地学屋の私にとって、「生物」といえばまず「進化」「適応」なわけで、どうしてもそっち方面の本が多くなります。で、地球方面との境目が怪しくなる、と。(^^)
タコはいかにしてタコになったか わからないことだらけの生物学
奥井 一満著 KAPPA SCIENCE(光文社)
ISBN4-334-06019-6
クマに会ったらどうするか−陸上動物学入門−
玉手 英夫著 岩波新書黄377(岩波書店)
ISBN4-00-420377-5
水族館は海への扉
杉浦 宏著 岩波ジュニア新書164(岩波書店)
ISBN4-00-500164-5
ここでぐだぐだ解説するより、読んでもらった方がいいような気がします。読んで下さい
^^;。中学生ぐらいからOK。
(ただし、沖縄海洋博水族館については菅能 秀一氏が著書「モノドンのちょっと底まで」(毎日新聞社)の中でちょっと別の見方をしています。こちらもあわせて読まれることをお薦めします)
進化を忘れた動物たち
今泉 忠明著 講談社現代新書P680(講談社)
ISBN4-06-148961-5
よく知られているシーラカンスやコモドドラゴンのほか、もしかしたらどこかに生き残っているかもしれない「幻の生きた化石」も紹介。「えっ、あの動物も『生きた化石』なの?」というのがきっとある。(^^)
ラッコのいる海
吉川 美代子著 立風書房
ISBN4-651-70053-5
ラッコをはじめ、野生動物に対する著者の優しい気持ちがにじみでている本。ラッコとその生活環境、さらにわれわれ日本人の暮らしとの関連まで。平易な言葉で書いてあるので(さすが日本語のプロ!)、中学生ぐらいからOK。
宇宙人はいるだろうか 地球外文明の可能性
水谷 仁著 岩波ジュニア新書116(岩波書店)
ISBN4-00-500116-5
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