとは思いませんでしたが、あらためて日本の文化はすばらしいな、と思うようになりました。色を使い方・考え方。「わび・さび」の心と空気を感じる感性。日本文化はすばらしいです!

さて、ここで時間となったので帰宅。一日、ボーっとしたので少し浮上。今日も昨日の3人とディナーです。Eveに「話しかけなければ英語は上達しない」といわれて懸命に話すのですが、はっきり言って苦痛。すごく考えるので、頭が貧血状態にすらなります。苦行の4時間でした。

そうそう、月曜日のご招待は団長とKさんの2人に決定。Jimが帰りは送ってくれるようなので、少し安心。

 

2002.9.29

今日も朝から出かけます。天気が良かったので動物園にGO。そしたら偶然地下鉄でJさんに出くわしました。彼も特に用事がなかったようなので、二人で動物園へ。

動物園の目玉は、なんと言ってもパンダです。ここもスミソニアンなので無料なんです。こいつはすごいねぇ。でも、園内地図は1ドルしますけど。園内はかなり広くて、なんだか動物がいきいきしています。パンダは遠かったけど、動いていたし、プレリードックや小さなサルなど、身近に見ることができます。猛獣はあんまりいません。絶滅の危機にさらされているタマリンやピグミーマーモセットなど、結構近くまでよってきます。園内はなるべく自然に近いように作られているようで、「これでよく動物が逃げないなぁ」と感心。

わたしのお気に入りは小さなサルのコーナーの温室。ここで本当に目の前に(オリはなくて)サルがいたのです!これはかなり感動しました。
動物を見るのは楽しいです。ただ、食べる場所があんまりなくて、結局スターバックスでお昼にしちゃったけど。動物園に行くときは、お弁当を持っていきましょう。

さて、ディナーには日本人のカンダさんが来ます。日本語も多少話せましたので、大変楽でした。気になっていた電話代(ローカルエリアがわからなかったのです)や、Eveが気にしていた来週のディナーのことなど、カンダさんのおかげでスムーズに確認。日本語はいいなぁ。

さて、カンダさんを見ていて思ったこと。カンダさんは、日本人男性というか日本人のライフスタイルをあまり変えていません。わたしは必死にあわせようとしましたが、彼は基本的な部分は少しも変えていませんでした。それで、いいんですね。

思ったのですが、日本人は日本人にあった生活があるし、それが一番自然なんだなぁと。中にはこちらの生活のほうがマッチする人もいるでしょう。でも、わたしはこちらのライフスタイルが素敵だとは思えないし、日本の良さがとても理解できるようになったと思います。

わたしは、少なくともアメリカ人にはなれません。日本人としての生き方しかできないでしょう。それでいいんだ、とカンダさんを見て改めて思えました。なんだかあたりまえのことを言っていると思うかもしれませんが、この1週間、必死になって理解しよう、慣れようとしたアメリカのライフスタイルですが、そんなに必死にならなくとも良いのだ、自分は日本人から離れなくともよいのだと思えることは、とてもわたしには貴重なことなのです。