<<2000/05/03>>

THE KRONICLE OF KRONIC
Playback Kronic vol.05

私が「初めてクロニックと出会った」記念すべき番組がこの「サンダー」(2000年6月4日放送分)。第一印象は「なんか散漫な番組〜」だった。「段取り良すぎ」のWWFに見慣れていたせいだろう。あらためて見ると色々思うところもあって面白い。「ナイトロ」のダイジェストもふんだんに折り込まれているので、この回を見れば「今のWCW」が見通せる感じ。(アタマが混乱するかたは、「赤」ロープが「ナイトロ」、「青」ロープが「サンダー」と憶えてください。少なくとも秋までは)
オマケに日本サイドの実況&解説が、「雅やかな実況」でおなじみの松崎アナと「事情通?」のウォーリー・山口さんだったので大変見やすく、タメになりました。アダムス君とクラーク君を間違ってるツメの甘さもご愛敬っすね!


Revenge Of The Millionaires
"THUNDER" 2000/5/3
from GAORA "THUNDER"

WCWではこの頃、「ミリオネア・クラブ=MC」と「ニュー・ブラッド=NB」の抗争が展開されていた。メンバー構成は・・・

Millionaire Club
New Blood

リック・フレアー、ハルク・ホーガン、ケビン・ナッシュ、スティング、DDP、レックス・ルガー、カート・ヘニング、クロニック(B.アダムス&B.クラーク)、クリス・キャニオン、ヒュー・モラス、ホーレス・ホーガン

エリック・ビショフ、ビンス・ルッソー、ジェフ・ジャレット、スコット・スタイナー、シェーン・ダグラス、バフ・バグウェル、マイク・オーサム、キッドマン、ザ・キャット、バンピーロ、ザ・ウォール、クリス・キャンディード、ショーン・スタージャック、チャック・パルンボ

「クロニックとキャニオンはNBでは?JJとS.スタイナーはMCだよな〜」とちぐはぐな印象も受けるけど、キャラ&アタマ数合わせのため仕方ない人選だったんだろうね。
冒頭の乱闘シーン、 元気に暴れるキャニオン(白いシャツ着用)の後ろでオロオロしてるアダムス君。これが真実の姿か?・・・「めっちゃおとなしい性格」らしいからねえ。 大きいんだからもっと自信持ちなさいって!(でも、その「奥ゆかしさ」も好きさ)
その他フレアー救援や、控え室の様子(3ショット!)にも登場している。


NewYork Rule Match
Kronic d. S.Douglas & B.Bugwell

V.ルッソー提案の「ニューヨークルールマッチ」とは「レフリーなし、反則おっけ〜、さらにカウントは自分たちで取る」という、むちゃくちゃな試合だった。しかし結果はMCの圧勝。(キャニオン対JJ、L.ルガー対ザ・ウォール、R.フレアー対キッドマンなど。乱入したナッシュのコメントが面白いので要チェック!)
クロニックは、当時タッグ・チャンピオンだったS.ダグラス&B.バグウェル組と対戦。クロニックらしさが光る試合で何度も観たよ、うん。最後はきっちりHIGHTIMEを決めて、アダムス君がダグラスをフォール・・・でも、クラーク君のカウントはちょっと速かったぞ!(笑)
で、試合後クロニックはベルトを持ち逃げ〜。ちょっと気になったのは、意気揚々とベルトを掲げるクラーク君を制止したアダムス君のこと・・・だいぶ焦っている様子だった・・・「持ち時間切れ」かしら?


Battle Royal

NBの連敗に業を煮やしたE.ビショフは、「『バトルロイヤル』で勝負だ!」(名称は忘れた)と言い出した。クロニックは後半で脱落・・・誰に放り出されたのかわかんないけど、ウォーリー・山口さんの言うとおり「もう、や〜めた!」って感じで退場していたっけ。
「バトルロイヤル」って見せ方が難しいのだろうな〜。ごちゃごちゃし過ぎてあまり面白いって思ったことないもの。(「ウォー・ゲーム」のほうがまだいいかな?)え〜、このバトルロイヤルを制したのは・・・誰だっけ?(みひさん観ました?)・・・確か謎のリムジンに乗ってきたランディ・サベージが絡んで、結局リック・フレアーだったかな?う〜ん、クロニック脱落時点で興味を無くした私の記憶には残ってないんだ・・・お粗末・・・。



「今週のアダムス君」はどれもいかついですね。私はもっと「哀愁のアダムス君」が好きです。まだまだ「アダムス君贔屓」への道は遠いのです。

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