短期的に(2003/8/10)
SonyはB5(液晶10.4インチ)で1スピンドルのモデルを出す気が
あまり無さそう。ZDNetでの記事では、「携帯するならPDAでいいじゃん、
省スペースなら2スピンドル(光学ドライブ付き)でデスクトップに
遜色ない性能を」ということらしい、Sonyの開発者によると。
持ち歩くマシンにもちゃんとしたキーボードが欲しい、でも
サブマシンでCD/DVDメディアなんか使わねーよ、とにかく
小さく軽く薄く、という私が抱くようなニーズは少なく、
マーケット的に割にあわないんだとさ。そうなんかなぁ。
何が言いたいかというと、小型化軽量化というチャレンジから
逃げてないかSony?ということ。それなりの大きさに機能を
べたべた付け足すほうが楽だからね。
ということで、Sharp PC-MM1-H5Wを購入。
さっそくFreeBSDをインストールしたので
メモ。
ハマってしまい、3回繰り返して(2003/8/4)
「コンサルタントの秘密-技術アドバイスの人間学-」を読んだ。
これまでコンサルタントに持っていたイメージといえば
「うさんくさい」「口だけ」「無責任」といったものだったが。
読んでみてちょっと見方が変わった。話の聞きかた、
真実の探りかた、安全に変化をもたらす方法、抵抗の扱い、
などなど、アドバイスをするとき/受けるときに役に立つ
ノウハウが満載で、自分自身にも当てはまることが多い。
心に留めておきたいことを書きためていこう。
「アノマリ」。(2003/7/3)
Interopのセキュリティワークショップを受講した。
これまで自分が認知してなく、印象に残ったのがこれ。
アノマリ(変則)とは、普段とはちょっと
違う動き、兆候、といったものを指すらしい。
IDSでRFC違反パケットをひろったり、普段と違った
トラフィックを検出、といった応用がすでにあるみたい。
人間系への適用としては、情報システム利用者の
アクセスパターンなどを収集し、統計的分析で
怪しい行動をみつけて、インシデント予兆としてとらえる、
というものが今後期待されているとのこと。
珍しく大きな買物をしたり、海外で買物をしたときに、
カード会社から念のための確認電話がくる仕組みも、
まさに一種の「アノマリ検出」とのこと。
よくよく思い出すと、マトリックスリローデッドでも
「アノマリ」が重要なキーワードだった。マトリックスに
とって、アンダーソンやオラクル(預言者)はアノマリだったわけで。
うーん、マトリックス深い。
Taikou Yamada (t-yamada@ceres.dti.ne.jp)