2003.9.3

今日から第2週です。朝から授業、授業。毎朝ホテルからバスが8時に出て、まっすぐ学校まで送ってくれるのですが、これはらくちんです。クラスのみんなともだいぶ顔なじみになってきました。明日からスペシャル授業があるとのこと、大変だ〜。ここ最近の目標は、「目指せ!3語以上の英語」です。5語くらいだと、話している感じが出ます。

学校からの帰りはバスではなく、地下鉄を使います。ワシントンの地下鉄は安全だし大変使い勝手がよろしいです。カードを買うと、おまけがついてくるしお金を足して使うこともできるのです。便利です。
今日は別な駅の方向に行ってみようとおもったら、アレクサンドリアの低層階級の居住区域だったようで、夜はとても歩けない危険な雰囲気の場所を通りました。こわかったです。

さて、放課後は直しに出していたGパンを引き取ってから、ちょっとおみやげを買って、それから本屋に行ってみました。この店には楽譜があると本には書いてあったのに、ないじゃん。アメリカでの楽しみのひとつが楽譜の購入だったのですが、どうやら買って帰れそうにないです。

帰ってきたら、インターンシップ研修先のリバサイドからメールの返事が来ていたので、はりきって自分のレポートを送ります。わたしのやりたいことを自分の話し英語ではわかってもらえる自信がないので、書き英語でわかってもらおうと作成しものが本当に役にたちました。苦労したかいがあります。

あとはスーパーで買い物。帰りのバスをぼーっと待っていたら、男の人に声をかけられました。同じホテルの人のようです。名刺を見たら、どうも連邦政府の役人らしい。ほとんどみぶりてぶりですが、なんとか会話をしてみました。笑ってくれていたから、わかってくれたのかなぁ。

さて、味噌・しょうゆを使うために一生懸命自炊中。なかなか減らないです。おすそわけで同じ研修仲間に持っていったら、結構喜ばれました。

ここアレクサンドリアには道端に新聞の自販機がたくさんあります。缶ジュースは見ないけど.....。お金を払うと取り出せるしくみです。ゴミ箱かと始めは思いました。自販機はニューヨークではぜんぜん見ませんでしたが、これはやはり防犯のためのようですね。新聞は小額だからいいのかな。

治安がいいとはいえ、ちょっと通りを違えると思いきり雰囲気が変わり、ここは夜歩けないな、という感じになります。

 

2002.9.4

今日は、特別授業が放課後にあります。昨日飲み過ぎた男性陣は二日酔い(hungover)中。授業中も辛そうでした。

特別クラスでは初めてディスカッションが入りました。話題が大変難しいです。日本語でもとっさに出てきません。わたしの場合、自分の考えはあるけど英語にできない感じです。単語が出てきません。くやしいもんです。そして宿題がたくさん出て大変だ〜。

今日もワシントンは暑くて、夏ばてしそうです。ここに着いたばかりのときは寒かったのに。でも、味噌を消化するためにがんばって自炊しようと思います。

 

2002.9.5

そろそろ、授業もハイペースになってきました。相変わらず英語はできませんが、少しずつ進化しているような気がします。やはり、ヒアリングが鍵ですね。聞き取ることができれば、冷静に対処できる時間も増えます。聞き取れない、という事実にパニックにならないだけでもありがたいです。でも、そのヒアリングがわたしはいまいちです。宿題も多くなってきました。

帰り道は、おとといと同じ駅に向かいましたが、ルートが今回はポトマック川沿いに行ったので気持ちよかったし、天気も良いし、治安もまぁまぁのところだったので快適でした。

そうそう!語学学校の隣のクラスで個人レッスンを受けている人がいるなぁと思ったのですが、それが光ゲンジの諸星だった。何をしにきたんだろう。

 

2002.9.6

今週もやっと終わり〜。英語のできはどうなんだろうか。不安。宿題もやはり出ました。
今日も諸星はいたけど、個人レッスンで完全にわたしたちのスケジュール(休み時間とか)からずらしているので、ちっとも接触できません。芸能人に興味はないが、写真だけ撮りたいなぁ。語学学校の授業内容ですが、文法などはよく使う表現からニュアンスも含めて教えてくれます。早速、そういう表現は使うようにしています。大変、有意義です。それでも言葉にできない部分が多いので、気づいたときに「表現ノート」に書き込むようにしています。少しずつ、表現できることが増えるといいです。

今日はAmyが来る日です。わたしはワシントンDCでスペシャルリクエストしていたので、そのことについてと、自由研修先のヒューストンについて確認。片言の英語なので、彼女は聞き取りに苦労していたようですが、「わたしだって日本語話せないわ」とフォローしてくれたのが最高にうれしかったです。そうだ、日本語話せないアメリカ人はたくさんいますよね。わたしの努力は無駄ではないのだなぁと初めて思えました。

学校の先生で、ゲイと噂のアレックス先生は、漢字が書けるらしい。何でも大学に日本人留学生の女の子が来たときに、習ったのだとか。毎朝毎朝、会ったら「書け!」と言われてかけるようになったというその漢字は「切腹」。

.....すばらしいセンスだ。今度授業でぜひ書いてほしいよなぁ。

明日は、スミソニアン博物館群に行きます。

 

2002.9.7

今日はスミソニアン博物館群に行ってきました。語学学校の同じクラスの女の子も一緒です。彼女はボーイフレンドと一緒に住んでいるようで、なんでも日本ではお嬢様のようだ。

始めに航空宇宙博物館でプラネタリウムを見ます。これは、星がちろちろ出てくるだけではなく、かなり迫力満点です。それからナショナル美術館へ。

ナショナル美術館は、有名な絵がたくさんあるし、おまけにフラッシュ撮影可です。ふとっぱら〜。ここで、世界に30枚ほどしかないと言うフェルメールの絵画を鑑賞。他にも、ゴッホとかルノアール、モネ、マネなどたくさんの有名が画家の作品がこれでもかというくらいにあります。すごいです。

おみやげも充実しているので、ここでもたくさんお買い物。初めて自分のおみやげも買いました。

今日は自分もカメラを持っていったので、ばしばし撮影。自然史博物館にも最後によって、ホープダイヤモンドをパチリ。マリー・アントワネットのイヤリングも撮影したかったけど、すごい人手なので断念。まぁ、実際に見たからいいか。

 

2002.9.8

今日も朝からスミソニアン。今日は、まずIMAXという3Dの映像を見ました。これはおもしろかったです!迫力満点。でも、迫力ありすぎて目が疲れました。

それから歩いてホワイトハウスへ。ここは、日曜日だからなのか、テロ以来なのかわかりませんが、閉鎖されています。仕方がないので、裏に回って写真をぱちり。
それからえんえん歩いてジョン・F・ケネディ芸術センターへ。ここはオペラハウスやらコンサートホールなどがたくさん入っている大きな施設で、シーズン始めの今日はオープンハウスとして無料でさまざまな催しが見ることができるのです。わたしがついたときには、表でラテン音楽、コンサートホールでナショナル・オケをやっていました。とにかくすごい人で、ボランティアの人もたくさん。子供連れも多く、会場は騒がしかったけどオケ自体も楽しんで演奏しているようなので、まぁあんなもんでしょう。曲目は、ガーシュイン、コープランド、ジョン・ウィリアムズの有名な曲ばっかり。アレンジもしまくっていて、結構笑えました。ティンパニ両手打ちしまくり。こらこら.....。
お昼を食べてから、Armyの音楽隊のビックバンドの演奏を見て、また外へ。外ではジャズをやっていて、ヴィブラフォンがうまかったです。黒鍵の共鳴管がアーチじゃないヴァイブって初めて見たぞ。
その後、またまた中に入ってゴスペルを見学。はじめはユースですが最後に大人のゴスペルがあります。最後のゴスペルのときには、ちゃんと前に陣取って座って見ることができました。(といっても床にべたっと座るんですけど。あ〜、だんだんアメリカナイズされていく)それまではすごい人ごみの中、でかいアメリカ人の背中をにらみながらの観賞だったので、最後に座れてほっとするわ、合唱は迫力あるわ。
いや〜、ゴスペルであんなに感動するとは思わなかった。すごい声量と魂がこもった歌声というのでしょうか、とにかくすばらしかったです。不覚にも感動しすぎて涙が出ました。(苦笑)

思いがけず、アメリカの音楽を満喫した一日でした。