●5月 2003年6月 ●7月

2003年6月1日(日)
【今年はさながら社台ダービー】
感涙にむせぶデムーロの姿が印象的だった今日のダービー。 馬場状態がやや悪化していると思われるインからスパートし、ゴールまで長く持続した確かな末脚は、 ネオユニヴァースの評価をさらに高めるものとなりました。

さて、本日行われた日本ダービーは、掲示板にのった5頭すべてが社台グループの生産馬という結果となり、 さながら社台ダービーの様相を呈していました。 5頭の内訳は、社台レースホース(RH)所属馬が2頭、セレクトセールの取引馬が3頭ということで、庭先取引馬がいないのが一つの特徴となっています。
着順馬名生産者価格総賞金
(本+付加)
6/1現在
備考
1ネオユニヴァースサンデーサイレンス社台ファーム7000万円4億4247.2万円社台RH所属馬
2ゼンノロブロイサンデーサイレンス白老ファーム9000万円1億4830.0万円セレクトセール取引馬
3ザッツザプレンティダンスインザダーク社台ファーム3400万円8903.4万円社台RH所属馬
4サイレントディールサンデーサイレンスノーザンファーム1億1000万円9863.3万円セレクトセール取引馬
5ゼンノジャンゴバブルガムフェロー社台ファーム9400万円3830.0万円セレクトセール取引馬

5着のゼンノジャンゴは、バブルガムフェロー産駒としては、セレクトセールでこれまでに最も高額で取引された馬であり、 なぜこれほどまでに?と思って血統を確認してみると、牝系が社台有数の名牝系の一つであることがわかりました。 こんなことは、調べるまでもなく頭の引き出しに入れておきたいものですが、、、

ゼンノジャンゴは、イブキマイカグラを兄にもち、 祖母クリアアンバーは、アンバーシャダイや、サクラハゴロモ(サクラバクシンオーの母)を輩出する、 といった具合です。ただ、やはり少し高すぎであることは否めず、ダービー5着賞金を加えても、元をとるとこまでには遥かに遠く及びません。 社台RHやサンデーRなどのクラブ所属馬であれば、もっとリーゾナブルな価格設定であったはずです。

今年もそろそろ出資馬選定の時期がやってきます。 この牝系に属する馬としては、イシノサンデー産駒のハイファッションの02という牝馬がリストに掲載されています。 血統的にも低価格に設定されているので、候補の一つとして考えておこうと思います。

ゼンノジャンゴ
栗、2000.3.13生、(馬主)大迫忍氏、(生産者)社台ファーム(千歳)
バブルガムフェロー
鹿1993
*サンデーサイレンス
青鹿1986
Halo
Wishing Well
*バブルカンパニー
栗1977
Lyphard
Prodice
ダイナクラシック
鹿1982
*ノーザンテースト
栗1971
Northern Dancer
Lady Victoria
*クリアアンバー
黒鹿1967
Ambiopoise
One Clear Call


2003年6月4日(水)
【マンゴスチン輸入解禁】
対日輸出が近く解禁になる見通しであると、4月半ばに伝えられていたマンゴスチンですが、すでに店先に出回っているようです。

大阪のスーパーにタイから輸入したマンゴスチンが売られていた。なんと一つ460円!マレーシアの数十倍!びっくり!

というレポートがりむ記者から届きました。 これまで害虫の侵入防止の観点から、日本への輸入は禁じられていましたが、 特にタイ政府からの強い要請もあって、防虫の徹底を条件に輸入解禁が決まったようです。

日本で生のマンゴスチンが手に入るのであれば、心いくまで馬鹿食いしたい俺にとっては、一つ460円は確かに高いです。 が、風味が数段落ちるとされている冷凍マンゴスチンの販売価格を調べてみると、 今見つけたサイトでは、1個280円といなっていました。それを思えば、まずまず健闘しているといったところでしょうかね。


2003年6月7日(土)
【底辺馬券師の会】
昨晩は定時後にだいしんに集合して、岩田君、加藤記者とで安田記念の検討会を行いました。 競馬ブックを酒の肴にして、麦焼酎で喉を濡らしながらの熱心な競馬談義は、馬きちとして実に模範的な姿です。

酒が入ると陽気になる岩田君。彼と一緒に競馬場に出向いたことは何度もあるのですが、当たったところを見たことがありません。

本紙「岩田って全然当たったことないよなあ」
岩田「そんなことないっすよ。オグリキャップが2着だったジャパンカップとってますから」
本紙「それっていつの話だよ」
岩田「学生のころに、ぎりぎりの生活の中から金を工面したことを思い出しますね」
本紙「当たったって話になると、いつもそのジャパンカップのことしか言わないよな」
岩田「枠連で6000円くらいついたのを500円買ってました」
本紙「ひょっとしてそれ以来、当たってないんじゃないのか?」
加藤「うっひゃっひゃ」
岩田「そんなことないですよ、ゴールデンジャックが絡んだオークスもとってます」

結局、確認を進めていくうちに、岩田君の最後の的中は、1着チョウカイキャロル、2着ゴールデンジャックのオークス(1994年5月22日)まで遡らなければならないことが判明しました。 1994年のオークスといえばE研ブック第30号。今では270号超を数えるE研ブックの、ほんのまだ黎明期の頃のことになりますが、 それ以来、苦節9年ものあいだ、冷や飯の食い続けということになります。

そうやって、岩田君の馬券下手をからかってみたのですが、実は他の二人もたいしたことはありません。 俺の今年のE研ブック紙上の予想といえば、これまでの21回のなかで、阪急杯の馬連780円の的中1回だけで、 プラス収支は一度もないという惨憺たる成績。 昨秋から予想陣に加わった加藤記者も、昨年秋の天皇賞の枠連1000円が唯一の的中レースであり、 今年は未勝利となっています。

話を進めていくうちに、せっかくだから「底辺馬券師の会」というのを結成しようということで意気投合。 新しく入れた焼酎のボトルにも、結成祝いとメンバーの名前を書き込んでおきました。 そして各々の馬券とは別に、次の会合への資金稼ぎにすべく、一人1000円ずつ出して、3人の推奨馬の馬連Box馬券を購入することになりました。 下手くそを自認しているのだから、資金稼ぎはできない可能性が高いのですが、酔っ払っていたのでそんな矛盾はどうでもいい感じです。 選んだ3頭は、4番ボールドブライアン(加藤推奨)、17番ミレニアムバイオ(岩田推奨)、18番テレグノシス(近藤推奨)。 前日オッズでは、4-17(109.3倍)、4-18(45.5倍)、17-18(34.9倍)となります。

明日は野球のため、安田記念の馬券は今日買っておきました。ちなみに岩田君は、ローエングリンを軸に、 ミレニアムバイオテレグノシスへ流す2点勝負。 超久々の美酒に酔うことはできるでしょうか?

◆第55回オークス
(E研ブック30号)
1994年5月22日、東京芝2400m、晴・良
岡博櫃都穴大よか本
村文石築待当めや紙

馬名騎手厩舎
▲×−○○−−○▲3チョウカイキャロル小島貞鶴留ブライアンズタイム
◎▲▲−◎△▲×−15ゴールデンジャック四位北橋アフリート
×○−−▲−−◎×11アグネスパレード河内長浜バンブーアトラス
×−−△−−×▲−5メモリージャスパー角田渡辺イルドブルボン
×−−−−−−−−7マイネマジック加藤和小西一ギャロップダイナ
単勝:3 470、複勝:3 190、15 410、11 250、枠連2-7 2010、馬連3-15 3340


2003年6月8日(日)
【久々のりむグルメ】
めでたくも本年の初勝利を果たした野球部の試合の終了後に、豊村記者加藤記者とともに、 りむ記者の家に向かい、久々にりむカレー&トムヤムクンという、お気に入りメニューをご馳走してもらいました。

移動の途中で安田記念がスタートの頃合になったため、りむ号の車内でのテレビ観戦となりました。 カーナビ用の画面を凝視して、ドキドキしながら展開を追っていきます。 最後の直線の攻防で、芝の良いインを走って想定どおりにハナにたったローエングリンが、そのまま逃げ切るのか、と思った瞬間に、 後続から波を打ったような急襲を受けて、ゴール前は大混戦。車内でも思わず声が沸き上がるすばらしいレースでした。

レースを制したのはアグネスデジタル。レース後はかなり興奮しました。 昨日のユートピアに続いてりむ記者の持ち馬が重賞を連覇。 これでりむ記者の上期POG第一位がかなり濃厚になりました。 ご褒美のネタを考えておいてください。

りむカレー&トムヤムクンはとてもおいしかった。ごちそうさまでした。 今度は外食しましょうか。ボーナスが出たら少し奮発して、久しぶりにうまい中華でも食いに行きますか?


2003年6月11日(水)
【底辺同士の会話】
出先から戻ってくる途中、電車の出発まで時間があったので、夕食にうまい親子丼を食べることを思いつき、 喜び勇んで店に向かったところ、今日は久々に開いていました。ばんざーい!

出先では、岩田君とホテルが一緒だったので、晩飯の定食をつつきながら安田記念の反省会。
岩田「いいレースでしたね」
本紙「アグネスデジタルには脱帽だよ」
岩田「でも、あんなの素人馬券や!」
本紙「その発言、メモしとくよ」

サクラの馬の話になって、
岩田「最近、サクラの馬で活躍している馬いますか?」
本紙「サクラプレジデントが今年の皐月賞で2着だったけど」
岩田「サクラバクシンオーは学生のときに活躍していました」
本紙「・・・・それはおかしいぞ、俺が京都に来てからの活躍馬だから、岩田は入社しているはず」
岩田「そうですか、学生の友人で好きだったやつがいたはずなんだけど」
本紙「サクラの馬にこだわるけど、馬券の相性悪いとか?」
岩田「どの馬とも悪いです・・・」
本紙「そうだな、俺達底辺だもんな・・・」


2003年6月13日(金)
【りむ記者、久々のだいしん】
定時後に、りむ記者とだいしんに出向きました。 久しぶりのりむ記者の来店に、お店のみんなも喜んでいましたし、 自分も大変楽しかったです。 りむ記者の好物であるサーモンのお造りはもちろんのこと、 カニやら何やらいっぱいいただきました。

先週「底辺馬券師の会」で入れた焼酎を飲みきったのはもちろんのこと、そのあとで入れたやつまで空にして、 実に爽やかな豪飲ぶり。 次は夏あたりに行くとしますか!


2003年6月17日(火)
【復活へのヒントをつかむ】
E研ブックがweb版として再出発してからの本紙の成績は、
2000年・・第2位(回収率128%)
2001年・・第1位(回収率84%)
2002年・・第3位(回収率78%)

といった具合に、抜群の安定感で上位を確保していたのですが、今年の成績はというと、
2003年(6/15現在)・・第8位(回収率3%)

と消費税をも下回る回収率で、常連メンバーのなかでは最下位を独走中です。トホホ

気を取りなおして井崎脩五郎氏の著作に目を通していたら、復活へのヒントをつかみました。ウフフ


2003年6月21日(土)
【今年から新馬戦の出走は1度きり】
開催変わりとともに、JRAでの2歳新馬戦が始まりました。 今年から新馬戦への出走は1度きりに限定されるので、名実ともにフレッシュな戦いに明確化されます。 今までは開幕第一週の芝のレースに有力新馬が集中するので、注目すべきレースが機械的に把握できたのですが、 これからは毎週毎週の出走馬情報に注目し続ける必要がありそうです。

阪神競馬場で行われた、2001年産による初めての新馬戦を制したのは、 スペシャルウィーク産駒のヤマニンラファエルスペシャルウィークの仔を、ウイナーズサークルで目にするようになったのかと思うと、 感慨深いものがあります。 ちなみに明日の新馬戦でグリグリの本命視されているのは、デヒア産駒のヌチグスイ。 馬名の意味は、「心の中が暖かくなって癒されるような出来事」をさす沖縄のことばだそうです。 ロロモットヒカリヲワナの弟という血統で、馬主は兄姉同様に小田切有一氏。 さて結果はいかに?


2003年6月22日(日)
【競馬でも阪神に歯が立たない巨人を発見】
とどまるところを知らない阪神の快進撃。 今日のプロキオンSに出走していたゴールドプルーフの鞍上は、名古屋所属の丸野勝虎(かつと)騎手。 まさに、時流に乗った名前で勢いを感じます。 今日は上位に食い込むことはできませんでしたが、前走の東海Sでは、降着による棚ぼたとはいえJRAのGIIを制すなど、 阪神同様の活躍ぶりをみせています。

勝虎騎手のプロフィールを調べてみようと思って、名古屋競馬のサイトをチェックしてみたところ、 サイト内に重賞レースの映像を紹介するコーナーを発見しました。 ゴールデンウィーク中に行われたかきつばた記念(勝馬ビワシンセイキ)のレースを確認すると、 勝虎騎手は、単勝が68票しか売れていないキンノステージという馬で参戦していました(単勝551.4倍)。 強力JRAが多数参戦しているメンバー構成では、勝虎騎手が勝てる要素は皆無でしたが、 思考を巡らせるうちに、この日のライバルは、実は笠松から参戦していたリードジャイアンツであり、 彼を倒すことが隠れた目的だったのではないかと思うに至りました。

レースでは、両馬は先行グループにはついていけず、勝虎騎手が後方二番手、リードジャイアンツが最後方からの競馬となりました。 先頭集団を中心とした直線の攻防の映像には、彼らはまったく登場してこないために詳細は不明ですが、 勝虎騎手はリードジャイアンツとの勝負では、6馬身もの致命的な差をつけて完勝していました。

こんなところにも、阪神に歯が立たない巨人を発見したというしだいです。


2003年6月25日(水)
【岩田記者、やっぱり・・・】
なんとも不可解なのですが、ゴールドアリュールが帝王賞で11着に大敗してしまいました。

大井コースもナイター競馬も得意としていたはずなので、この結果には当惑してしまいます。 1着のネームヴァリューからは3秒以上も離されていたのですがら、惜敗ではなく惨敗です。 レース後の馬体検査では故障は認められなかったそうなので一安心ではあるのですが、不可解さは残ります。 呼吸がおかしかったという情報もあり、あす山元トレセンに放牧に出されるとのことです。

E研ブックのデビュー戦で、ゴールドアリュールを本命、ネームヴァリューを対抗にして、 これ以外ありえないと予想していた岩田記者。 やっぱりな・・・・


2003年6月28日(土)
【新しい宇宙が新しい道を開拓】
1987年から3歳馬の出走が可能になった宝塚記念。 当時を振り返ってみるために、競馬解体新書(大橋巨泉著)を読み返してみることにします。

1980年代といえば、短距離路線の整備やグレード制の導入など、番組改革のための様々な施策が実行に移された時期ですが、 1986年秋には、宝塚記念と天皇賞(秋)への3歳馬の出走を可能にするという発表があり、かねてからの持論が現実のものとなる巨泉氏もこのことを高く評価しています。 宝塚記念についての記述を以下転載します。

「宝塚記念はこれで文字通り、わが国のKジョージ6世&クイーンエリザベスSとなり、 その年初の一流四歳(当時)対古馬のレースとして、多くのファンを楽しませることになるだろう。
・・・(中略)・・・
そして今から十年、二十年後に、果たして日本の実質上の「現代三冠馬」が、 皐月→ダービー→宝塚なのか、ダービー→宝塚→天皇賞になるのか、皐月→ダービー→天皇賞といわれるのか興味はつきない・・・」

宝塚記念に3歳馬の参戦を認めるようになったとはいうものの、レースがダービー直後に開催されていた時期が続いていたことや、 ダービー後は菊花賞に向けて休養に充てるという考え方が根強かったこともあり、 クラシックホースが同一年度の宝塚記念に向かうローテーションをとることは、残念ながらこれまではありませんでした。 ところが、改革以来17回目となる今年の宝塚記念において、ついにネオユニヴァースという3歳クラシックホースが参戦を決め、 「現代三冠馬」への道を開拓することとなりました。「新しい宇宙」という意味であるネオユニヴァースにふさわしい決断に敬意を表するとともに、 馬券でも予想でも本命にしておこうと思います。


2003年6月29日(日)
【加藤記者が宝塚記念を制す】
宝塚記念は低評価を翻してヒシミラクルが勝利。 ヒシミラクルの単勝を1200万円も購入した人がいたことが話題になっていますが、 そのパワーをもってしても単勝6番人気(単勝16.3倍)にとどまりました。 春の天皇賞馬でも伏兵に甘んじざるを得ないところに、今年の宝塚記念の出走メンバーの充実ぶりがみてとれるといってよいでしょう。 なお、ヒシミラクルの単勝投入総額は3396万9400円。例の大口購入者の占有率は35%を超え、中央競馬のGIとしては異様に高い水準です。

所要のため、レース結果を知らなかった加藤記者は、午後11時からの中央競馬ダイジェストで結果を確認するとのことでした。

電話にて
本紙「結果は言わないから、買い目だけ教えてよ」
加藤「三連複のボックスと、ヒシミラクルからの馬単流しです」
本紙「(・・・・280倍を当ててるじゃないか!)・・・・反省会がてら一緒にTV見よう」
加藤「わかりました」

ヒシミラクルが勝利していることを悟られないように、言葉を選びながら散漫な会話を続けているうちに、 宝塚記念の録画実況の放映が始まりました。

加藤記者は真剣なまなざしで各馬の位置取りを確認してましたが、 4角の手前ごろにヒシミラクルの位置取りがまだ後方であるのが映し出されころ、 テレビから目線をはずし、何かを確認するかのように新聞に注意をはらう素振りをみせました。 その直後に「ヒシミラクル、ヒシミラクル、来る、来る!!!」というアナウンサーの絶叫で再びテレビに視線を戻し、 そこからは彼も絶叫モードへ。

おめでとう加藤記者。 お祝いに、缶ビールを一杯おごってもらいました。 ごちそうさんです。


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