1000文字に振り回される俺

最大文字数は千文字です。電子メールを送るときは注意してください。
1000文字。
こう書くと、かなり膨大な文字数と感じられる。
これをこの様に書いてみるとどうだろうか。
400字詰め原稿用紙2枚半。
こうやって書いてみると、何となく文字数が少なく感じられる。
言葉とは不思議な物だ。
1000文字で文章を書いてみる、これが意外と難しい。
なぜ、ここで1000文字なのか。それは電子メールである人に送ることが出来る最大文字数が、この数だからである。
規定文字数以内で、相手に伝えたいことを伝える。
一見簡単そうで、実は難しいことと分かる。<
これは、小説を書くことにも通じる。
一寸(ちょっと)したことを伝えるときは、もの凄く文字数が余るぐらい簡単なのだ。
ところが、こみ入ったことを伝えたいときはもの凄いネックである。
あっという間に1000文字を越えてしまう。
すると、どこを削るか頭を抱えてしまう。
例えば、アラビア数字を漢数字に置き換えたり。点や丸を一部省略したり。小手先の努力をする。
でも、どーしても1文字とか余ってしまう。これにはトホホの言葉しかでない。
やはり電子メールという物は、一見便利だからとかで、かなり流行っているが、
実はどこかに不便が隠れてたりする。
さて、この文章も規定文字数以内になるのだろうか。
うー、頭が痛い問題である。
そう言っているうちに、この文章も1000文字に近い文字数になりそうであったりする。

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