柴田よしきの日記です。2005年1/1-1/30分です。それより前の分はこちら
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2005.1.30 嘔吐感と目眩の弱いのが続いています。デパスの副作用なのか、疲れなのか、花粉症なのか、更年期障害なのか……全部だったりして。でも、なんか鼻炎はだいぶよくなりました。心なしか目のかゆみがあるような気も……いよいよ花粉症?怖い〜 

大阪国際女子マラソンを見ていたんですが、配偶者がファンの大南さんが失速したので、途中で消して、仕事と読書。夕方からショッピングセンターに御買い物に。調子にのってCDを買い過ぎてしまった……レンタル屋さんで借りてもよかったかな、と思うものまで買ってる。買い物って、たまに、はまってしまって逆上しますね(^^;;; でもレンタルビデオ&CD屋まで徒歩18分、という微妙なところに住んでいるのも、レンタルしにくくなった理由ではあります。もっと遠ければ車を出すところなんだけど、でも寒風の中の18分はけっこう辛いし。今度引っ越す時は、コンビニまでの距離の他に、レンタル屋までの距離も考えないとな、と思った途端、わたしの人生設計によれば、今度引っ越す時は、きのこがたくさん採れる高原に住むはずだったと思い出しました。夏にエアコンのいらないところ。少なくとも、夏の間だけはそこで暮らすの。それが夢。そうなるとレンタル屋は……

●今日の晩ご飯● ショッピングセンターのカプリチョーザでパスタ。

●今日の読了● 「大はずれ殺人事件」クレイグ・ライス ハヤカワ文庫 再読 (25・翻訳5)

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2005.1.29 朝寝坊のできる土曜日、でも宅配便に八時に起されてしまいました。なんとなく暖かそうな外に出たい気もしたけど、鼻炎の感じがいまいちだったのでおとなしく仕事。今日は猫も鼻炎で、盛大にはなみずをまき散らしておりました。猫の鼻の穴ってあんなにちっこいのに、どうしてあんなすごい量のはなみずが出るのかしら。寝転んで本を読んでいる時、本とあたしの顔の間に無理矢理首を突っ込んで来て、ひとしきり満足そうにごろごろしてから、いきなり「へーーっくちんっ!」とはなみずをまき散らすのはやめて>猫。顔も本もびしょびしょ。

●今日の晩ご飯● 先日のカレーを温めて、スパゲティにかけてスパカレー。ありったけの野菜を入れた大量の野菜サラダ(レタス、ブロッコリー、トマト、プチトマト、ミニきゅうり)ベーコンとマスタード入りドレッシングで。

●今日の読了●(敬称略) 「日暮らし 下」宮部みゆき 講談社 読了(24・国内20)
●今日の映像● 今日はラスベガス版のCSI。「鉄の枷 前編+後編」BBCドラマ ケーブルより録画で。ミネット・ウォルターズはドラマで見ると小説よりも濃厚さが際立つ気が……小説で想像していたよりも、ドラマに出て来た登場人物、特に中年や老年の女性が、生々しくあだっぽいせいだろうなぁ。正直、日本人のわたしの目から見れば「老婆」としか見えない、首に皺の筋がいっぱい入ったガリガリに痩せた女性が、セックスのシンボルとして君臨しているという映像に、背中がぞくぞくします。テレビドラマでここまでできるのが、イギリスのドラマ作りの凄さですね。

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2005.1.28 息子のお弁当作りでいつものように六時半に起きるつもりでいたら、なぜか五時半に目がさめて寝られず。鼻づまりで苦しかったのか、妙な夢を見ていた気がします。でも、起きた途端にほぼ忘れました。「妙だったなぁ」という感想だけが残っているのが、また妙な。

前夜は二時まで仕事だったので、極度の睡眠不足。で、息子が学校に出かけてから、アレルギーの薬を飲んだら、朝ご飯を食べ過ぎたことと相乗効果で、いきなりくらくらっと来て、ベッドに横になった途端に気を失い、ふと目が覚めたら午後の二時!どひゃー、今日は外出の予定があったんやーっ、と、昼ご飯は諦めてばたばたと仕度して電車に飛び乗りました。渋谷で知人と待ち合わせ。セルリアンタワーのカフェレストランで、仕事がらみの話し合いだったんだけど、他の人がケーキとか食べているのにわたしだけ「自分で作るサインドイッチ・プレート」というのを頼んで遅いお昼。ばかでっかいお皿にサラダ菜二枚とパンの薄切り三枚、小さなクロワッサン一個、それにサーモンとカニサラダと生ハムをのせてくれて、スープとラタトゥユが付いてました。量が多いというよりも、作るのが面倒でしかもバター類がついてないので、パンに水分がついちゃってなんかいまいち。なので、同席の友人たちに食べるのを手伝ってもらいました。オープンサンドみたいなのなら自分で作る形式もいいけど、サンドイッチは、作ってから少しおく方がおいしいので、セルフは失敗だね。

仕事関係の話が終わってから、いつも行くトルコ料理屋さんへ。トルコ料理はヨーグルトと野菜がたくさん食べられるので大好き。ヨーグルトはアレルギー性鼻炎にもいいらしい。食事のあとのコーヒーは別のお店にうつり、楽しくおしゃべりして帰宅。鼻炎がひどい時の外出には勇気が必要ですが、今日はなんとか。でも帰りの電車が混んでいて、自宅に戻った時はしばし脱力。

●今日の映像● ずーっと「CSI科学捜査官」を毎日ひとつずつ見て来て、録画してあるストックが尽きたので、今日は「CSI マイアミ」の方を一作見てみました。うーん、ラスベガス版の方が、鑑識おたくみたいな主任がいい味出してて、好きだな。マイアミの方の主任は、むっつりしてて被疑者を脅かしてばかりいて、ダーティ・ハリーみたい。脚本も、科学捜査のこまかいところを見せてくれる「謎解きの醍醐味」が薄くて、なんかおおざっぱ。ラスベガス版の主任の、うじ虫とか蜂の子とかをちまちまと並べているあのおたくっぽさ、内またで歩いてだっさい服装している感じ、がいいなあ。

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2005.1.27 体調の悪さがかなり厳しい状況に。これは花粉症ではないのだろーか?それとも更年期障害?いずれにしても、長時間パソコンの前に座っていられません。やばいな〜

●今日の晩ご飯● 野菜と牛肉のカレー(牛肉、玉ねぎ、人参、ブロッコリー、エリンギ、ブナシメジ)+市販のトンカツでカツカレーに(わたしはカツは一切れだけのせました)。野菜のチーズグラタン(さつまいも、じゃがいも、人参、ブロッコリー、大根。それぞれ電子レンジで火を通してからマヨネーズであえ、チーズをのせてオーヴンで焼きます。我が家の昔からの定番。その時にある野菜をなんでも使うんだけど、大根がびっくりするくらい合うので冬場はおすすめ。他に、カブとか茄子、ズッキーニ、オクラ、トマトなど、適当になんでも試せます。ホワイトソースのグラタンより、この野菜グラタンはマヨネーズであえた方がさっぱりしておいしい。冷凍のミックス野菜で作ればあっという間にできるので、おかずが足りない時のお助けにもどうぞ。コツは、野菜には必ずあらじめ火を通すこと。生のまま使えるのはトマトくらい。生の野菜で作ろうとすると、野菜の水分がとんでしまってカスカスになります)

●今日の読了●(敬称略) 「南極面白料理人」 西村 淳  新潮文庫 読了(23・国内19)

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2005.1.26 変化のない一日。また鼻づまりの話をしてもなんなので、仕事して終わった一日でした、ってことで……

●今日の晩ご飯● ミートローフ(合挽肉、ゆでたまご、人参、ブロッコリー、玉ねぎ)+ドミグラスソース。野菜とハムのポタージュスープ(さつまいも、じゃがいも、かぼちゃ、人参、ブロッコリー、エリンギ、ハムをコンソメスープで煮てミキサーにかけ、牛乳でのばしてスープに)。今日もたっぷり焼いて、残ったらお弁当用にしようと目論んでいたミートローフ、きっちり完食されてしまいました。

●今日の読了●(敬称略) 「日暮らし 上」宮部みゆき 講談社 読了(22・国内18)

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2005.1.25 鼻づまりと頭痛でした。ホラー短編集のための補足原稿で1日中呻吟。なんか、毎日毎日、鼻づまりの報告ばかりですみません(笑) 祥伝社の担当Yくんと久しぶりに長電話。爽やかな声の二人の子持ち男です。今年の花粉症は地獄らしい、という話題に終始。

えっと、もうそろそろ、発表してしまってもいいのかなー、と思いますので、ちょこっとだけ発表。「ふたたびの虹」のドラマ化が決定しました。今話題の(^^;;;NHK、夜の連続ドラマです。放映は6月から、の予定。映画やドラマはぎりぎりまで予定が変わるので、まだ楽観はできませんが、足掛けで三年以上前から動いていた企画でして、ようやく、実現確率がまあ八割は超えたかな?というところまで漕ぎ着けていますので、無事に実現して放映されることを祈りつつ、ちらっとご報告。これを機会に、「ふたたびの虹」をまだ未読の皆様には、ぜひともお読みいただければ、と思っております。祥伝社文庫より発売中。昨年の夏の発売でしたので、書店の店頭ではちょっと見つけにくいかも知れません。ネット書店などもご利用ください。

もう一冊、既刊文庫のお知らせ。新潮文庫より「残響」が発売されます。見本が今日、届きました。店頭には来月の初め頃並ぶ予定です。新潮文庫は、yondaくんグッズの応募券もついてます(^^) グッズ応募の一冊にもぜひどうぞ。

●今日の晩ご飯● スパゲティ・ボンゴレ・ビヤンコ。四種類のチーズのピザ。いろんな野菜たっぷりサラダ(レタス、ベビーリーフ、ブロッコリー・スプラウト、トマト、ほうれん草、大根、白菜、かぼちゃ・アボカド)。

●このところの映像● 毎日、CSI科学捜査官を見ています。

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2005.1.24 薬を多めに飲んで寝たら、起きるのが大変でした。お弁当作りは楽しいんだけど、起きるのが辛い。。。

一日、仕事。でもなかなか進まず。鼻づまりひどし。耳の方はだいぶよくなった感じ。首も、まあ、回るようになりました。ああ、調子の悪いパーツだけ、さっと取り替えられたら人間も便利よね〜 意味もなく、ミニMacほしい……

●今日の晩ご飯● 鶏胸肉のロースト、トマトとチーズをのせて。つけあわせは、かぼちゃとさつまいもを一緒にロースト。水餃子の野菜スープ(白菜、しいたけ、大根、餃子)。白飯。

●今日の読了● 「わたしにもできる探偵稼業」ジーン・リューリック ハヤカワ文庫 読了(20・翻訳3)。「史上最悪のデート」キャロル・マーキン 扶桑社ロマンスベストセレクション 読了(21・翻訳4) この本は、不幸に終わったデートの実録集アメリカ版で、みんな実話。で、中でいちばんびっくりしたのは、デートの相手の家に行った青年が、喜んでとびついて来た飼い犬を撫でようと手を伸ばした時、手に触れた瞬間に、その犬が、ばたっと倒れて死んだ、というエピソードでした。ばたっ。…… きゃいーん。死因は病死だったみたいですが、それにしても…… あたしがそんな目に遭ったら、自分は悪魔か、と思うだろーなー……

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2005.1.23 最近、ほっんとに迷惑メールが増えました。まあ以前から、アドレスを公開しているので迷惑メールは多いわけですが、最近の迷惑メールは、生理的にすごくイヤ。間違いメールを装って、親切に返事をすればそのままアドレスが「生きている」とされてリストに載ってしまうタイプとか、真面目な相談を装っていながらスケベ男をひっかけようとしているタイプとか、とにかく、卑怯とかいうか、いやらしいというか、いや、「あさましい」というのがふさわしいかな。そういうネットビジネスを勧誘するHPもたくさんあるようですが、人間、一度あさましい道に踏み込んでプライドをないがしろにしてしまうと、どんどん堕ちますよね。「倫理」なんて概念にどんな意味があるのか、考えると答えは出ませんが、倫理観を失った人間というのはどんな未来に向かうのか、想像するとかなり怖い。小遣い欲しさにそういうものに手を出す前に、一度、踏み止まって考えて欲しいものです。

寒い一日でした。と言っても、半日は電車の中と建物の中で過ごしたんですが。家族とケンフラでブランチしてから、電車で東京へ。予定より早く着いたのでロイヤルホストで冷たいお茶を飲んでから光文社へ。本格ミステリ大賞の予選選考会でした。結果は正式発表をお楽しみに。いつも思うことなので今度も驚かなかったんですが、わたしの好みは他の人と違う(笑) まあそれはともかくとして、ひとつの作品について、読み手によって考えること、思うことが違うというのは、実作者としてとても勉強になりますね。三時間半を経て候補作が決まり、打ち上げで近くの居酒屋さんで乾杯、一杯だけいただいて、帰宅しました。途中まで山田正紀さんとご一緒できて、個人的にとーっても嬉しかった(^^) 「神狩り」以来のファンなもので……(^^;;;; 自宅のもより駅まで戻ったら、なんと雪! 傘もないし、あたまに雪を積もらせながら帰宅しました。

アレルギー性鼻炎のせいで、慢性的呼吸困難。鼻づまりって辛い。「酸素が足りない〜」と口をぱくぱくさせて生きています。とほほ。

●今日の晩ご飯● 雪の中、とぼとぼと帰宅すると、父と子がぎょうざを作って待っててくれました(感涙) 世界一おいしい餃子だよ〜

と、ここまで書いて、最近は日常の報告ばかりで、心にあることを綴ることがなくなっていたな、とふと、思いました。別の言い方をすれば、最近はわたし自身のことで、精神的にダメージをこうむるようなことがなかった、というのがあり、むしろ、家族のことでばたばたしているうちに時間が過ぎてしまった、という感じなんですが。

今夜はちょっとだけ。業界の知り合いの中にも、「ああ、この人のことが好きだなあ」と思う人っていますよね。おかしな意味ではなく、人として好き、とか、存在が好きとか。笑顔が見たいとか、顔を見たらばかを言い合いたい、なんて人も。わたしは、小説でも「これが嫌い」というものがほとんどなく、同時に、人に対しても、「こいつは嫌いじゃ」ということが、皆無とまでは言わないまでも、ほんとに少ないんです。でもそれは自慢になることではなく、わたしという人間が、他人との関係において、何か大切な部分で希薄であることの証拠のようにも思っています。その意味では小説に対しても、わたしの場合、意識して、過剰にのめりこまないようにしている感はあります。でも、そういうどちらかと言えば「薄い」関係を好むわたしであっても、「この人のこと、好きだなあ」と思って、会うと楽しくなる人はいます。そんな作家さんのひとりが、とあることで最近、お心を痛めていた、ということを知りました。その理由についてはわたしの詮索する問題でもないし、こんなところで知ったかぶりすることでもないので省きますが、ただ、そのことを知った時、自分でもびっくりするくらい動揺してしまって、おたおたと、何かなぐさめのメールでも出したらいいのかしら、それともそんなことしない方がいいのかしら、と、うろうろしてしまったんですね。自分で自分のうろたえぶりが不思議で、所詮は他人のこと、それも、親族でもなければ恋人でもない、ただの友人のことなのに、なんでこんなに不安なんだろう、その自分の気持ちを今、分析しようとしているところです。ひとつわかったことは、その人はいつも「笑っていた」。にこにこと楽しそうで、明るかった。だから、その人が悲しんだり苦しんだりするところが、想像できなかった。それが過剰な動揺の原因なんだ、ということです。いつも、この世の苦悩を一身に背負っているような顔をしている友人であれば、これほど胸が痛まなかったと思います。つまりわたしは、その「いつもにこにことしていた」人の、「にこにこ」に甘えて、いつもにこにこしてくれている人、ということで、その人の持つ本来の繊細さや華奢な部分をあえて知ろうとしないで来た。作品を読めば、そうした繊細さは充分に掴めていたはずなのに。作品と作者は別、というのは、読者の立場では正しい割きり方です。そう割り切ってもらうことを多くの作家は望んでいます。でも、友人であれば、その仕事としての作品から、読者モードでは汲み取れない部分も理解しようとする姿勢が、必要だったのかも知れない。まあそんなことを、つらつらと考えてしまう今夜でありました。

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2005.1.22 昨日はやっと耳鼻科に行き、アレルギー性鼻炎と外耳炎と診断され、薬を貰って、飲んだら眠くてふらふらでした。一日、何をしていたやら。なんとなーく、少し仕事したのは憶えているんだけど…… 首から上をすぽっとはずしてしまいたいくらい、調子悪いです(涙)

今日はお天気が良かったので、午前中に東京へ。仕事場にと実家に寄って戻りました。午後は息子のおつきあいで、町田へ出てヨドバシカメラでお買い物。あとはずーっと、明日の為に、読書と読書記録の整理でした。薬漬けなので、なんだかぽや〜っとしています。

●今日の晩ご飯● 回っていないお寿司屋さんへ。わたしは調子悪くて食欲なかったので、イカ・アワビ・シメサバ・梅しそ巻、でおしまい。とほほほ。ビールも飲めないし。

●今日の読了●(敬称略) 「アベラシオン」篠田真由美 講談社 読了(19・国内17)

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2005.1.20 鼻の方が悪化して来たので医者に行くつもりでいたのに、休診日。しくしく。首の方も一進一退、頭痛も相変わらずです。なんか満身創痍だなぁ。日曜日には、本格ミステリ大賞の予選選考会があるので、今日は仕事はせず、読了した作品の整理をしたり、気になる部分を読み直したりして、自分の考えをまとめる作業に。アンケートで二票以上集めた作品はすべて精読しておきたいと頑張ってます。あと残り一冊ですが、その作品も、通読は一回終わっています。でも長いものなので、精読はぎりぎりまでかかりそう……

●今日の晩ご飯● 時間がなかったので居酒屋さんへ。

●今日の読了●(敬称略) 「fの魔弾」 柄刀 一 光文社カッパノベルス 読了(17・国内15)、

「監獄島 下」加賀美雅之 光文社カッパノベルス 読了(18・国内16) 評価は聞いていましたが、読了してびっくり。ものすごい密度、充実度、重量感です。上下二册で、原稿用紙換算2400枚、という長さにびっちりと詰め込まれた、密室トリックのてんこ盛り。何より、これだけのものを書き切った作者の根気がすごい。蘊蓄とか心理描写が延々と続いて長さを稼いでいるけれど密室トリックは一個か二個しか入っていません、というタイプの本格大長篇が多い中、これだけ詰め込むのは、作者の「愛」ではないでしょうか…… 

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2005.1.19 このままほったらかしておくと、来年の今頃までほったらかしになりそうなので、いただいた年賀状の整理を仕事の合間に始めました。昨年末もバタバタと過ごしておりましたので、賀状の作成が間に合わず、一部、お出しできなかった方もいらっしゃいます。賀状をいただきましたのにまだお返事できていない皆様、申し訳有りません。「寒中お見舞い」を整理しつつ作っておりますので、それにてお返事を。春になるまでに出せればいいんですけど……

今年の年賀状、デザイン的には何と言っても、野間美由紀さんからいただいた、ヨンさまバージョンが白眉でした。新年初笑い。すんごい凝ってるんですけどねー、凝り方がまた、なんとも素晴らしいというか。画像ソフトをぐりぐりやって凝ったのだったら驚かないんですけど、ヨンさま鬘まで……野間さんの旦那様って最高っす。
文面的にダントツにウケたのが、倉知淳さんからいただいた賀状でした。堂々と「去年はちゃんと本を出したよーん。偉いでしょ。ね」と書かれてございました。って、あんたは作家やろーがっ(涙) 次点は斎藤肇さん。「今年はたくさん作品を書いてみんなしまっておくつもりです」……しまわんと出さんかいっっっっ。。ええかげんにしなはれ、二人とも。以上、年賀状は私信であることを充分に理解した上で、あえて公開(笑)

息子が毎週欠かさずに見ている「トリビアの泉」をぼーっと見ていたら、ものすごく懐かしい光景が目に飛び込んで来てびっくり。「終点なのに「途中」というバス停がある」というトリビアでした。その「途中」のバス停の前を、20年近くにわたって車で通り過ぎていたんですよねー。京都から琵琶湖に出る道にあるんです。しかも、15年くらい前、滋賀県に住んでいた時には、堅田の駅からまさにその、「途中」行きのバスに乗って帰っていました。住んでいたマンションは堅田の駅から徒歩で15分足らずのところにあったんですが、いちばん近いバス停を通るのが、江若バスのその路線しかなかったんです。バスで五分ちょっと。残業でくたくたに疲れて戻ると、駅から歩くのが億劫で、よく乗りました。いずれにしても、何もかもが懐かしい映像でした。遠景の比叡山の姿まで、何もかも、まだくっきりと。まだ九ヶ月だもんなぁ、あの地を出てから。京都より、琵琶湖に強く思い入れがあるので、琵琶湖のそばには戻りたいなぁ、と思いますね。。。いつになったら戻れるかわからないけど。。。

今日は一日、頭痛で寝込んでいました。首の痛みは軽くなったけど、痛い方に向けられないので姿勢が変えられず、筋肉がこりこりになってしまって、デパスを飲んでいます。どうも、デパスを数日続けて飲むと、頭痛がおこるみたい。

担当様、すみません。今日は仕事になりませんでした……早く寝ようっと。

●今日の晩ご飯● 材料を買いに出られなかったし、頭痛がひどくて外食もできなかったので、冷蔵庫の残り物をあさって調理。鮭チャーハン(塩鮭、ネギ、卵、人参、残りご飯)、野菜の重ね焼き(玉ねぎ、ナス、トマト、じゃがいも、コンビーフ、チーズ)、豚汁(大根、人参、豚肉、冷凍してあったサクラシメジ)、大根の煮物(大根、ゆず)。野菜ばっかりのメニューですが、家族には好評でした。

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2005.1.18 首は少しまわるようになって来ました。鼻は相変わらずつぶれています。仕事と、ひたすら本読みです。

●今日の晩ご飯● 昼にハッシュドビーフを作って夫婦で食べてしまい、夜はお腹が空かず。息子はラーメンが食べたいと言うので、ぎょうざとラーメンになりました。

●今日の読了●(敬称略) 「夏の名残りの薔薇」恩田 陸 文藝春秋 読了(16・国内14)

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2005.1.17 毎年、この日はなぜか早く目が覚めます。特に目覚まし時計をセットしているわけではないんだけど…… 今年も、五時半に目が覚めてしまい、46分には少しだけ黙祷させていただきました。
十年が経ったんですね。あの朝のことは、本当に、細かいところまでくっきりと憶えています。あの時、半壊してしまった配偶者の実家も、すでに、更地となり、義父も逝きました。時はどんどん流れます。でも、あの日のことは、たぶん、生涯忘れない。

今日も体調は悪かったけど、いつまでもグズグズしていると起きられなくなるので、今日は仕事も家事も普通に頑張ってみました。しんど。でも思考力がいまひとつみたいで、書いた文章はことごとくダメだこりゃ状態。とほほほ〜

あ、三学期のお弁当日記はこちら

●今日の晩ご飯● ビーフカツ+マッシュルーム入りデミソース、ほうれん草とマッシュルームのバターソテー、人参のポタージュ、トマトときのこと豆のサラダ。ポタージュの裏ごしを父と子が手伝ってくれました。

●今日の読了●(敬称略) 「御手洗潔対シャーロック・ホームズ」柄刀 一 原書房 読了(14・国内12) ホームズものとなれば、パロディでもなんでも読み漁ってしまう性分。柄刀 マジックによる御手洗&ホームズのパスティーシュも存分に楽しめました。が、この本はさらに、島田荘司氏による巻末の、「ワトスンvs石岡」書簡集が爆笑もんです。お買得。

「監獄島 上」 加賀美雅之  カッパノベルス 読了(15・国内13)

●今日の映像● 「CSI科学捜査官」もうタイトルをいちいちチェックしてません(笑) 日本語のタイトルがごっついダサイんですよ……年末から録りだめしてあったものが、まだあと少し残っています。

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2005.1.16 かなり前に寝違えた首が痛み出して、昨日も今日も、ろくに仕事もできず家事もできず。温湿布にインドメタシンぬりまくりで、だましだまし生きています(涙) できることが読書くらいしかない…… とほほほ。

●今日の晩ご飯● 家事はパパにまかせっきり。申し訳ない。息子のリクエストで豚しゃぶになりました。昨日はあさりとアンチョビとブロッコリーのスパゲティ。夫が料理ができるって幸せ(笑)

●今日の読了(敬称略) 「BG、あるいは死せるカイニス」石持浅海 東京創元社 読了(13・国内11)

●1/15の読了●(敬称略) 「夏と花火と私の死体」乙 一/幡地英明 ジャンプJブックス(集英社) 読了(11・国内10)、「パディントン発4時50分」アガサ・クリスティ ハヤカワ文庫 再読(12・翻訳2)

●ここ二日の映像● ずーっと「CSI科学捜査官」ばかり観てました。面白いんだけど、日本の鑑識の方が優秀に見えますね(笑)

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2005.1.14 昨日、今日と、鼻と首がどうにもならず、しんどい日々でした。ずーっと仕事していたけど。ああ、今もしんどい。今夜は早く寝ます。お弁当が再開したので朝も早かったし……

●今日の晩ご飯● クラムチャウダー、牛肉のバター醤油ソテー、白飯

●今日の読了●(敬称略) 「名探偵 木更津悠也」麻耶雄嵩 光文社カッパノベルス 読了(10・国内9)

●今日の映像● 「CSI科学捜査班 タイトル忘れた 3作」ケーブルより

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2005.1.12 今日から息子は学校。今日は午前中2時間だけでしたが、学校のあと、息子はひとりでわたしの実家に向かうと電話。お正月に、せっかく貰ったお年玉を忘れて来てしまって、わたしが、「とって来てあげるけど、忘れたのはあんたなんだから、手数料もらうよ」と言ったら自分でさっさと取りに向かったという……ケチ。誰に似たんだ?(笑) 実家は孫がひとりで来たというので大喜びで、昼ご飯にお寿司を食べさせてくれたもよう。「孫」って得だよね〜

体調がすぐれず、寝たり起きたりしながら仕事してました。あさってからはお弁当がスタートです。しんどいのう。

●今日の晩ご飯● イクラをのせた焼き餅(鏡もち利用)、キムチスープ、買って来たお惣菜(コロッケ、イカフライ、ごぼうサラダ)

●今日の読了●(敬称略) 「星の牢獄」谺 健二  原書房 読了(9・国内8)

●今日の映像● 「CSI科学捜査班 (犯罪の真実)(惨劇の家)」ケーブルより録画で

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2005.1.11 鏡開き。すっかり忘れていました。明日、お汁粉でも作ろうかな。うちの鏡餅はスーパーで買ったやつで、プラスチックの中に個別パックされた小餅が詰まってる、という、なんとも味気ないけど合理的なものです。その昔、わたしが小さい頃は、七色にカビが生えた、すごく綺麗だけれど食べ物とは到底思えない色のお餅が、今頃になると、流しの洗い桶の中で水に浸かっていたものです。水でふやかしてカビをこそげ落として食べるわけですが、カビの匂いが中まで染みこんでいて、なんとも、複雑怪奇なお味でしたね。鏡餅なんか表面がばりばりに割れて、上の餅と下の餅の間はカビでピカソの絵みたいになっていました。でもお汁粉にするとカビの匂いがごまかせて、素敵でした。今の子は、餅のカビなんか見る機会、ないかも。清潔で合理的な世の中になるにつれ、「ヘンなもの」を見る愉しみは減っていく気がします。あの七色のカビを見て、弟とふたり、カビで絵が描けないかと、指先にカビをくっつけて壁に絵を描いていてゲンコを貰ったりしたもので……

またもや鼻風邪。はなみずを垂らしながら仕事していました。

●今日の晩ご飯● パパ制作。自家製ミートソースのスパゲティと、野菜サラダと、ナムル。なぜナムル?

●今日の映像● 「虚無への供物 〜最終話まで」「氷の家 前編」ケーブルより録画で

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2005.1.10 リラックスして筋肉が弛緩したゆり返しなのか、一日中、首が痛くて往生しました。朝ごはんをドトールで食べてから、10時過ぎに仕事場を出て、都内も高速道路もすっかすかで、40分かからずに自宅に到着。これまでの新記録かも。道路さえ空いていれば、電車の半分の時間で帰れるんですよねー。

のべ五日も留守にしていたので、自宅はひんやりと冷えていて、暖かくなるまでダウンジャケットを着ている始末。オイルヒーターは常時つけっぱなしにして室内温度を保たないとだめなんですよね。でも、猫さんは、家に戻ってすごく嬉しそうでした。お気に入りのソファで電気ざぶとんの上で丸くなり、「ここ数日の悪夢を忘れよう」とするかのようにぐーすか。なんかもう、可哀想で、ペットホテルに預けるのは辛いなぁ、これから。だけど家族旅行は我が家の最大のお楽しみでもあるので、悩むところです。京都時代は、動物大好きな友人夫妻が留守中毎日来てくれて、面倒をみてくれていたので、一週間以上留守にしても心配なかったんですが……

今日は仕事。明日からも仕事。わたしの冬休みはこれにて終了。

●今日の晩ご飯● 寒かったのでキムチ鍋。ひと冬にいったい何回、キムチ鍋を食べるんだろう、うちって。

●今日の映像● 「CSI科学捜査班 (呪いのジャックポット)(誘拐の罠)(不倫の果て)(血しぶきの謎)」四作ぶっ続けで。すべてケーブルより録画。

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2005.1.9 スキーに行って来ました。行くまでがすっごく大変。何しろ二年ぶりなので、息子のスキーウエアは全部買換えになっちゃったし(ものすごく背が伸びたのねー)、車はタイヤを替えないとならなかったし、チェーンも買ったし。宿泊費も入れると、とんでもない出費。タイヤ代が高かった。海外旅行が楽に行けるくらいお金がかかりました。もうすかんぴんで鼻血も出ません。でもまあ、ノーマルタイヤで冬を乗り切るのは危険だし、仕方ないっすね。

六日はそうした買い物で一日つぶれ、夕方から東京へ。猫を預かってもらう予定のペットホテルが仕事場の近所にあるんです。そこは獣医さんの経営なので安心なんだけど、設備はいまいち。とにかく犬臭い…… ぴー太が生きていた時は、三日くらいの留守番は平気だったんですけどねー。やっぱり一匹になっては、三日も留守番をさせるのは不安です。六日は仕事場に家族で泊まり、翌朝、猫を預けて十時くらいに出発。順調に、蓼科には午後二時前に着きました。昼ご飯を食べてからホテルにチェックイン。スキーは一日だけ、と決めてあったので、温泉につかってのんびりと読書。幸せ。体調がいまひとつだったので早めに就寝。でも夜中に目がさめてまた読書してました。夕方から雪になり、どんどん積もって、朝には駐車場の車が見えないくらいの積雪に。七日は朝食のあと、ブランシュたかやまスキー場へ。新雪が積もっていたのでちょっと怖かったけど、チェーンなしで楽に行かれました。わたしは滑らずにもっぱら読書。息子とパパは楽しんでたみたい。午後、一時間だけ息子にプライベートレッスンを受けさせました。三時にはひきあげて、ホテルに戻り、また温泉。わたしにとってスキー旅行は、イコール、温泉と読書の旅、なのです。ひさびさにゆっくりして、気分が軽くなったみたい。昨日は、ホテルをチェックアウトしてそのまま帰路に。せっかくなんだからもっとゆっくりしたかったけど、猫を預けてあるので、五時までに東京に戻りたかったの。中央道の渋滞はひどいので、渋滞が始まる前に八王子を通過したかったし。十二時くらいに諏訪インターから入って、途中休憩を含めて、新宿で降りたのは午後二時前。渋滞に捕まらずスムースに戻って来ました。猫をひきとって仕事場へ。やっぱり犬臭くなってしまった(涙) 猫さんは鳴きつかれて声が枯れてました。うう、ごめんよー。でも元気にしていたみたいで、なぜか太っている……?とりあえず、スキー用品は自宅に置き場がないので仕事場の物置き部屋にしまい、洗濯もして、夜は居酒屋で済ませました。明日はやっと自宅に戻れる〜

●1/6の読了●(敬称略) 「推理小説」秦 建日子 河出書房新社 読了(5・国内5) このタイトルは、なかなか我々にはつける勇気が出ないですよね(^^;;;

●1/7の読了●(敬称略) 「リング」鈴木光司 角川ホラー文庫 再読(6・国内6) 久々の再読。映画のイメージがあたまにこびりついてしまっていて、読み直すと、かなり印象が違う作品だったのね、と。

●1/8の読了●(敬称略) 「名探偵Z 不可能推理」芦辺 拓 ハルキノベルス(7・国内7) この本、息子の大のお気に入りなんです。息子が続編を熱望しているので、芦辺さんにもそうお伝えしました。いや〜、楽しいですよ、これ。もう笑った笑った。特に「シュレデインガーの猫」がまさかあんなことに……

●1/9の読了●「わたしにもできる銀行強盗」ジーン・リューリック ハヤカワ文庫(8・翻訳1) 主人公が元気なおばあちゃま、というところが気に入りました。コージーです。

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2005.1.5 新年初の雑誌締めきりで、ほぼ徹夜。プロットはたててあったし、イメージもできていましたが、いざ書き始めるとイメージ通りの会話が続かなかったりして何度か書いては捨て書いては捨て、結局、年末からやっていてぎりぎりまでかかりました。今年は連載のお仕事自体は少ないのですが、前倒しで締めきりを設けてあるものが多く、心してかからないと。でも仕事は書き下ろし中心です。年明け最初の本は、新潮文庫から「残響」の文庫化になる予定。解説は、千街さんです。

あと10枚というところで頭痛がひどくなり、午後は寝ていました。なんとか痛みがとれたのが夜になってから。予定分まで書いて送付したのが午後九時でした。で、十一時半に一度寝たけど、二時半に目が覚めてしまい、また仕事をしています。午前四時。ものすごく寒い。

七日からスキーに行くことに。と言っても、わたしはスキーの才能がまったくないと悟ったので、滑りません。雪だるまでも作って遊んでいるか、あったかいところで本でも読んでよっと。パパももう、息子についてすべるとしんどいと言ってます。息子は決して上手ではないんですが、怖いもの知らずで、ぎゅいーんと直滑降しちゃうんですよ(^^;;; ちょっと高くつくけど、息子には個人指導員さんでもついて貰います。そろそろパラレルを習わないといけない時期ですが、親の方が下手なので教えられないし(笑)

●今日の晩ご飯● デリバリーでピザ

●今日の読了●(敬称略) 「魔術王事件」二階堂黎人 講談社ノベルス 読了(4・国内4)

●今日の映像● 「ER II 〜おわりまで」第二シーズンを全部見終わりました。「夏目家の食卓」(テレビドラマ)

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2005.1.4 首を寝違えました(涙) 重症ではないけど、痛い。ゆうべ、猫を腕枕してやってて、そのまま寝ちゃったんですよねー。猫の方は飽きるとさっさと出てしまって自分の電気ざぶとんで寝てたようですが、わたしはそのままの姿勢で固まっていたので……。ううう。

今日はもう全開の仕事モード。締めきりが明日なんですっ。家事もなんにもしませんでした。まだ終わってないので、今夜もがんば。

●今日の晩ご飯● 作ってる暇なんてないし、近所の居酒屋でさっさと食べました。

●今日の読了●(敬称略) 「事件の年輪」佐野 洋 文藝春秋 読了(2・国内2)、「イニシエーション・ラブ」乾くるみ 原書房 読了(3・国内3)

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2005.1.3 新年早々思ったこと。もしかしてこれって……花粉症?鼻がまたおかしくなってしまいました。つまると思考能力がなくなっちゃうので仕事が進みません。今日は15枚書いて、残したのが二枚だけ。ぐあーっ。締めきりが〜 

一日中、鼻の薬を飲むと眠くなって一時間寝て、起きたら仕事して、の繰り返し。

●今日の晩ご飯● まぐろ丼(マグロのブツの漬けと、ねぎとろを半々にご飯にたっぷり盛って)、豚汁(野菜山ほどに、お雑煮の残りの鶏肉まで入ってました。パパ制作。豚汁にさらに鶏肉を入れるのってどうよ?と思ったけど、食べてみたら意外にいいみたい。わたしは豚より鶏の方が好きなので、豚の匂いも軽くなってグー)

●今日の読了●(敬称略) 「保険金殺人 死体の声を聞け」上野正彦 角川文庫 読了(1・国内1) 今年初の読了が死体のお話ってのも、象徴的です(^^;;;

●今日の映像● 昨夜の徹夜中に、仕事の合間に見たものばかりですが。「セックス・アンド・ザ・シティ -61まで」「ER II -42まで」 セックス・アンド・ザ・シティの中で、キャリーのG3がぶっ壊れたんですが、その画面で、はじめてサッドマックを目撃!実は写真以外では見たことなかったんですよ〜(笑) OS9以降は、お正月になっても「あけましておめでとうございます」も「謹賀新年」も言ってくれなくなっちゃって、Macも無味乾燥なただのマシンになり下がってしまい、熱も冷めつつありますが、SATCの中だけは、喫茶店でみんなが使ってるのも全部Macで気持ちいい〜(笑) たぶん、APPLEがスポンサーになってるだけのことでしょうが。

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2005.1.2 さて、2005年も二日目ですね。えっと、一昨日からろくな日記を書いていませんが、一昨日はまず正月の食料品の調達をして、それから東京の実家に食べ物を持って向かったところ、途中から雪が舞い降りて来て、あらら、と思いつつ東名は無事通過、でも用賀から先が渋滞していて、その渋滞の中をノロノロ進んでいる間に雪がどんどんすごくなり、ついに「通行止」になって、池尻で強制的に下におろされてしまいました。700円払ったのにー。仕方なく下を進んだものの、皇居の周辺は積雪の上に路面が凍り、すでにスタックしている車もいたりして、這うようにしか進めず。四駆だけどタイヤはノーマルなので無理はできません。結局、三時間かかって実家に到着、食べ物だけおいてすぐ仕事場に。実家で三十分過ごす間に雪はやんで、仕事場までの道はすかすか、雑用を片付け、四時半に仕事場を出て自宅に向かったんですが、首都高も東名もすべて通行止、そのせいで国道246がものすごいことになっていました。青山通りを一丁目から青山学院までの距離に1時間費やしてとうとうブチ切れ、宮益坂から渋谷に突入。いつもは歩行者と不法駐車の車で進めない道玄坂ですが、さすがに雪の大晦日、がらがらでした。そのまま道玄坂上から首尾よく246に合流して、やった、時間を稼いだぞ、と思ったのも束の間。大橋の信号で直進レーンがぴくりとも動かなくなり、またもやキレて右折(笑) 「ここはどこだー」と言いながら、必死にもとの道に戻そうとするナビをぶち切って勘だけを頼りに裏道を進み、気がついたら駒場東大前からいつのまにか環七に逃げられていたので、そこで南に戻って上馬で246に、と思ったら、今度は246からはみ出して合流できない車の列を発見。信号が変わっても一台も前に進みません。こりゃだめだ、と、246に見切りをつけ、二十年ぶりに丸子橋へ。都内は空いていて、環七をぶおーっ、と飛ばせたのは気持ちよかったけど。丸子橋を渡ってからは、もうほとんど勘だけを頼りに、246に平行してそうな道を進みました。途中にコンビニ三回寄って、それでも渋滞はきわどく避けつつ、なんとか、自宅に八時過ぎに到着。あのまま青山通りからばか正直に246を進んでいたら、年が明けても帰り着かなかったかも(^^;;;; そんなこんなで、おそばを茹でたのが九時過ぎ、そのまま年越しの晩餐になって、DVDに録画したドラマを見ながら年明け。まあなんとか、家族と猫と、みんなでソファに座って年越しができたので、よかったよかった。午前五時頃までだらだらと起きていて寝ました。

元日はなぜか早く目がさめたけれど、ニュースで、まだ東名が不通と知って、東京の仕事場で正月を過ごすのを断念。もう自宅にいることに。お雑煮は実家で食べるつもりで材料を買ってなかったので、冷蔵庫をあさって残り野菜を刻み、なんとかお雑煮らしきものを作成。あとは、年賀状を書いたり仕事をしたりしつつ、夕方になってから仕度して、電車で実家へ。お年玉をいっぱいもらった息子はほくほくでしたが、息子と親にお年玉をあげ、食料品のすべてを用意した我が家のサイフはすっからかんざんす(涙) それでも実家で、自分で作ったおせちを食べ、1年に一度の贅沢で買った飛騨牛のサーロインを焼いてみんなで食べていると、ああ、お正月だなあ、と、なんとなく幸せになりました。10時半に実家を出て、1時間半かけて帰宅。夜はまた、DVDに仕事に読書。すでにいつもの生活パターンでした。

今日はもう、ブランチが「朝マック」(^^;;; 寝不足が続いたのでたっぷり昼寝して、あとは仕事とDVD。お正月のテレビはつまんないしー。でも年明けに雑誌の締めきりがあるので、そろそろエンジンかけないと間に合わないなー。今夜は仕事の予定です。

●この二日間に見た映像● もうひたすら、録画したDVDを見ました。「ER II 28-36」「セックス・アンド・ザ・シティ いっぱい見たのでどこまで見たかわかんない〜」「CSI科学捜査班 1」「虚無への供物 2、3」「安楽椅子探偵とUFO 問題編」「安楽椅子探偵とUFO 解決編」……もっと見たような気もする……

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2005.1.1 あけましておめでとうございます。とりあえず、ご挨拶。中身はまたあとでね。何かと忙しいのです、元日って(^^;;;;

何はともあれ、今年一年、皆様、ご健康でお幸せでありますよう。

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