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ピポプリフ?
Hippopuriff(?)

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ピポプリフ]人類が去った後の地球の生態系から出現した動物。ブタのような外見。帰還移民たちに家畜として飼われている。

この豚さんを育て上げる資料は、

  • HOBBY JAPAN1983/2月号P78〜84
    • 少年エディ・アムゼルとともにフォトストーリーに登場。ピポプリフ初登場。アムゼル少年、SAFSの残骸の主権を主張。鉄道模型の英ブリテン社の豚を使って作ったと連載中に記述あり。カラーグラビアから2匹(2種類)確認できる。
  • HOBBY JAPAN1983/7月号P80,81
    • 再び、少年エディ・アムゼルとともにフォトストーリーに登場。アムゼル少年、クレーテを捕獲。ピポプリフは前回登場と同じ物であるようだ。(以後もこれと同じ物しか登場しない)
  • HOBBY JAPAN1983/9月号P80,81
    • 三たび、少年エディ・アムゼルとともにフォトストーリーに登場。アムゼル少年、ホルツマン大尉の脱走の邪魔をする。
  • HOBBY JAPAN1984/4月号P80,81
    • フォトストーリーに登場。アムゼル少年の作ったロボットと傭兵軍・王鶏足伍長と一緒に記念撮影...
  • HOBBY JAPAN1984/9月号P82,83
    • フォトストーリーに登場。アムゼル少年、グラジエーターのテスト部隊にシュトラール軍の居場所を教えるが信じてもらえず。また、会話からピポプリフの名前が『マルガリータ』、『ヒョートル』、『レナ』だとわかる。
  • アフターマン(旺文社)ドゥガル・ディクソン著
    • 人類の居なくなった地球に、その後発生するであろう生物について扱った図書。横山先生がこれを参考にピポプリフを連載に登場させた。現在も入手できるか不明だが、ワタシは近所の図書館で見た。この本にピポプリフが出てくるわけではない。

以上の資料があると思いますが他に何かあったらお教えください。top

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ピポプリフを製作ガイド

 すでに記したようにS.F.3.Dの連載に登場する「ピポプリフ」はイギリスのブリテン社から発売されているブタのミニチュアに塗装を施した物と確認されています。連載に登場する物は、頭を正面に向けているものと、下に向けている物の2種類みたいです。
 このミニチュアは鉄道模型の物と思ったのですが、スケールはHOスケールより上の物のようで本来はなんのスケールなのかもよく分かりません。本来なんのためのミニチュアか御存じの方は御一報くださいませ。

 さて、ワタシがブリテン社のブタを見つけたのも鉄道模型を扱う模型店(東急ハンズ模型売場)でした。実際そこで見かけたブタは3種類ありましたが、そのうち二つはメスのブタで連載の物とは似ても似つかない物で腹のところにある刻印にも「1992」と彫られていることからも、あきらかにピポプリフに使われた物ではないでしょう。
 ただ、1種類だけあったオスのブタが明らかに連載登場の物でした。手に入れたのでその写真を掲載します。

ツートンカラーのナイスなブタです。
裏には次のような刻印が

BRITAINS LTD 1971

ENGLAND


 こちらが、例の頭を正面に向けている方のブタです。腹の刻印から1971年製作らしいです。頭を下げている物もまだお店によっては購入できるようです。

 最後になりますが、ピポプリフの語源、ならびにアルファベットの綴り、さらにブリテンのブタ自体の詳しいことをご存じの方。何かご存じでしたらお教え願えればと思います。

(11/27/2001追記)
 ピポプリフの綴りに関してロータリー7さんよりメールいただきました。こちらによるとヒポグリフ"Hippogriff"という前身が鷲で後身が馬の幻獣がありこれが元ネタの可能性もあるんじゃないかという話でした。
 そこでいろいろ調べてみましたところ、HobbyJapan1984-7月によるとピポプリフは出だしが「ピ」ではなく「ヒ」でヒポプリフになっていることに気がつきました。こちらのウェブページでは別冊を参考にピポプリフ表記をしていましたが、今回この違いに初めて気がつきました。というわけで、このことからかなりHippogriff始元説は有力なんじゃないかと思われますが、なぜ「グ」がなぜ「プ」になったのかは少々説明がいりそうです。試しに綴りを考えてみるとすると、Hippogriffのgをpに変えてHippopriffなんてところでしょうか?でもこれだとヒポプライフな感じもするのでHippopuriffなんかが基本でしょうかねえ。こちらに関しては引き続き情報お待ちしてます。

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