ケンカ番長
VICL-758

1.The song for girl
 作詞:SHO AIKAWA
 作・編曲:桐生千弘
Drums:大久保敦夫
Bass:恵美直也
Guitar:土方隆行
Key,Chorus:桐生千弘
Synth manipulater:堀川清志
Mixer:内藤重利
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 イントロから景気の良いスネアで始まる私好みの展開。
 Bassが結構指板の音がブリブリ入っているのもイイ。
 ただ、オケヒットは勘弁って感じ(笑
2.こどものうた
 作詞:みやむらゆうこ
 作・編曲:長谷部徹
Computer programming:長谷部徹
Synth manipulater:伯耆弘徳
Accordion:風間文彦
Mixer:宮本茂男
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 う〜ん、みごとに808の音(^^)B.D.は凄くディケイが短い。
 みやむーのロリ声Vo.が最高ですね、もう。
 0058からのサビでB.D.のディケイタイムが伸びている。
 0243からVo.のダブリングが気持ちいい。
3.ゾンビーぞうさん
 作詞:みやむらゆうこ
 作曲:関口和之
 編曲:高波敬太郎
Sound producer:関口和之
Computer programing & Key:高波敬太郎
Synth operation:坂元俊介
Guitar:斉藤誠
Cello:四家卯大
Chorus:前田康美
    酒井利衣子
Mixer:内藤重利
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 パン4:6のあたりで2拍で鳴ってるパーカッションは何?
 右に定位しているG.がイイですね、アンプ直っぽくって。(Sans Ampかもしれないけど)
 エンディングのチェロがEVAを思い出させて胸キュン(^^;
4.いいでしょ 夢で
 作詞:泉水敏郎
 作・編曲:保刈久明
Drums:宮田繁男
Bass:渡辺等
Guitar:保刈久明
Synth operation:坂元俊介
Chorus:新居昭乃
Mixer:太田安彦
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 このアルバムの個人的ベストトラック!
 気分はタンバリン・スタジオでレコーディングか?
 みやむーの力の抜けたVo.が曲調に合ってます。
 Vo.へのリバーブも少なめで地声感が生かされているって感じ。
 左のG.はファズっぽい歪み。
 1つ目の間奏でさりげなく鳴るグロッケンシュピールが芸が細かいですね。
 0219からのBassラインはいかにも渡辺等!というフレーズ。
 0225のVo.「か〜」の息の抜き方がたまりません、もう。(^^;
5.ドラマ:根性戦隊ガッツマン 第186話
 脚本:三陽五郎
 音響:三間雅文
 効果:小山健二
キャスト
 怪人テンライン:岩田光央
 ガッツレッド:宮村優子
 ガッツブルー:田中公平
 ガッツグリーン:三陽五郎
 ガッツイエロー:岩田光央
 ガッツピンク:石本龍子
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 ナシ
6.根性戦隊ガッツマン
 作詞:川崎ヒロユキ
 作・編曲:田中公平
Drums:岡本郭男
Bass:長岡道夫
Guitar:古川望
Synth operation:丸尾稔
Computer programing:田中公平
Piano:島健
Percussion:春名禎子

Conduct:田中公平
Strings:篠崎政嗣ストリングス
Trumpet,Trombone:数原晋グループ
Mixer:内藤重利
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 右で鳴っているブラスが、異常にモジュレーションが掛かっていて気持ち悪い。
 田中公平さんの芸風なのかもしれないけど、音が多すぎて「昔の番組主題歌」っぽさが薄いと思う。
 まあ、それっぽさだけを狙ったというのなら分からないでもないけど。
 0059からのサビで右で鳴ってるシーケンス音なんかも「いらんな〜」と思うし。
7.MINE
 作詞:及川眠子
 作・編曲:長谷部徹
Computer programming:長谷部徹
Synth manipulater:伯耆弘徳
Guitar:千代正行
Mixer:宮本茂男
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 う、また808だ。
 レゾナンスの効いた音がアクセントになってます。
 0242「よぉ〜」の声の消え方が歌声から地声になる感じで絶妙。
8.か・い・け・つ みやむーちゃん
 作詞:あかほりさとる
 作・編曲:保刈久明
Computer programing,Guitar:保刈久明
Synth operation:坂元俊介
Chorus:新居昭乃
Mixer:内藤重利
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 0008からずっと曲中で使われてる爆発音がヘッドホンで聴くと凶悪だ。(^^;
 サビのBassラインがキャッチーでなかなか頭から離れない。
 しかしこの歌詞のコーラスをしたときの新居昭乃の感想はどんなだったんだろう・・・
9.bliss of life(人生における精神的至福)
 作詞:みやむらゆうこ
 作・編曲:保刈久明
Drums:熊丸久徳
Bass:宗秀治
Computer programing,Guitar,Chorus:保刈久明
Synth operation:坂元俊介
Flute:平原智 Chorus:新居昭乃
Mixer:内藤重利
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 フェンダー・ローズにトレモロというだけでオッケー!
 Fluteがこれだけ大胆に使われている曲というのもそうはないだろう。
 間奏から2番にかけてストリングスがペダルで鳴っているのがなかなか。
 保刈さんのコーラスがいいなぁ・・・Karakはどうなってるんだろう?
10.恋をするなら(New Version)
 作詞:青島雪男  作曲:関口和之
 編曲:高波敬太郎
Sound producer:関口和之
Computer programing & Key:高波敬太郎
Synth operation:坂元俊介
Guitar:斉藤誠
Cello:四家卯大
Chorus:前田康美
    酒井利衣子
Mixer:内藤重利
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 M3の元ネタ。
 先述した右チャンネルのギターがこちらではセンターにパンされて音量も小さくなっている。
 エンディングもこちらの方がリバーブが深くなっている。
 M3のバージョンの方がギター前面で好きだな。
11.HELLO,STRANGE DAYS
 作詞:青島雪男  作曲:関口和之
 編曲:保刈久明
Sound producer:関口和之
Drums:熊丸久徳
Bass:宗秀治
Guitar:保刈久明
Synth operation:坂元俊介
Chorus:新居昭乃
Mixer:内藤重利
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 オルガンにロータリースピーカーも王道でオッケー!
 0016「かね」の発音が「かで」になってるところが可愛いくてイイです。
 0151からの4小節のコーラスのラインがグッと来る。
 この曲はコンサートで聴くと10倍(当社比)良いんだよね〜(^^)
12.おやすみなさい
 作詞:みやむらゆうこ
 作・編曲:新居昭乃
Piano:小泉信彦
Mixer:内藤重利
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 寝る前にこのアルバムをかけておくと、この曲で必ず眠りにつけるという便利な曲(^^;
 イントロのピアノの音に微妙にノイズが入っているのがすごくおいしい演出だ。
 音域がみやむーに丁度良いのだろうか、Vo.に苦しさがないのでリラックスして聴ける。


アルバム総評
宮村優子、衝撃のデビューアルバム(笑)
レーベル面が白いので「ホワイト・アルバム」と呼ばれているとかいないとか。
アルバムの指向性を決定付けているのが、11曲中4曲の作曲、アレンジを手掛ける保刈久明であることは間違いないだろう。
新居明乃、高波敬太郎、関口和之といった参加ミュージシャンも、声優のアルバム(しかもデビュー作)にしては異例に豪華なのではないだろうか?
逆に見れば、豪華なバックトラックに支えられているため「みやむー色」が薄いように見える。
というか、「歌下手だよ、みやむー」(笑)
でも歌唱力とか技術云々ではなく、みやむーの声に注意を向ければ倍音の出方が実に良い具合なのだ。
「みやむー=声優」ということを考えれば「声」は最大の武器である。
テクニック的な巧さよりも、曲毎の声の微妙なニュアンスを楽しむのがこの作品のポイントだと言えよう。

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