われわれは地球のいろいろな生物について調べることで、われわれヒトについての理解を深めてきました。同じように、地球以外の生物について知ることができたら、地球の生物のことをもっとよく知ることができるかもしれません。また、他の文明のことを知れば、現在われわれの文明が抱えているいろいろな問題を解決するヒントが得られるかもしれません。 |
アメリカ科学財団の主宰で「SETI(Search for
Extra-Terrestorial
Individuals)計画」という事業が30年ほど前からおこなわれています。E.T.(すなわち地球外の人)を探すという名の計画です。
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一度だけ、アレシボのアンテナから宇宙人宛のメッセージを送信したことがあります。「ここに、科学に興味を持ち、電波を使いこなす生き物(*4)がいます」という意味を込めた絵を送りました。宛先は、約2万5000光年のところにあるM13と呼ばれている球状星団です。いろいろの証拠から、宇宙人がいる可能性が比較的高いと考えられました。また、地球から比較的近い(*5)ため、ここが選ばれたのです。
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先に述べたとおり、今のところ、宇宙人がいるという証拠も、いないという証拠も見つかっていません。いるのかいないのか、いろいろな意見があります。それらを紹介してゆくことにしましょう。 |
別の方法で文明の存在を調べようとした人がいます。アメリカ人のフリーマン・ダイソンという天文学者です。
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宇宙人といえば、いわゆるUFO。ただ、確実に万人が納得するような報告は今のところないようです。 |
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