夜が開けた。今朝石垣へ戻るのは宿にもうひと組いて、九州から休みを利用してきている大学生のカップルだった。彼等は波照間島でしか作られていない泡盛「泡波」を求め、先日も自転車で店から店へ駆け回ったようだが手に入らず、八重泉をぶら下げていた。港まで民宿のヘルパーCちゃんに送られながら、おもしろい話を聞いた。たかちゃんが民宿のおばあは僕を避けていたようなそぶりがあるけど風体が恐かったのかなー、という話をしたら、「そうそう、昨日の朝御飯のとき、おひつが空になって戻ってきたのを見て、『御飯は足りたのかねえ、こわいさー』と言ってたんです。」
彼女の説明だと、この「こわいさー」には、満足してもらえたのかというおばあの反省みたいなニュアンスがあるというのだが...。
港で記念写真を取って船に乗り込み、来る時同様甲板の椅子に座っていた。さようなら波照間島!その後「こわいさー」が2人の間で流行りの言葉となったことは言うまでもない。
航海は順調。船は無事石垣島へ着いた。船を降りようとしたその時である。折り返してまた波照間へ戻っていく船の乗客の列に昨年黒島で知り合ったNさんの姿があるではないか!お互いに「お〜〜〜!!」と感動の再会。彼は波照間から戻ったらまた黒島へ行くと言う。白保の民宿に忘れたコルテッツは約束通
り石垣グランドホテルのフロントに届けられていた。感謝!
私達の予約したホテルは桟橋から歩いていける距離にあり、荷物を置いてから「まーさん道」でそばを食べ、あやぱにもーるをぶらぶらしつつ「むーめい」でケーキセットを食べる。波照間の民宿のCちゃんも、石垣へ来たらケーキを食べたくなるんで「むーめい」に行きます、と言っていたっけ。あー久々の石垣市街。懐かしささえ感じるではないか。
ホテルに戻ってからコインランドリーでばりばり洗濯。明日の帰京を前に荷物整理を始める。明日はぎりぎりまでレンタカーで島内観光する予定。博物館にも行かなければ。
宿泊のみで食事が着いていなかったため、近所のほっかほっか亭にて食べたかった沖縄限定ごーや弁当を買うことができた。唐揚げ弁当もチキンの味付けが本土と違っていてとてもアメリカン感じ。本土は立田揚げっぽいけど、こちらのは塩とコショウのフライドチキンという感じなのだ。
ホテルに用意されたみんさープリントの作務衣を身につけて就寝。が、たかちゃんは飽き足らずに夜の美崎町へ歩いて出かけ、「安里屋」へ向かう。そこでは安里さんが美しい糸満の女性を紹介されるも、何ごともなく、深夜ホテルへ戻ってきた(らしい)。しかしこの夜の出来事は、たかちゃんに深い深い印象を与えたらしく、帰京後もいろいろ悩んでいた(らしい)。こわいさー。
安里さんはおみやげに安里屋ラベルの泡盛を一本持たせてくれた。いつもありがとーございます。