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■2002年11月7日
新酒=イタリア語では“ノヴェッロ”
今年イタリアの新酒はピエモンテ州の馴染みの深い、ヴァルフィエリのバルベラ種の新酒を予約していた、、、なのに、、、ピエモンテ州は冷夏となり8月は雨が続き、9月になっても状態は変わらず、温度は13度前後の推移となっております。よって葡萄は成長せず熟度も上がらず、多雨及び高湿度の為にカビが発生し、最悪の場合収穫が出来ないまま葡萄が腐ってしまうも危惧されれます。
急遽代理でやってきた、イタリアの新酒ノヴェッロは南のシシリー島から。
Rallo Novello Sicilia I.G.T.
ノヴェッロ・シチリア・I.G.T 2002/ラッロ 
   
1,600円完売御礼
ラッロ社は、シチリア州の西部マルサラに本拠を置くワイナリーです。ぶどうを厳選し、伝統を重んじながらも新しい技術を取りいれ生産されるプレミアム・ワインは好評を博しています。インポーターの日欧さんは新酒のみ、このメーカーとの取引です。
サンジョヴェーゼ種、ネロ・ダヴォラ種のぶどうから造られます。

プレッツのこと知ってる?11月11日はその記念日なんだって!

美味しい!!
甘さがある、イチゴな、花籠につまれたいっぱいの花を思うような華やかさがある!!うんノヴェッロだ!!
少し醗酵によるガスも残して、チリチリとした飲み心地が、甘さな部分をソフトに飲みやすさを誘う。
塩味の効いたプレッツは、口の中でモシャつく、その食感を、花のあるラッロは見事に調和する。塩味に包まれた、プレッツの甘さとつながる楽しさ。これは気軽で最高だ!!
これなんだ!!
新酒の醍醐味は、無事に収穫された葡萄が、ワインという形になって、私たちの喉を通る喜び。その収穫は大げさでは無いにしろ、地球の無事を思う。それで無くとも温暖化が叫ばれる昨今だから、そんな喜びを感じられるワインに難しいことは不要。大切なのは親しむこと!
不幸にグリッシーニを持たない私は偶然に持ち合わせがあったプレッツとこんなに楽しい、時間を過ごせた。


ご質問等は大西力(riki@ceres.dti.ne.jp)まで