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ゼッケンNo.1−新井選手のWRカーインプレッサです。 2001シーズンのWRCでは、新型になったばかりのスバルは 不振に喘いでいるようですが、今大会では唯一のWRカーとして 気を吐いています。 写真のSS3では、見事にドリフトでヘアピンを駆け抜け ギャラリーを湧かせました。 さすがに国際舞台で活躍する車とドライバーだけに速い速い! |
ゼッケンNo.2−田口選手のランサーエボリューション。 今回、悲運のドライバーとなってしまいました。 写真のSS5にて、既にウェットになっていた路面で アウト側へコースアウト。そのまま右後輪を排水溝に 落としてしまい、脱出不能となってしまったのです。 WRCなどではこのような時はギャラリーが手助けするのですが、 今回は日本で国際ラリーを根付かせるためには何としても無事故で という主催者の意向もあり、ギャラリーは一切コース立入禁止。 車両はSS6が終了するまで放置されました。 この間、車を排除して他車が全開で走れるようにしたいギャラリーと、 主催者のオフィシャルの間で一悶着、あわや喧嘩沙汰の一触即発の 雰囲気にもなりました。 主催者側の意向もわかりますが、このあわや喧嘩のときには 競技車両のスタートを止めていた訳で、この時間(ほんの数分) を利用して車両を排除する柔軟な対応が欲しかったところです。 このような杓子定規な競技運営では、日本が国際舞台に立つには まだまだ時間がかかりそうで、課題と云えるでしょう。 本当に可哀想なのはギャラリーでもオフィシャルでもなく、 不本意にリタイヤとされてしまったドライバーの田口選手と コ・ドライバーのリンガー選手(英国)です。 追伸。上記についてはギャラリー・マーシャルともども、 盛んに論議されているところです。例えばこちらの掲示板を ご覧頂ければ、その状況が理解できると思います。 今後、我が国で国際格式のラリーを開催していくにあたっては、 この問題を感情的には考えず、最も良い方法で対処されていくことを 切に希望します。 円滑な競技運営を、そしてギャラリーにも正しい知識とモラルを。 これは、我が国でモータースポーツを単なる興業としてではなく、 文化として育てていくために必要なことなのです。 このページでは、1ギャラリーとしての意見を、主催者側の意向とは関係なく 書きましたが、とりあえず原文ママで載せています。ご了承下さい。 |
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ウェット路面のうえにコースアウト車両が放置された
午後のSSは、かなり慎重なマシンコントロールを要求されました。 中には、スピンする車も... |
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こちらで特集しています!! |
ゼッケンNo.15−嶋田選手のカローラです。 カローラ?と聞いて、ラリーに傾倒している方ならば ちょっと前にWRCで活躍していたカストロールカラー のモデルを思い起こすでしょうね。 私もそう思っていました。 ところが、走ってきたのはコイツです。 何イ?ハチロクだとー? しかも、お決まりのドリフトをキレイに決めてくれてます。 走ってきた車の意外性と、そのパフォーマンスでギャラリー は拍手喝采でした!! |
ゼッケンNo.8−パク選手(韓国)です。 一見アメ車っぽいこの車は、日本では見ることのない HYUNDAIの車です。私もここで初めてお目にかかりました。 隣の国の車なのに、我が国では殆ど韓国車は走っていません。 こういう車が見られるのも国際格式だからこそで、 今後、このようなイベントが定着してもらいたいものです。 |
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ゼッケンNo.26−船木選手のヴィヴィオです。 今大会で、新井選手・田口選手の次に人気があったのは、 このヴィヴィオではないでしょうか。 軽ながらパワフルに走行する姿、ギャラリーに手を振ったり、 移動セクションでホーンを鳴らして挨拶したりの ファンサービスの数々。この車が走って来る度に大いに観客が 湧きました。 |
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上の写真はSS3、この写真はSS5です。 下りではランサーにも負けない俊足を見せてくれましたが、 さすがに上りはきついようでした。 |