柴田よしきの日記です。2004年2/1-2/29分です。それより前の分はこちら
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2004.2.29 ずっと東京におりました。風邪がまったく治っていないので、外出がほんとに辛かった〜 咳は止まらないし鼻はつまって呼吸ができないし。25日は移動だけでしたが、新幹線にゆられたらすごく具合が悪くなり、デパートで買ったおにぎり食べて早寝。でも早く寝ると妙な時間に目がさめる(涙) 結局、明け方から仕事してました。26日は午前十時に荷物到着。荷ほどきやなんやかんやと力仕事をしたら熱があがり、午後はダウン。夕方まで布団の中にいて、それでも持ち直したので、夕方から打ち合わせ会食。相手が気をつかわなくて済むメル友Ｓだったので、神楽坂の居酒屋で、お魚と焼き鳥をつつきました。声も出ないし鼻がつまって味もわかんないし。しくしく。昼間は暖かかったのに、夜はすんごく冷たい風がビュービュー。十時にお開きにしてタクシーでマンションに戻ると、パパと息子が到着していたので、お風呂に入ってほっこり。それでも締めきり週刊に入っているので、父と子が寝てから仕事。午前三時ひとまず区切り。27日は七時起床、息子に留守番を頼んで、自宅になるマンションの引き渡し( ローン実行、残金決済)で銀行へ。中古マンションを買うのは初めてでしたが、新築よりいろいろとめんどいのね。けっこう時間がかかり、すべて終わったのはお昼過ぎ。駅で簡単にサンドイッチをつまんで、午後は、息子が通う中学での説明会に。用事が全部終わってマンションに戻ったらもう夕方でした。体調が悪くて出かける元気がないので、宅配ピザ。夜は仕事。28日、ひさしぶりにゆっくり寝て、昼前にドトールで買って来たパンを食べて、家族三人で、昨日ようやく自分たちのものになったマンションへ。リフォーム屋さんと待ち合わせて、カーペットの柄を決めたり、直すところを確認したり。鍵屋さんも来て、鍵も新しいものに。電気も通じました。今度のマンションはオール電化。なにやらわからんいろんな機械があるみたいで、慣れるまで大変そうです。午後三時過ぎにすべて終わり、駅で天丼食べてから、息子のリクエストでまたまた池袋のナンジャタウンへ(笑) ひとつのところに凝ると徹底するタイプです。でもすっかり中の構造を熟知してしまったので、ひとりで遊んでくれたので助かりました。わたしとパパは文庫本片手にカフェに座って待ってました。お昼が遅かったので夜になってもお腹が空かず、八時半頃にマンションまで戻る途中、ラーメン屋さんに寄ってささっとラーメン。土曜の夜なので家族で夜更かししてしまい、息子はずーっとプラモデル作りに熱中。
今朝は三人で寝坊。カップラーメンを食べてから、大掃除と洗濯。午後三時過ぎに引き揚げて、四時前の新幹線に乗って戻って来ました。あー疲れた。でも、新幹線で東京と京都を頻繁に往復することも、もうなくなるんですよね。あと三週間で、19年近く住んでいた町とお別れです。
本掲示板、今夜半にて終了します。数日はアルバムモードになりますが、書き込みは明日からできません。
●今日の晩御飯● 駅弁 (わたしは「世界の三大珍味弁当」というたいそうな名前のお弁当にしました。お味は……まあまあ)
●上京中の読了●( 敬称略) 「NO.1レディーズ探偵社、本日開業」アレクザンダー・マコール・スミス ヴィレッジ・ブックス(ソニー・マガジンズ) 読了(34・翻訳9) この本はおすすめです。こんな探偵物語、読んだことない！とっても新鮮。なにしろ探偵が、見事に太ったアフリカン・レディ！依頼人の夫がワニに食われる展開の探偵物語なんて、ちまちまと汚れた都会をかけずりまわるそのへんのハードボイルド男なんかメじゃないぜ、って感じ(^^) ボツワナの女探偵、という設定だけでも、わくわくしてしまいます。アフリカの雄大な夕焼けの空が読後の心の中に広がる瞬間が、本当に爽快でした。なんだか最近、読んですっきり、幸せになるような読書をしてないなぁ、という方は、ぜひどうぞ。
「乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル」牧野修 ソノラマ文庫 読了(35・国内26) 、 「工学部・水柿教授の日常」森 博嗣 幻冬舎ノベルス 読了(36・国内27)、
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2004.2.24 微熱が続いてくらくらしています。そんな最中に、引っ越し第一弾。引っ越し本番前に、最大の難物である本をいくらか別便で、東京の仕事場に送りだしました。「ぼくの引っ越し便」とかいう、小規模引っ越し便。これだと、ダンボール25箱と布団一組を28000円で送れます。でも荷詰めを自分でしないとならないので、午前中いっぱい大騒ぎでした。ようやっとダンボールを送り出してみたものの、見た目、荷物がまったく減ったように見えない……(涙) 本棚の本が出て行っただけなので、かさばり度が減ってないんですね。なんか、どっと疲れました。しかしこれで、これまでに少しずつ移動させていた分と合わせてハードカバー本とノベルスの九割、文庫の半分が仕事場に移動したことに。あとは息子の蔵書(ほとんど児童書でこれがまた重たい)と、納戸に押し込んであった文庫本だけ。本さえなんとかしてしまえば、高価な家具などひとつもない我が家なので、大部分の家具は破棄してしまいますから意外と身軽なの。とは言え、荷物の詰め込み日までに捨てるものと捨てないものの仕分けだけはしないとならない…… 夜、息子が「学校へ行こう」とかいう番組を見ていたら、「捨てられねーゼ」とネーミングされた溜め込み魔の女の子の部屋を片付けるという企画をやってましたが、思わず、「うちにも来てくんないかなー」と呟いてしまった。家賃が安かったので、のほほんと、六部屋もある家で六年間暮してしまい、増えた増えたよゴミの山。くすん。我が家みたいな性格の家族には、広い家は厳禁ですね。広ければ広いだけ、溜め込むゴミが増える。
明日は東京に移動、送りだした荷物をあさって受け取ります。週末いっぱい戻らないので、メールのお返事等は月曜日になります。日記もお休み。でも風邪をこじらせているので、旅は辛い。
●今日の晩御飯● 鰹のたたき(安売りしていたので冷凍をたくさん買いました。二種類の味付けにして)、水菜と白菜とあぶらあげのお味噌汁、白米、温泉卵。
●今日の読了●(敬称略) 「坊ちゃんは名探偵」楠木誠一郎 青い鳥文庫(講談社) 読了(33・国内25)
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2004.2.23 油断したらぶり返してしまいました(涙) 今日は咳が止まらず、ひどい目に遭いました。おまけに明日、引っ越しの第１弾で本を送らないとならないので荷づくりもしないとならなかったし。そういう時に限ってせっせと仕事を増やしてくださる猫さんS、ちっちゃい方は下痢とはなみず、大きい方はゲーゲー吐きまくり(泣) 猫さんのゲーとびちびちウ○チを拭いてまわるだけで一日の大半が潰れた気がする。。。あうう〜 がるるるる〜
●今日の晩御飯● 精も根も尽き果てて「あかん、外食じゃー。何にする？」と訊ねたのが間違いのもと。家の中でただひとり、先に風邪を治してしまった息子が元気に「焼肉っ！」。焼肉屋さんまで行くには行きましたが、あたしは肉が食える状態ではなく、キムチうどんと梅クッパをすすっておりました。。。。配偶者は熱があっても肉が食える男なので、ばくばく食べとった。。。
●今日の読了●(敬称略) 「大相撲殺人事件」小森健太朗 ハルキノベルス 読了(32・国内24)
●今日の映像● 「名探偵ポワロ 短編シリーズ ロイヤル・ルビーの盗難」ケーブルより、 「乱歩R 地獄の道化師」テレビ
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2004.2.22 久々の雨。でも雨なのにちっとも寒くない、ってところが、ああ、春なんだなあ、と実感。まだ寒の戻りはあるだろうけど、春にはなっているみたいですね、もう。配偶者の体調が崩れています。わたしの風邪がうつったんだろうなー。税金計算が山場で、領収書に埋もれているのも健康を害する原因でしょう(^^; 昨年は出た本の数が少ないので、払う税金もぐっと少なくなってくれているはず、なんですが…… 作家の場合、収入が発生した時点で源泉徴収されているので、普通に経費計上している「そこそこまで」の売れ方の場合には、還付金が戻って来るんです。いきなりドッと売れてしまうと、源泉では足りない(源泉は10%計算なので)のでさらに支払うハメになるわけですが、そうなると翌年に予定納税まで発生してしまい、住民税と合わせると恐ろしいことになるため、大当たりを出してしまった作家さんが浮かれてお金を遣ってしまって、翌年に税金が払えず版元から借金、なんて事態がよくあるらしい。自営業は、税金の支払いまでにタイムラグが出るので、サラリーマンから転身された方などは、そのあたりのことが不案内でひどい目に遭うことも多いようですね。ちなみにわたしは、そんなに売れた経験がないので(^^;、ここ数年は還付金をありがたく受け取ってます。。。って、先に払ったものを返してもらってるだけなんだから、ありがたがる必要もないんだけどね。でも住民税がバカ高いので、戻ったお金は手元に留まる時間がほとんどなく、住民税の支払いに消えます。しくしくしく。
まだ外出は辛いんだけど、冷蔵庫も空だし生活必需品も底をついたので、車でジャスコシティまで買い出しに。でも帰って来たら、微熱が出てしまいました。
●今日の晩御飯● 豚しゃぶ (豚ロース、水菜、白菜、ヒラタケ、シロマイタケ、ブナシメジ、マロニー、人参、豆腐、大根おろし+ポン酢、お餅)
●今日の読了●(敬称略) 「名探偵の呪縛」東野圭吾 講談社文庫 読了(31・国内23)
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2004.2.20 鼻薬は手放せないですが、だいぶ人間らしくなって来ました。でも朝晩と鼻の薬を飲むと、ものすごく眠くて眠くて。仕事はめいっぱいなんですが、集中力ゼロで辛いです。
●今日の晩御飯● 買い物に行く体力もないので、電話で注文できるお弁当。
●今日の読了●(敬称略) 「七度狐」大倉崇裕 東京創元社 読了(30・国内22) 本年度本格ミステリ大賞作品賞の候補作です。
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2004.2.19 いくらかましになって来てるのかなあ。でもまだ鼻は潰れたままです。熱はもうないみたい。喉もはれていたのはおさまりました。でもまだ声がうまく出せません。
●今日の晩御飯● クリームシチュー、ドンクのパンいろいろ、サラダ
●今日の読了●(敬称略) 「おもいでエマノン」梶尾真治 徳間デュアル文庫 再読(29・国内21)
●今日の映像● 「エースをねらえ！」テレビドラマ
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2004.2.18 引き続き死んでいます。それでも今日は無理に起き出してけっこう書きました。鼻が〜 夜はソファに横になってサッカー見たけど、あー心臓に悪いこと(^^; 体調不良の時に見る試合じゃなかったわね。まあ勝ったんで、終わり良ければ、ってことで、安心して寝られますが。
●今日の晩御飯● パパ制作 牛肉のバター炒め、ピーマンとマッシュルームの炒めもの、粉ふきいも、ほうれん草と人参のおひたし、豆腐とあぶらあげのお味噌汁、発芽玄米+白米。ただしわたしはまったく食欲がなく、おひたしと粉ふきいもとお味噌汁だけ食べました。
●今日の読了●(敬称略) 「灰色の砦」篠田真由美 講談社文庫にて再読(28・国内20)
●今日の映像● 「横溝正史ドラマシリーズ 真珠郎1」ケーブルより
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2004.2.17 体調悪化につき寝てます。
●今日の読了●(敬称略) 「全戸冷暖房バス死体つき」都筑道夫 集英社文庫 読了(27・国内19)
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2004.2.16 首から上が死んでいます。鼻は完璧につまって機能を失い、耳はじんじん、喉ははれて痛み、顎を動かすのも辛い。おまけに微熱であたまがぼーっ。目も熱っぽくてはれています。アレルギーなのか風邪なのか、いずれにしても、だめだこりゃ状態。薬を飲んで、１日、寝たり起きたりでした。仕事もするにはしたけど、いったい何枚書けたやら……三枚くらい？
●今日の晩御飯● 白菜と豚肉の重ね鍋。パパも息子もアレルギー性鼻炎で鼻ぐずなので、ぽん酢で食べられて、やわらかいお鍋にしました。白菜と豚肉の薄切りを一枚ずつ重ねて土鍋にぎっしり入れ(横に重ねたものを鍋の高さに切りそろえて、切り口を上にしてぎっしり詰めるときれい)、塩・こしょうして、ごく弱火にかけるだけです。白菜の水気が出るので、水を入れなくても焦げません。白菜がすっかり柔らかくなったら水を少し足して、豆腐ときのこを入れてできあがり。他のおかずを作る元気がなかったので今夜は入れましたが、豆腐ときのこは入れずに水も足さない方が、本当はおいしいんだけど。食べる時、ポン酢と、塩・こしょうで適当に味を整えて。
●今日の読了● 「死体は散歩する」 クレイグ・ライス 創元推理文庫 読了(26・翻訳8)
●今日の映像● 「名探偵ポワロ 短篇シリーズ 」ケーブルより
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2004.2.15 東京から戻りました。往復とも車、東名利用。渋滞はなく、６時間ちょいで楽勝だったんですが、やっぱり疲れました。。。家庭の用事ばかりで五日間(正味三日だけどね)。昨日だけは家族で池袋のナンジャタウンで遊んだけど、後はばたばたしていました。すっかり風邪をひいてしまい、熱と鼻グズですごく辛いです。。。あとちょっと仕事したら今夜は早寝。
●上京中の読了● 「事件当夜は雨」 ヒラリー・ウオー 創元推理文庫 読了(25・翻訳7)
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2004.2.10 気持ちばかり焦りますが、焦ったところでいい小説なんて書けないので、焦って来たらその場で足踏みしてまぎらわせています(笑) 今度引っ越ししたら仕事場はマンションだし、ルームランナーとか入れて、焦ったら走ろうっと。今夜はこのまま、連載原稿ひとつあがるまで徹夜。明日から日曜日まで上京です。いろいろ荷物を運ばないとならないので車で行きます。子供に二日間も学校を休ませてしまうことに。うう〜 役所だの銀行だの、いろいろな手続きが平日でなければできないので、どうしようもありません。しかも夫婦揃って行かないとならないことばっかり。子供をひとり残して出るわけにも行かず。こういう時、早くオンラインですべて、画面対話でことが済むようにならないかなぁ、なんて思いますね。
●今日の晩御飯● ともかく税金だ引っ越しだ仕事だなんだかんだで夫婦ともにフル稼動中のため、しばらくは手抜きか外食です(涙) 今日はファミレスでした。
●今日の読了● 「パンプルムース氏対ハッカー」マイケル・ボンド 創元推理文庫 読了(24・翻訳6)
●今日の映像● 「乱歩Ｒ 白髪鬼」 テレビより録画で
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2004.2.9 今日は少し復調、連載四本と長編数本をまぜこぜで書いていましたが、書いた分は合格でした(^^) 仕事以外何もしなかったんで、時間の感覚がまたわからなくなっちゃった。真夜中、午前三時に連載一本終了、テキスト送付。11日から上京します。ので、明日までにデッドラインのものだけは終わらせたい〜 家族と上京している時は仕事があまりできないのです。
メーリングリストの会員登録、受け付けを再開いたしました。でもまだ、全面再開ではないので、本掲示板だけに申し込みの仕方が書いてあります。まだログは流れていないと思うので、ご希望の方は本掲示板のログを探してね。
●今日の晩御飯● あまりに忙しくて、御飯作るの忘れました(涙) 慌ててピザを注文。
●今日の読了● 「五輪の薔薇 V」チャールズ・パリサー ハヤカワ文庫 読了(23・翻訳5) 遂に読了。うーん、途中で期待したほどのウルトラひっくりかえりはなかったですが、それでも充分、本格テイストのあるミステリー、と言ってしまっていいんじゃないな？そういうふうに読む人は少ないかも知れないけど(笑)、裏切りの連続でも必ず、後になって、その裏切りを示唆する伏線が張ってあるのに気づくように書かれているし、殺人事件の謎解きのラストシーンは、まさに本格推理の形式にのっとっていたし。わたしは、ディケンズとの比較で論ずるより、これはミステリーですね、と言ってしまいます。でもまあともかく、物語がどうこうではなくて、19世紀初頭のロンドンの現実が、マニアックなまでに活写されているのを楽しむ作品ですね。厚めの文庫で五册。積んでしまうとなかなか手が出ないですが(笑)、二巻からはするする読めました。
●今日の映像● 「名探偵ポワロ短篇シリーズ 二重の手がかり」ケーブルより録画
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2004.2.7 今日はもう諦めました。昨日の躓きがひっかかってるのか、パソコンに向かってもまったく集中できず。こういう日はだらだら仕事していても、書いたものをすべてほかすのがオチなので、この締めきり地獄の最中に不謹慎とは思いつつ、やむを得ずパソコンに向かわない日、に決定。仕事関係の資料読みと、日用品の買い出しで１日が終わりました。。。あ、明日こそっ(涙)
●今日の晩御飯● たらこスパゲティ、野菜サラダ、コロッケ(市販品) うーん、手抜きじゃ。
●今日の読了● 「五輪の薔薇 IV」チャールズ・パリサー ハヤカワ文庫 読了(22・翻訳4) もう止まりませんね(^^; あとちょっとだし、一気に読もうっと。ここまで来て、これはもしかしてディケンズの模倣というよりは、ディケンズに見せ掛けた新本格では？などと邪推(笑) どうも匂います(^^; それにしても、本当に圧倒されるのが、よくぞここまで調べた、と言うほど細かな、19世紀初頭のあらゆる階級の生活の描写。前巻までは主に最下層の貧民の暮しがこと細かに活写されてましたが、この巻では、貴族のお屋敷の日常と、召し使いたちの生活がこれまた、非常に細かく描写されてます。まあ考えたら、19世紀初頭程度ならば日本の時代小説だってこのくらいの細かさはあるんですけどね、それでも、ちょっと偏執的なまでに細かい描写に、満腹感。
●今日の映像● 「ロード・オブ・ザ・リング」テレビ放映、「横溝正史ドラマシリーズ 極門島 第３話」DVD
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2004.2.6 ひたすら仕事していたんですが、どうも今日は厄日というか(涙) 書いたものがことごとく気に入らず、書いた分のほとんどをほかしてしまいました。しくしくしく。こればっかりはなぁ、工業製品ではないので、機械的に生産することはできず、辛いっす。調子のいい時は、すらすらと出て来て一発で満足できることもあるんですが。
●今日の晩御飯● おでんの残り(うまっ)、さんまの開き+大根おろし、水菜のごまあえ、牛肉の赤ワイン煮(レトルト)、白米+発芽玄米
●今日の読了●(敬称略) 「笑撃★ポトラッチ大戦」かんべむさし 青い鳥文庫(講談社) 読了(20・国内18) 「五輪の薔薇 III」チャールズ・パリサー ハヤカワ文庫 読了(21・翻訳3)
●今日の映像● 「横溝正史ドラマシリーズ 極門島 第１話・第２話」DVD
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2004.2.4 朝からずーっと仕事。なんだか時間の感覚がなくなっちゃった。ランチタイムにパパがお弁当を買って来てくれて、あ、そうかもうお昼か、って感じ。さっき出掛けたと思った息子が戻って来た、と驚いたら、もう五時でした(^^; まずいなあ。心身共に、不健康きわまりない生活。何かの会報だったかで、笠井潔さんが、昨年から生活を朝方に切り替えて、極めて健康的な毎日をおくっている、と書いてあったけど、やっぱある程度の年齢になると、健康管理は必須ですよね。わたしもとっくに中年だし、来年はデビュー十周年だし、うーん、今度の引っ越しを期に、早寝早起き、残業なしの人生を取り戻すかな。
●今日の晩御飯● おでんを作りました。今夜のおでんはオーソドックスに、ぐつぐつ煮込むタイプ。わたしのリクエストでちくわぶを入れたんだけど、パパと交代で作っていたら、パパは関西人なのでちくわぶの扱い方を知らず、普通のちくわと同じように後から入れるもんだと思っていたみたい。入っていないのに気づいた時にはもう煮えあがってました(涙) 仕方なく、ちくわぶは明日、食べることに。
●今日の読了● 「五輪の薔薇 II」チャールズ・パリサー ハヤカワ文庫 読了(19・翻訳2) 第一巻を読んでいた時には、ちょっと退屈だなと思っていた作品ですが、第二巻に入って、あまりにもリアルに活写される19世紀初頭のロンドンの貧民生活に圧倒されました。いやー、やっぱり評判通り、面白い。ディケンズの模倣と言ってしまうとそれまでなんだけど、現代の作家がここまで描けたというのはやはり、執筆準備に十二年を費やした、というその執念のなせる技、でしょうか。しかしこれからもずーっとこのテンションで続くのかしら、第五巻まで(^^; このクソ忙しい時に、はまってしまって一気読みなんてしちゃったら……こわ。
●今日の映像● 「名探偵ポワロ 短篇シリーズ」(題名忘れた) ケーブルより録画。「乱歩Ｒ 黒蜥蜴」テレビドラマの録画。
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2004.2.3 引っ越しの見積もりが終わりました。遠距離だし、二軒分だし、覚悟はしていたけれどそれでも「高い〜」涙目。全部で三回に分けて行います。手順を考えてるだけで頭痛。
今夜も節分祭に。今夜のあてもんや射的は不調だったけど、ダーツで干支の置き物を貰い、息子は満足。息子の学校の先生たちと出逢いました。担任の先生の家が近くにあるんです。地元、って感じだよねー。射的していたら、横に、保育園時代の同級生がいたりしたし(^^) 今夜は買い食いを中心にしようと思ったんだけど、けっこう、食べながら歩くって難しくて、すぐお腹がいっぱいになっちゃった。
●今日の晩御飯● 二日続けて屋台です。わたしは、「玉子焼き」という名前の、今川焼きの型に玉子一個とお好み焼きのタネとベーコンのかけらを入れて焼いたもの。これはおいしかった(^^)。それにタコの足を揚げたもの。パイナップルにチョコをかけたパインチョコ。息子は、牛串、タコ足の揚げたもの、鶏串、バナナチョコ。パパは、牛串、ドネルケバブにタコ足の揚げたもの。帰りにタコ焼きと「ばくだん」というのを買って、家に戻ってさらに食べておしまい。節分での買い食いの歴史に幕。「ばくだん」というのは、テニスボールくらいの大きさの真ん丸なお好み焼きで、中身がすごい。紅ショウガやキャベツはともかく、ブナシメジ、うずらの卵、ソーセージ、おもち、コーンが入ってます。ものすごいボリューム。でも真ん丸なので、お好み焼きのタネの部分がどうしても生焼けっぽくなっちゃって、あんまりおいしくなかった……
●今日の読了●(敬称略) 「虹北恭助の新・新冒険」はやみねかおる 講談社ノベルス 読了(18・国内17)
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2004.2.2 微熱が続いてます。たまにぽこっと38度くらいまで上がる。でもインフルエンザではないみたい。風邪薬で昼寝するとだいぶ楽です。今日も長編。でもそろそろ、連載の締めきりが〜
吉田神社の節分祭がはじまりました。いよいよ、最後なんだなあ。もう来年からは、この時期、うまく週末と重なることがなければ来られないものね。徒歩で大きな縁日に行く楽しみ、格別のものでしたが。最後なので、予算をいつもより多めに息子に渡し、あてもんを好きなだけやらせました。でもそろそろ分別のつく年頃なのか、昨年までのように、無闇やたらとあてもんに無駄金を使わず、あてもん数回にスマートボール、それに射的、と、配分してましたね。ほとんどスカだったけど、射的でプレステのゲームソフトをゲット。なぜか息子、射的が上手なんです。今どき、プレステのソフトなんて市価300円、ってとこかも知れませんが、ああいう景品は定価が高いとそれだけでグレードが高いってことですから、プレステのソフトはちょっとした目玉商品でした。目玉をゲットした子は帳面に名前が書けるという、子供心をくすぐる特典もあって、これまで七、八年通い続けた節分の縁日で、はじめて名前をノートに書いた快感で、息子は大ご機嫌(^^) ひと昔前のサッカーゲームだったけど、本人が満足してるんだからよし。ひとしきり遊んでから神社にお参りして福豆を買いました。
●今日の晩御飯● 屋台でいろいろ買い食い。わたしはラーメンとチョコバナナ。息子はラーメンとチョコバナナとドネルケバブといちごアメ。パパはラーメンだけ。キムチの入ったチヂミもおいしそうだったんだけど、ラーメンがけっこうボリュームあって、満足してしまった。最初に麺類を食べると安上がりだけど、明日はもっといろんなものが食べたいな。
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2004.2.1 いよいよ２月です。何が「いよいよ」なのかはよくわかりませんが。長編を書いていたんですが進まず。昼からドライヴがてら買い物に。ダイソーがでっかいと評判の宇治のベルファまで。たしかにでかいダイソーでした。いろいろ買い込みました。でも100円ミステリーはおいてなかったなあ。面白そうなのがあったら買ってみようかとも思っていたんですが。戻って来たら顔がほてっていたので熱をはかったら38度。風邪薬を飲んで夕寝しました。喉が少しひりひりしてます。
もうハガキが届いたので公開していいんですよね？本格ミステリ作家大賞の候補作です。作品部門は、順不同・敬称略で、「赫い月照」(谺 健二)、「七度狐」(大倉崇裕)、「くらのかみ」(小野不由美)、「スイス時計の謎」(有栖川有栖)、「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午)の五作です。投票資格は会員にしかないんですが、せっかくなので、お時間のある皆様は候補作を読んでみてくださいね。そしてどれが受賞するか予想してみたりすると楽しいと思います。昨年は、候補作が発表になった時点で一冊も読んでなくてものすごく焦りましたが(^^;、今年は、二冊を読了済で、残り三冊もちゃんと購入済なので、ちょっと余裕(^^;？ 評論賞の方は、候補作のすべてが単行本のようで、うう、こっちは間に合わないだろうなあ。頑張って投票したいところなんですが。。。
●今日の晩御飯● お昼が遅くて、しかもたっぷり食べてしまったので、夜は、具をいーっぱいのせたインスタントラーメンに。具は、煮たまご、野菜イタメ、シャーシュー、ネギ、三つ葉、シナチク。麺が見えないくらいのせました(笑)
●今日の映像● 「新撰組」大河ドラマ
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