柴田よしきの日記です。2004年3/1-3/31分です。それより前の分はこちら
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2004.3.31 とうとう3月も終わり〜 引っ越しは難渋しております。ともかく、二軒分の引っ越しをいっぺんにやるのがいかに無謀か、身に染みました。ふー。

27日--29日はほぼ同じような日々の繰り返しでした。朝起きたら車で神奈川の自宅に向かい、午後まで自宅のダンボールを開けたら東京の仕事場に戻って、後は真夜中まで仕事場のダンボールを開ける。その合間に、市役所、税務署、車関係などなどなど、雑多な用事をひとつずつ片付ける。ひたすらの肉体労働で、なまっていたからだはギシギシいってます。腰も腕も痛い。ほこりで指も顔もガサガサ、鼻づまりもひどく、よれよれ(涙) 

30日、配偶者は日帰りで京都に戻り、借りていた二軒の借家を返して契約を解除して来ました。これで京都にはもう、何のしがらみもなくなっちゃった。。。ゴミもすべて捨て、業者に掃除もしてもらい、きれいさっぱり、京都での十九年が終了。配偶者が戻るまで、息子とふたりで東京の方のダンボールを開け、夜、配偶者が戻った頃に、ようやっと、東京のダンボールが残り十個を切りました。東京の方は、前に一度荷ほどきをして40個ほど開けていたのに、今回、追加で送った分も入れると100個以上開けたことに。ダンボール140個以上という、おっそろしい量の荷物だったのねー。しかもその大部分が本と書類に文房具と資料ファイル、つまりわたしの仕事関係でした。自宅の方はずっと荷物が少なくて、全部で100個ぐらいです。でも、とにかく東京を早く片付けなくては、と自宅の方はかなり遅れていて、まだ半分程度しか開いていません。うーん、いったいいつになったら自宅で寝起きできるんだろう。。。

今日は自宅の方を主に片付け、ホームセンターでこまごまと買い物。ついでに車屋さんに。迷ったけど、やはりナンバープレートを変更することにしました。ひとつくらい、京都の名残りをとどめるものを手許に残してもいいかな、と思っていましたが、京都ナンバーはやっぱ目立ち過ぎ(笑) 

夜は、久しぶりに居酒屋で野菜料理をたくさん注文。ずーっと外食なので、野菜不足で体調がいまいちです。

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2004.3.27 の朝に書いていますが、25日の分からですね。22日に転出届を京都市に出してしまっているので、どこの住民でもない流浪の一家となって三日目。25日の朝は、仕事場のマンションで迎えました。仕事場とは言ってもいちおう2LDKあるので、家族三人なら余裕のはずなんだけど、ぎっしりと埋め尽くされたダンボールの山の谷間しかスペースがなく、おまけに猫2匹と猫トイレまであるので足の踏み場がありません。でもそういうごちゃごちゃとした状況は、猫の得意とするところ(笑)。たった一晩ですっかりなじんでしまった猫たちは、朝からごはんをもらって悠々としたものでした。自宅の方が片付いたら猫ももう一度引っ越しになっちゃうんだけどね。

25日、またもや睡眠三時間で六時半前に起床。もうへろへろです。しかし、昨夕京都を出発した荷物が朝には到着してしまうので、疲れたからだにムチ打って神奈川県にある自宅に向かいます。息子と猫はお留守番。息子はへばって熟睡していました。車で一時間半、朝早くなのに都内はけっこうあちこち渋滞。本当に東京って車が多い〜 東名は空いてたけど、高速を降りてからがまた渋滞で、自宅に着いたのは八時半。それから部屋の掃除をして、九時過ぎ、クロネコ到着。あれだけ不要な物を捨てたのに、まだこんなにあったんかいと呆れるほどの家具とダンボールが次々と運びこまれ、搬入完了が午後一時半でした。今回の引っ越しは、荷ほどきを頼んでいないので、クロネコさんがやってくれるのはそこまで。お互いの居場所もわからないほど、マンション中に積み上げられたダンボールに夫婦そろってしばし呆然。今度の自宅もマンションで、広さは仕事場より少し狭いんです。でもキッチンが独立していないLDKタイプなので、荷ほどきは少し楽そう。ダンボールの数には今さらながらびっくりしましたが、実はクロネコの荷詰めというのは、運ぶ時に能率がいいように一箱を軽く作ってあって、開けてみれば中はすかすかのことが多い。仕事関係の荷物と大量の本が仕事場に行ってしまっているので、自宅の片付けは、そう時間はかからないと思われ。って、希望的観測に過ぎないんですけど。。。数箱開けてみて、これならいける、と楽観したところで、体力的に限界に達して退却。近所のおそば屋さんで遅いお昼を食べてから、東京に戻りました。都内は言うまでもなく渋滞渋滞また渋滞。東京の人は忍耐力があるのう、と妙な感心をしつつ、へとへとで仕事場に戻り、倒れて夕寝。起きても外食する元気はなく、ピザの出前ですませました。

26日は、ひさしぶりに七時間近く寝ていくらか体力を取り戻し、家族三人で車で神奈川に。いつまでも流浪の民をしているわけはにはいかないので、まずは市役所に転入届を出し、ようやく神奈川県民になりました。年金の手続きだとか、息子の入学手続きだとかごちゃごちゃした手続きを混乱しつつ済ませ、息子が入学する中学にも行ってまた手続き、それからホームセンターで掃除用具を買い込んで自宅へ。ダンボールほどきと家具の清掃。箱を開けてみれば、あちゃー、というくらい、ゴミが入ってます(^^; らくらくパックだと、ゴミまで箱詰めされて届いてしまうのよねー。あんなに必死で仕分けしたのに、まだまだ甘かった。七時過ぎまで片付けて(しかしダンボールの山は少しも低くならず)、ゴミ袋を車に詰め込んで東京に戻りました。自宅のマンションはゴミを決まった日にしか出せないので、毎日ゴミ出しができる仕事場の方で捨てるしかないのです。仕事場のマンションは、夜になると玄関ホールに警備員が立ってるんですが、家族三人で大量のゴミ袋を下げて入って来る様子に目を丸くしてました(笑)

モバイルパソコンにデータを少しずつ移動させ、メールと日記がとりあえず復活。でもまだ仮復活です。ネットと仕事の環境整備は、これから少しずつですね。

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2004.3.26 復活しました。しかし、しばた本体の方は、過労死寸前です。うう。

23日は息子の小学校卒業式。嬉しさよりも、ともかく苦難の道を乗り越えて卒業まで漕ぎ着けた安堵で気が抜けました(^^;;;  こんな気持ちは、特別仕様の子を持つ親にしかわかってもらえないだろうなぁ(^^; でも嬉しかったのは、さんざ息子が迷惑をかけたはずの同級生の親御さんたちの中で、息子のことを温かく見守っていてくださった人たちが何人もいてくださったこと。人は決してひとりでは生きられないけれど、どんな人でも誰かと寄り添っていれば生き抜いていかれます。そのことを、親子ともに実感した日でした。まあ何はともあれ、卒業。

謝恩会のあと、二次会にも出ずに家にとんで帰り、真夜中の三時まで引っ越し準備。京都最後の夜だというのに、のんびりお風呂にも入れず。やはしスケジュールが無茶でしたね。。。

24日は、睡眠三時間で七時に起きて、業者が来るまでさらに準備を続け、九時にクロネコ到着。午後二時頃には終わる予定だったのですが、やはり想像以上に荷物が多く、完了したのは午後五時でした。うう。すごく寒い日だったので、すでに暖房もなくなった部屋で、猫と一緒に震えてました。おまけに連日の疲れのせいか、微熱と激しい頭痛で吐き気も止まらず。泣きそうに辛かった〜 荷物が去って、がらーんとした家の中、様変わりした部屋の様子に興奮した猫が走り回る中、六年慣れ親しんだ家のあちらこちらにさよならを言って撫でてあげました。それからパソコンと猫を車に詰め込み、簡単に掃除をして、午後六時半、やっと東京に向けて出発。予定より大幅に遅れてしまい、できれば避けたいと思っていた夜のロングドライヴになっちゃった。名神にあがったのがもう七時前。ところどころ小雨も降って、慎重にゆっくりと行くしかありません。でも幸い渋滞はなく、夕飯を食べたり、こまめに休憩したりしながらのんびり走ったのに、東京の仕事場マンションに到着したのは午前二時。七時間で到着。

心配していた猫たちですが、これが意外なことに、少しミーミー鳴いていたくらいで、思いのほかおとなしくしていてくれました。後部座席にケージに入れて二匹まとめて置いていたんですが、隣に息子が座ってて、懐中電灯で照らしながらずっとマンガを読んでいたので、その姿がケージから見えていたのがよかったみたい。大嫌いな車の音や振動でも、家族の姿がそばにあれば割と大丈夫なのね。ケージの中にはパパのセーターも入れてあったし(笑)

さすがに疲れて、マンションに着いてすぐ家族も猫も沈没。新しい部屋にちょっと落ち着かない猫たちでしたが、疲れと眠気には勝てなかったらしくて、三十分ほどで静かに寝てくれました。

ということで、また続きは後でね。まだネット環境が整っていなくて、完全復活ではないんです。。。

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2004.3.22 いよいよ、あと1日半です。この日記も、京都から書くのはこれが最後です。明日は息子の卒業式でめいっぱい忙しく、夕方にはパソコンも荷造りしてしまうので、ネットには繋げません。復活は25日から27日の間くらいになると思います。日記もお休みです。

今日も丸一日、荷造りでした。朝は土砂降りの中、大量のゴミ出し。もうへとへとです。京都を去る前には、あそこも行きたい、ここも見たいと思っていたのに、結局、引っ越しが大変過ぎて何も見られませんでした。二軒の家を引っ越さないといけないので、わやくちゃです(^^;

でも、この19年弱、京都で暮らせて本当によかったと思っています。思い出もいっぱい作ったし。

それでは、ひとまず、さようなら。

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2004.3.21 お彼岸ですね。実家は神道なので、お彼岸だからってお墓参りはしないんですが。京都市内は寺と墓がやたらめたら多いので、昨日、今日と市内のどこもかしこも大渋滞。すごいことになっています。でも桜がまだなので、観光客は少なめ。

昨日はヘアマニキュア(白髪染めとも言う……)をして来ました。三時間半かかってぐったり。それから、息子の卒業式と入学式に着る服を買って、父と子とも待ち合わせして、息子にも卒業式用にアイビーのブレザーを。公立の普通の小学校なので、ブレザーなんて着て来る子は少ないらしいんですが、息子は着てみたいんだってさ(^^; まあいいや、紺ブレに無地のダークグレーのズボンにしたから、喪服にもなるし(^^;;;;; パパのスーツは、デパートではなく、紳士服のはるやまで買いました(笑)

半日出掛けてしまったので、真夜中過ぎまで引っ越し準備。もう大詰めです。今日も、朝6時からはじめました。明日は市役所で手続きをしたり、銀行に行ったりと忙しいし、午後は事務所行きの荷物の残りも出さないとならないし、パソコン宅配便もやって来るし。あさっては卒業式なので引っ越し関係は明日中に終了させないとなりません。

いよいよ、京都暮しも、今日を入れて、あと三日半です。。。

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2004.3.19 不要品の山が消え、家の中が、がらんとして来ました。いよいよなんだなー、と、淋しくなって来ちゃった。。。トラックの荷台に積まれて去っていく、壊れかけた家具の山。ひとつひとつ、どこで買ったのか思い出せるのが不思議です。中でも、まだ使えるんだけど、すでに使い道がなくなった「仔猫用」のキャリーケース。新婚の頃に、2匹のシャムの仔猫をもらった時、買ったもので、もう17年も前の品物ですが、不思議に丈夫で壊れませんでした。でもさすがに汚れてしまって、他人にあげるわけにもいかない有様。今では、小さい方の猫一匹でもちょっと狭い。仕方なくお別れ。納戸もすっからかん、仕事部屋もパソコンまわりしか残っていません。でもまだまだ、難関の物置きと和室の奥に手付かずの魔境が……

「もうお引っ越しはおちかれましたか」などと、とぼけたFAXを送って来た担当さんがいました(笑) 担当さんにはこの日記は読んでね、と言ってあるんだけどなー。落ち着いてなんているわけないっす。これから本番を迎えるのに〜

昨日は、京都新聞の文化部で、新聞連載のお世話をしてくださった担当さんからインタビューを受けました。京都新聞ともお別れかぁ。地方新聞は、地元の記事がいっぱい載っていて、京都の今を知るにはとても便利だったんですけどね。東京ではやっぱ、大手の新聞を頼むことになるのかな。

近鉄プラッツの無印でベッドを購入。新居に配達して貰います。今使っているベッドもまだまだ使えるシロモノなんですが、息子がホコリとダニにアレルギー反応を示すので、寝具は一新することに。ものいりな春です。東京は桜が咲いたのね。今年は、京都の開花前にこちらを離れてしまうのに、行った先はすでに満開を過ぎている、という、桜ワープ状態になっちゃう(涙) なんか損したきぶん。

●今日の読了●(敬称略) 「魔性の群像」 森村誠一 徳間書店 読了(45・国内34)

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2004.3.18 さすがに毎日肉体労働をしていると、なまっていたからだのあちこちが悲鳴をあげて来ました。腰が痛いよ〜 今日は物置き兼子供の遊び部屋。昨日に引き続き、プラケースと格闘。膨大な数のぬいぐるみも発見。ずっとほこりっぽいところで作業しているせいか、頭痛がずーっととれません。おまけに今日はすっごく寒くて、暖かいのに慣れてゆるんでいたからだには辛い。

サッカー。わーいわーいわーい。アテネで楽しみがひとつ増えました(^^) しかし今回の予選、鍵を握っていたのはレバノンだったのね(^^; 息子がレバノンの国旗を気に入ってしまいました。なるほど、木のマークというのはちょっとおしゃれ。あの木は確か、「レバノン杉」ですね、聖書にも出て来る。でも聞いたところによれば、中近東一帯に広がっていたレバノン杉の森は伐採でもはやその姿を消し、レバノン杉も保護植物になってしまっているとか。国旗ひとつにも、地球環境が悪化している問題は読み取れます。そろそろ息子にも、オリンピックを見る時に、世界情勢や政治、宗教対立などについて、教えていかないとならないなぁ。。。それにはまず、あたしが勉強せんと(^^; 歳のせいかどうも、向学心がにぶり、新聞を読んでいても気になった箇所について調べる、という作業をさぼりがちです。レバノンも、イスラム教徒とキリスト教徒が激しく対立した歴史のある国でした。

明日は不要品を業者に引き取ってもらい、あさって、しあさってと手がついていない部分の整理を終えたら、22日は引っ越しに向けて最終段階です。23日は息子の卒業式で、その晩には、身の回りの荷物もまとめないと。24日、残った荷物をすべて新居に向けて送りだしたら、最後の難関、猫を二匹連れて車で8時間の長い旅です。あー憂鬱。うちの猫は二匹とも、自動車に乗るのがだいっきらいで、ちょっと獣医まで行く5分の間もぎゃあぎゃあ鳴き通しなの。ふう。8時間も騒がれたら……(涙)

その猫たち、引っ越しの大騒ぎにやっぱり「なんかへんだにゃー」と思っているらしく、不安だったのか、神経質な雄の方が、わたしの旅行鞄の中でオシッコしてしまいました(涙) うんもーっ。鞄を洗って乾かすににひと苦労。それで消耗していたら、ふと気づくと、仕事部屋にはまた、ご立派でくろぐろとしたモノが……。ひーんひーんひーん。なんとかして。

●今日の読了● 「怪奇小説傑作集1」創元推理文庫 アンソロジー ブラックウッド他 (わたしが再読したのは、中のページが茶色く変色した70年代の文庫ですが、現在、装幀を変えて新版が出ています(^^) うれしいですね) 再読終了(44・翻訳11)

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2004.3.17 寝室の続きと再び納戸。あさっての朝、不要品引き取り屋さんが来るので、それまでに、プラケースをすべて空にしなくてはなりません。今の家に来る前に住んでいた借家が、収納がない上に部屋数はあるけどどの部屋も狭くて大型収納が置けなかったので、衣類でも雑貨でも、とにかくプラケースに入れて生活していたんです、6年ちょっと。その間に、ホームセンターでプラケースの安売りがあるたびに買いまくったので、ものすごい数のプラケースがたまっていました。6年前にここに引っ越しした時、プラケースはそのまま運んでくれたので、荷詰めの手間がなくてそれがよかったんですが、この家は収納がとてもたくさんあったので、やがてプラケースは使わなくなり、「あとで捨てよう」と思ったものをとりあえず入れておく、という悪い展開に。結果、今回、三十個近いプラケースを整理して空にする作業になってしまいました。軽いしどこにでも置けて、中身も一目でわかるので、引っ越しの多い家庭には強い味方のプラケース、なんですけどね、程度問題だよ(涙) しかもプラケースは家庭ゴミで捨てられないので、大型ゴミとして処理しなくてはならず、その手間も大変。今回、配偶者が技術者の仕事をしていた頃に使っていた機材や資材などもまとめて捨てることになったので、業者に来てもらうことになりました。ゴミもタダでは捨てられなぃ時代。やはり、心を入れ替えて、ゴミの出ない生活を目指すしかありませんね。捨てるのにしのびなかったベビーチェアが、赤ちゃんが生まれたばかりの知人に引き取ってもらえることになって、それもちょっとうれしい(^^)

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2004.3.16 今日は寝室です。寝室とは言っても、家族三人でごろごろするのにも使っているので、雑多なモノで溢れかえっております。それでも親の本は一年くらいかけて整理しつつあったので、今度の引っ越しに先んじて東京のマンションの方に送れたのですが、いやいや、息子の本の数を甘く見てました(涙) この六年間に増えた児童書の数がこれほどだったとは。とは言っても、大部分がズッコケ三人組と怪傑ゾロリのシリーズだというのは、まあミステリ作家(いちおう)の息子なんだからそれでいいのか(^^; はやみねかおるさんとか松原秀行さんもいっぱいあるしー。「感動の名作」「文部科学省推薦」みたいなものにはほとんど興味を示しません(笑) 怪傑ゾロリなんかは、さすがにもう読まないだろうと親戚にあげると言ったら「嫌だ」と拒否されました。しくしく。読んだ本をため込む性質まで親そっくり。作家さんの中には、ご自分は賃貸暮しなのに本のためにマンションを買ったなんて人もいるし、書庫としてワンルーム・マンションを借りているという類の話はごく当たり前です。決して贅沢なのではなく、必要経費なんですよね。まあうちは結婚以来数回の引っ越しを重ねたので、そのたびに思いきって本も処分して来たので、そんなに多くはないんですが、それでも東京のマンションの一室は、ほぼ本に占領されてしまいました。今いる借家は築年数がとてつもなく古いので、本の重みで床が抜ける不安にずーっとつきまとわれて来たので(^^;、今度は自宅も仕事場も鉄筋で、その点だけはホッと一安心。しかし今度の息子の部屋はかなり狭いので、怪傑ゾロリ他息子の蔵書の置き場に今からあたまが痛い。

一時間引っ越し整理をしては一時間仕事、というパターンなので、めいっぱい頑張っても通常の半分しか進みません。それでも午前二時過ぎになんとか雑誌をすべて終了。長編がここのところ手つかずなので、明日からそっちじゃ。今日は暖かくて助かりました。もう灯油も買えない(残るとめんどう)し、衣類もしまっちゃいたいし、このまま寒さが戻らずにどんどん暖かくなって欲しい。

サッカー、勝ちましたね。得点がもっと入ればなー、と、お気楽な立場ではつい愚痴も(^^; それでも勝ってよかった。Qちゃんが出ないというだけでも、アテネに対して興味が半減したところだったんで、これでサッカーは出ないわ長島さんは行かないわ、では、寂し過ぎだもんな。しかしわたしのオリンピック観戦は、常にマイナースポーツに興味が向いているので(^^;、この夏もせっせとマイナースポーツを衛星中継で見ていると思うけど、たぶん。

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2004.3.15 今日は納戸の片づけ。クロネコのらくらくエコノミーなので、荷造りはしなくていい契約なのですが、そうは言ってもゴミまで荷造りされて新居に運ばれたのでは後が大変なので、とにかく捨てるものは捨てないと。しかーし。捨てても捨ててもまだ物が出て来る…… 六年前の引っ越しの時に納戸に運び込んで以来、開けてなかったダンボールが五個もありました(^^; まあね、一年使わなかったものは生活に不必要だから処分する、というのが、快適な暮しを維持するコツだそうですから、六年開けてなかった箱なんかそのまま捨てればいいようなものなんですが、そこは貧乏性なわたくし。ほこりまみれになりながら一個ずつ開けました。うわー。けっこうすごいものを発見。なんと、結婚前に遠距離恋愛していた時、今の配偶者と交わした手紙の束がっ(^^;;;;; うーん、と考え、まず、向こうがわたしに出したものだけは保管。その上で、確定申告を終えて脱力している配偶者を呼び、「これ捨てていい?」と、あえて詳細には見せずに箱をちらっ。古い仕事の手帳だのなんだのがぎっしりなので「いいよ捨てて」とあっさり。しめしめ、と、わたしが配偶者に出した、とっても恥ずかしい手紙はすべてゴミ袋へ。やったね(^^)v これで一方的な証拠だけ残ったのであった。って、いったいそれがどうしたってなもんですが(笑) 他の箱には、息子が赤ちゃんの時に使っていたものがいっぱい入ってました。妊婦用の下着まで(^^; いったいなんでこんなものとってあるんだ???と、しばらく考えて、ぽんと納得。六年前に引っ越して来た時はまだ、二人目を産む気まんまんだったんですね(笑) だから、ベビー椅子だのチャイルドシートだの、ベビーベッドの上に吊るすオルゴールまで、全部保管してありました。なんだかなぁ、捨ててしまうのはすごく淋しくなっちゃったんだけど、さすがにもう二人目は産まないだろうし、間違ってできたとしても、十二年も前の産着だのベビーチェアだのは使えないしね。まあ、万にひとつ、またできちゃったら、すべて新品で揃えてあげましょう。ということで、全部お別れです。こうやって整理してみると、今回の引っ越しは、うちの家族にとって、大きな転機に間違いないみたいです。いろんな未練を断ち切って新生活に入ることになります。壊れて音が変になってしまっていたベビーベッド用のオルゴールをゴミ袋に入れると、まるで別れを惜しむように、ほんの数小節、「ゆりかごの歌」のメロディが流れました。十二年前、ベビーベッドの中でくうくう寝ていた息子の顔が、一瞬にして目の前に甦ります。あの頃の一日一日は、わたしにとって、この先老いて死んでいくまで抱き締めていられる宝物なんだなぁ。思わずゴミ袋からまた出してしまったけれど、やっぱり壊れていて、もう鳴りませんでした。さよならさよなら。思い出は形で残らなくても、心の中にたくさんあるものね。

今日の最大の収穫は、新品未使用の布おむつ二袋。純綿で蛍光剤も使っていないワッフルガーゼの布なので、鼻炎のわたくしがはなをかむのに最適!というわけで、布おむつではなをかみつつ、荷造りの合間はひたすら仕事。

●本日の映像● 「乱歩R 最終回」

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2004.3.14 引き続き体調低迷中。熱は微熱、鼻づまりと咳。頭痛。薬を飲むと際限なく寝てしまいます。たまった疲労のせいだろうな。昼間、ダイエーまでドライヴ。この道を車で走るのは最後かも、などと思いながら行くと、なんだか感無量。堅田に住んでいた2年間も含めて、本当によく通った道でした。今日は黄砂のせいで、あたり一面ぼんやり。車が汚れた〜 何を買うでもなく、ゲームコーナーで息子がぬいぐるみをゲットしてわたしにくれ、それだけで帰路に。帰ってから薬を飲んで寝て、あとは仕事と荷造り。体調が戻らないと、引っ越しもしゃきっとできないよー。締めきりもあと一本残ってるし。。。

サッカー。。。。。。。。。負けた……

●もう外食かできあいしか食べられないのです。台所も荷造りがはじまってしまいました。今夜は「串八」で。二十年以上前からひいきにしていた「串八」とも、遂にお別れか。。。いずれにしても、しばらくこの欄はお休みしますね。

●本日の読了●(敬称略) 「小さい犬の日常」津田直美 中公文庫てのひら絵本  読了(43・国内33)

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2004.3.13 熱は下がりました。でもふらふらしてます。今日は1日、寝たり起きたり。

●本日の読了●(敬称略) 「原罪の庭」 篠田真由美 講談社文庫 文庫版で再読 (42・国内32)

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2004.3.12 すみません、風邪悪化で発熱中。締めきりも抱えているので、ネット控えてます〜

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2004.3.10 激疲れで東京から戻りました。仕事場のマンションへは荷物がすべて入り、なんとか半分ほどは荷ほどきもできました。でもあと30箱以上、残ってます。うーん、まあ少しずつ、四月になってからやろうっと。自宅の方はこれからが本番。とにかくゴミを捨てるのが最大の難関です。生活するということは、ゴミをつくることなのね…… わたしが小さい頃、昭和30-40年代までは、生活の中でムダなものってあんまりなかったんですよね。買い物に行く時は買い物カゴを下げて出て、もちろん袋なんて貰えなくて、魚も野菜も新聞紙でくるんで貰いました。プラスチックのケースとか合板のカラーボックスなんていう手軽な家具もなかったから、引っ越しのたびにいらない家具を捨てる、なんてこともほとんどなかったし。今回、まだまだなんとかすれば使えるものをゴミ袋に入れるのは、なんともうしろめたい気持ちなんだけど、いかんせん、引っ越し先が今の家より狭いので仕方ありません。でもラッキーなことに、近所の中国からの留学生夫婦のところで、息子の服だとかおもちゃ、家具なんかを必要としているとわかり、かなりのものを貰っていただけることになりました。なんにせよ、まだ使えるものは、使ってあげるのがいちばんだもんね。

3/7は朝から引っ越し屋さんが来て大騒ぎ。荷造りと搬出でした。めどがついたのは夕方。それからファミレスで早めの夕飯を食べてから、わたしだけ新幹線で上京。

3/8。朝九時に荷物が東京のマンションに到着。搬入は二時間ほどで終わりましたが、荷物がすべて入ってみると、リビングにも洋室にもダンボールの山が。ほとんど隙間がありません。今回、荷ほどきは自分でする契約だったので、引っ越し屋さんが帰ってから、お昼を食べて、それからFさんと二人でダンボールの解体作業に突入。午後一からはじめて夕方四時頃までに、30個近くダンボールを開けました。でもリビングは雑多な物の山に。ひーん。しかし脱力している暇はなく、このクソ忙しい時になんと、わたしはデビッド・ボウイのコンサートに行くのです(^^;;;;; 担当さんごめんなさい。三ヶ月も前から決まっていたのでゆるしてね。Fさんが帰り、別のFさんが到着するまでの二時間はそれでも仕事しましたよ。ええ。
武道館で七時開演。コンサートの様子は、書き出したらたぶんとまらなくなるので自主規制しますが、いやいやいやいやいや、とにかく、もう、なんちゅーか、ああ、よかったああああああああああっ! よかったのよ〜(涙) わたしはもう二度と、デビッド・ボウイを過去の人なんて言いません。言いませんとも。やっぱボウイは、スーパースターです。はあ〜 あれで57歳、もうじき還暦。還暦美形、ってのは存在するのねぇ〜

興奮でわやくちゃなあたまで、Fさんと新宿の東京麺通団へ。さぬきうどんでも興奮さめやらず。ちょっとお茶して、そこでFさんと別れてマンシヨンに戻り、午前三時まで仕事して沈没。しあわせ〜 

3/9。ボウイがあんまり良かったんで、かなりストレス解消になったというか、やる気が出て来て、猛然とダンボールに突進。夕方までかかって、なんとかかんとか、仕事スペースとリビングスペースは人が住む環境になりました。あとは洋室のダンボールだけど、まあそれは次回のお楽しみ(涙)。ぎりぎまで仕事。六時に、友達が数名がばたばたとやって来て、近所の洋風居酒屋さんで飲み会に。真夜中零時までの締めきりを抱えていたので心は半分、仕事のことに飛んでいましたが、これも前から決まっていたスケジュールだったので、まあ楽しみました。海外にいる友人が帰国したので、その歓迎会だったんです。食事した後、またわたしのところに戻ってお茶。みんなが帰ったのが11時過ぎで、それからまた仕事に。もう何が何やらわけわかめ。ここまで忙しくなると、思考力が低下して、自分のことじゃないみたい。午前一時、一時間ほど遅れて送付。別口の仕事も少しして、午前四時、沈没。(ところで、ボウイは9日の方がさらに曲数を多くやってくれたみたいで、うー、やっぱりダフ屋からチケット買ってでも、9日も行くべきだったなー、と(^^; 友人との再会より還暦美形の魅力に負けたしばたであった。。。)

今日は起きてから、洗濯と掃除。引っ越しの関連で二、三トラブルがあったので、その対処にまた時間をとられ、身の回りが片付いたのが午後一時半。ようやっと東京駅へ。二時半過ぎの新幹線に乗り、朝から何も食べていなかったので駅弁を食べ、名古屋まで爆睡。自分でも自分のやってることはむちゃやなぁ、と思いつつ、それでもなんとか自宅にたどり着いたのは五時半でした。家の中もダンボールの山です。でも、猫さんSの顔を見て、ああ、ここはやっぱりおうちなのね、と、しばし脱力。

これからしばらく、人間でない生活が続きます。早く、引っ越しを完全におえて、落ち着いて仕事したいよー。

●上京中の読了●(敬称略) 「退職刑事2」都筑道夫 徳間文庫(徳間文庫版はたぶん絶版ですが、創元推理文庫版も出ています) 再読(41・国内31)

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2004.3.6 寒い一日でした。朝から猛然と荷造り。ほこりアレルギーがあるので、くしゃみを百回はしたな。あばらが痛い(涙) 荷造りはお任せのパックなんですが、二つの場所に分けて送らないとならないので、簡単に仕分けできない棚の小物はこちらで荷造りしないと。他にも、わけのわからんゴミが出るわ出るわ。泉のように湧いて出ました。なんか、どっかのブラックホールとうちって繋がってんじゃないの、という感じ。吸い込まれたゴミが知らない間に溜まっていたとか……うーん、しかし、どれもこれも、よーく見ればうっすらと見覚えが。やっぱり自分たちで買ってるわい(^^; しかしなあ、どうしてこんなもの買ったんだろう、と首をかしげるものばかり。買い物してる時は別人格が出て来ているのかしらん。

明日が仕事場の引っ越し本番、明日の夜から東京です。戻りは10日の夜です。
今まで「本掲示板」だったものが、そのまま、読者の皆様へのお知らせ掲示板になりました。アルバムモードなので書き込みはできません。こちらからお知らせがある時に使います。メーリングリストの参加者の方は、必ず毎日見ておいてください。メールがリターンされるなどのトラブルで、一時的にアドレスを削除した場合など、そちらにお知らせします。参加しておられない方も、新刊のご案内とか不在のお知らせなど載せますので、たまに見てね。

●今日の晩御飯● ファミレス

●今日の読了● 「帽子蒐集狂事件」 ジョン・ディクスン・カー 新潮文庫(新潮文庫版は絶版。リンクは創元推理文庫版へ) 再読(40・翻訳10)

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2004.3.5 勝った勝った勝った勝った〜い!(^^) 鼻づまりなのに絶叫しまくりで、呼吸困難になりそうでした。実のところ、ユースの方にはそんなに思い入れはなかったんだけど(若い男にあんまり興味ないもんで)、やっぱりオリンピックがかかって来ると、冷静でいられなくなりますね(笑) にわかナショナリスト、なんとでも言っておくれ、サッカーはどっちか応援せんとつまらんのじゃ〜(笑) 

仕事と荷造りを交互にやって、体力も知力も使いはたしました。ひぃ。なのに、夕方になって、アンティーク家具のお店から電話が入り、明日の予定だった家具の引き取りをこれから行ってもいいかなんて言う〜。一時間の猶予をもらい、引き取ってもらう予定の家具を空にする作業に悪戦苦闘。だって今夜、ゆっくり片付けるつもりだったんだもん。アンティークとは言っても、正しくはアンティーク一歩手前、数十年を経過した懐かしい大正、昭和の家具を、リサイクルして売っているお店ブルーパロット。そんなにばっちり丁寧に直してなくて、表面をやすりで磨いてニスを塗る程度の手入れで売っているので、値段も安くて、どこか懐かしい、ホッとするフォルムが魅力的なんです。本当は全部持って行きたかったけど、新居も仕事場もマンションで部屋が少ないので、家具は絞らないと……ということで、少し引き取ってもらいました。お化粧直ししてまたお店で売られると思います。京都にお住まいで、ちょっと古っぽい家具が好き、という方は覗いてみてください。

鼻づまりと咳を抱えたまま、過酷な締めきり地獄と引っ越し地獄に突入中。

●今日の晩御飯● 近所の京料理屋さんでミニ懐石。

●今日の読了●(敬称略) 「さよなら」 森 青花  角川書店  読了(39・国内30)

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2004.3.4 鼻づまりが常態になりつつある今日この頃。梅の香も沈丁花も判別不能。しくしくしくしくしく。嗅覚というのはこんなにも大切なものなのか、と実感した本日。わたしの仕事部屋の片隅に、慢性便秘の恍惚猫がしたとみられる黒いころりんとした塊が……ぎぇーっ。臭いがわからないから気が付かなくて踏んでしまったやないかぁぁぁっ!幸いにもというか何というか、異様に固い、こちんこちんのモノだったので、二次被害は防げましたが。ああ、早く鼻が正常に戻ってほしい。。。

鶏インフルエンザ、すごいことになってしまいましたね。丹波自然運動公園は、息子が保育園時代、夏になると日曜日ごとに行ってました。波の出るプールとかあって、楽しかったんです。しばらく閉鎖だって。養鶏農家の皆様のお気持ち、お察しいたします。1日も早く、沈静化しますように。

えーっと、業界の一部、メールのやり取りがあった皆様には、仕事場の新住所をメールにてお知らせいたしましたが、3/8以降、しばた宛の郵便物等は、そちらの方にお願いいたします。わたし本体は、3/24まで京都におりますが、荷造りがはじまっていて大混乱しておりますので、郵便物など紛失してしまうおそれがございます。よろしくお願いいたします。葉書等で正式な転居のお知らせは、3/25以降、新居に電話がつきましたらお出しすることになると思います。メールのやり取りのない方で、業界の方に限りますが、仕事場の新住所をお知りになりたい方は、直メールをくださいまし。

●今日の晩御飯● パパ制作。チキンステーキ(焼いて食べればインフルエンザも安心)、野菜サラダ、豆腐とわかめのお味噌汁、発芽玄米+白米。

●今日の読了●(敬称略) 「くらのかみ」小野不由美 講談社ミステリーランド 読了(38・国内29)

●今日の映像● 「フロスト警部 第25話前編」ケーブルより、「エースをねらえ!」テレビ

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2004.3.3 うほっほうっほっほ!(^^)! サッカー見終わったとこなので機嫌がいいのです。勝った勝った。

お雛祭り。男の子しかいない我が家ではまったくの平日です。しかも父も子も桜餅が嫌いだし。ああ、お雛様飾りたい。女の子ほしい。。。まだブレア首相の奥さんが出産した歳よりは若いんですけどねぇ(笑)、しかし産むのはともかく、そのあと、二十代のママさんたちと保育園だなんだかんだって、もうそれはできないよなぁ、体力ないし。いっそ、可愛い養女でも貰おうかしら。

仕事と引っ越し準備。咳がまだ出てます。鼻づまりとはなみずが交互になりました。どう考えてもひつこ過ぎるよね、この風邪。やっぱインフルエンザだったのかしら。

●今日の晩御飯● 昨日に引き続き、冷凍庫の整理。今日は、まぐろのタタキ身を発見したので、まぐろタタキ丼。それに、ちょっとずつ残った焼豚の冷凍したものとか、おでんに入れ忘れたちくわぶとか、大根の余りとか、レンコンやシイタケなど、冷蔵庫に残っていたものをまとめて煮物にしてしまいました。おだしをしっかりとって、日本酒と味醂とお醤油で煮たんだけど、意外とおいしくできちゃった。

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2004.3.2 鼻づまりと咳は相変わらずだったけど、加えて今日は激しい偏頭痛。もうどうにでもしてちょうだい、って気分で一日、頭痛薬を飲み続けてしのぎました。作家仕事の合間に引っ越しの準備もあるし、もうへとへと。

夕方、父と子とで電器屋さんに向かい、テレビを購入したもよう。届くのは明日なので実物は見てないけど、ソニーの25型ブラウン管にしたそうな。まあ賢明な選択ではないかな、と思う。29型になるとブラウン管でもけっこうまだ高いけど、25型はがくんと安くなるみたいだし、同じぐらいの大きさでプラズマを買うとなったらとんでもない値段だし。新居に越したら息子も自分の部屋にテレビを置く予定なので、家族3人で見るのは食事時のNHKニュースくらいでしょう。だったら大きいのは必要ないしね。映画のDVDを見るには、やっぱりプロジェクターが欲しいし〜 、って、プロジェクターで画質がいいものになると100万しますが(^^; 

●今日の晩御飯● 冷凍庫を空にしないとならないので調べてみたら、まだけっこう食べられるものが入ってました。鶏の手羽元がたくさんあったので、それでクリームシチューをつくりました。玉葱、人参、ブロッコリーときのこ数種類は冷蔵庫に買い置きが入ってたし。でもジャガイモはなくって、今夜のシチューはイモなし。あとはパンと、できあいのポテトサラダにソーセージ。

●今日の読了●(敬称略) 「遊廓の少年」 辻中 剛  パロル舎(絶版?)  再読(37・国内28) この本は、パロル舎のHPですら紹介がもうなかったけど、復刊して欲しい作品です。新潮社あたりで文庫にしてもいいのになぁ。

●今日の映像● 「横溝正史テレビシリーズ 不死蝶 第一回」ケーブルより録画で

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2004.3.1 何も考えないでいましたが、昨日は2/29、今年はうるう年だったのね。子供の頃、うるう年というのは何か特別な感じがして、カレンダーを眺めてひとりでわくわくしていたものですが、そういう子ってあたしだけだったのだろうか。息子は2/29という日に対しても、まったく何もインパクトを感じなかったもよう。うるう年にはオリンピックがあるわけですが、その昔はオリンピックに対しても、すごく特別な期待を感じていたように思います。今は、世界選手権だとかワールドカップだとかって、スポーツの国際試合を手軽にテレビで見られるようになっちゃったし、スカパーとか入ってれば、海外の試合もいっぱい見られるしね。世の中が便利になるにつれて、感動が薄れていくのは仕方ないことなのか。

今日は朝、とても早く目が覚めたので夜明けと同時に仕事をはじめました。息子を学校に送りだしてさらに仕事していると、十時頃、階下から悲鳴が。なんやなんやと降りてみると、パパがテレビを指さして「あかん、遂に壊れた〜」。なるほど、そこには、極彩色に彩られた不気味な画面が。もう数カ月前から、スイッチを入れて15分くらい色が安定しない状態が続いていて、電圧が一定してないんだな、というのはわかっていたんですが、時代遅れの29型ブラウン管テレビだったので、引っ越しの時に処分するからそれまでこのままで我慢しよう、と、だましだまし使っていたもの。あと三週間を切ったところで遂に……。「つくもがみ」という言葉があります。生物ではない道具であっても、永年使い続ければそこには魂が宿る、という思想というか哲学。ある意味、マーフィの法則でもあります。特に電化製品一般に、もう古くなったし買い替えようか、と言い始めたとたん、機嫌が悪くなって壊れてしまうんですよね。新しいパソコンを買うと、元気だった前のパソコンのシステムがいかれる、というのも、多くの人が体験していると思う。うちのテレビも、自分だけは引っ越しの時に連れて行って貰えないんだ、と知って、燃え尽きたのかも。買ったのは14年前でしたから、まあ、頑張ったよね。ありがとう。なでなで。電圧の問題だけならば修理すれば直るのはわかってるんだけど、何しろでかくて重いテレビなので、新居のリビングではちょっと難物。やはり、新しいものを買って、引き取ってもらうことになりそうです。とは言え、液晶だプラズマだと薄型全盛の昨今。だいたいねぇ、液晶テレビってボリ過ぎだと思いません?パソコンの液晶ディスプレイが、高性能で大型でもどんどん安くなってるのに比べると、液晶テレビは割高感がぬぐえません。何より納得できないのは、はっきり言ってあんまり綺麗じゃない点。東京のマンション用に買った液晶テレビは、液晶ではたぶん、いちばん綺麗な部類に入るだろう、アクオスですが、それでもブラウン管テレビに比べるとだいぶ見劣りがします。それに液晶の宿命として、綺麗に見える位置が限定されてしまうし。なんかなぁ。あと三年待てば、プラズマでもぐっと安くなっていそうな気がする。もし品物があれば、今回は普通のテレビにしちゃうかも。いずれにしても、明日には買いに行かないと、極彩色の画面に気が狂いそうですが。

体調最悪です。懸命に働いてるのに、仕事も進まないし。夜はサッカー。相手チームのユニフォームが青く見える、という、サイケな画面で見ていたせいか、倍疲れました(涙) そりゃ選手がいちばん勝ちたかったんだろうから、テレビの前でのほほんと見ているだけの人間が文句の言えた筋合いじゃないことは百も承知の上で、やっぱり、「勝たんかいっ」とむかむか。うう、田中達也(この字でいいの?)くんは何度見てもイケメンだわ〜、などと呑気なこと言うてるバヤイじゃないっすね。

●今日の晩御飯● ハンバーグ屋さんで、ハンバーグ弁当のテイクアウトを。もう引っ越しまで、毎日外食か出前になりそうです。

●今日の映像● 「名探偵ポワロ短編シリーズ 戦勝記念舞踏会の殺人」ケーブルより

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