ミニ知識『エンジンオイル編』

エンジンオイルは、大きく分けて3種類に分類されます。

種類 メリット デメリット
100%化学合成油 化学的にオイルが安定。性能は高い。 価格が高い。
部分合成油 100%化学合成油と鉱物油のいいところを併せもつ。 100%化学合成油と鉱物油の性能が半々。絶対的な性能は100%化学 合成油が上。
鉱物油 安価。 耐久性がない。酸化が早い。


エンジンオイルの性能表記

一般に性能は、APIの性能分類とSAEの粘度指数で表わされている。 ※API(米国石油協会)、SAE(米国自動車技術者協会)

例 API・SJ 10W−50

「SJ」は、「SJ」規格のテストで認証されたという表示。

「10W−50」の10Wは低温時の粘度を示したもの。冬用ということで Wが付けられている。(Winterの頭文字)「50」は高温時の粘度を表わす。1 0W−50をおおまかに表現すると、温度-25℃においてエンジンを始動しても オイルを吸い上げることができ、100℃においてSAE50の性能を持つということ になる。



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