第19回日本アルペンラリー 〜Leg 2〜
2日目のLeg 2は、天気にも恵まれました。
このページはLeg 2のSpecial Stage 9の模様です。
このSS(嬬恋SSと通称)は群馬県嬬恋村の林道三原門貝線にて、
下り1.73km/上り1.63kmのステージで行われました。
Leg 1で行われたSS1・4は下りで、Leg 2で行われたSS9・12が上りです。
距離も短く、コーナーも草津に比べると緩いので、全体的にハイスピードな セクションとなりました。ただ、若干草津より道が荒れ気味でした。

このSSでの最高タイムはSS1の新井選手で、1'21"5。
アベレージスピードは76.4km/h!(絶句)

今回は、あまりよい絵が撮れなかったので、競技の進行を紹介します。


ドライバー視点 競技まで時間があるので、コースオープンしている間に慣熟歩行(?)してみました。 ドライバーズビューで撮った画像です。

この狭い林道をアベ70km/h、恐らくMAXで100km/hは出して走るでしょう。一体何という人達か。
トリゼロ 競技が始まる前にまず、オフィシャルカーが障害物がないか確認して通ります。 これが通ると競技終了までコースはクローズドになります。

そして、1号車スタートの約30分前に写真のゼッケン−000番が走ります。 サイレンを鳴らしながら走ってきた000番(トリゼロ)は珍しいFTOでした。 この車は速いは速いけど、タイヤも鳴らさずフツーに走り去っていきました。。
ダブルゼロ スタート約20分前にゼッケン−00番(ダブルゼロ)が走ります。
この車はインプレッサとなり、サイレンと同時に激しいスキール音をさせながら 疾走してきます。 まず、この車でギャラリーは湧きます

ゼロカー そして、約10分前にゼッケン−0番が走ります。
もうここまでくると競技に出ても差し支えない走り!?。 だんだんと上がってくるスピードにいやがおうにも、気分が高まってきます。 心憎い演出といえるでしょう。
そして...
新井選手 ゼッケンNo.1−新井選手のWRカーインプレッサです。

速い!!!とにかく、第1号車がWRCで活躍している車と選手なのです。 ギャラリーの盛り上がりも最高潮になります。
奴田原選手 ゼッケンNo.3−奴田原選手のランサーエボリューション7です。
田口選手 ゼッケンNo.2−田口選手のランサーエボリューション6です。

前日、不運のリタイヤとなってしまった田口選手ですが、競技規定により、Leg 1を完走できない場合でも 、Leg 2のスタートを許されるので、再びその勇姿を見せてくれました。
(但しLeg 1を完走できなかったので、総合記録には残りませんが)
ヴィヴィオ ゼッケンNo.26−船木選手のヴィヴィオです。

この日も、大人気でした。しかも、前日ラス前を走っていたのに、 今日は、後ろにランサー2台を従えていました。 出走順が成績で入れ替わるとしたら、ランサーより速かったのでしょうか。
ヴィヴィオの後ろ姿 ヴィヴィオの後ろ姿です。

ストレートでの全力疾走!なかなか健気ですね。
ヴィッツ ゼッケンNo.27−山中選手のYaris(ヴィッツ)です。

まさか、こんな車がラリーに出てくるとは思いもよりませんでしたが、 かなり真剣に走っていました。でもスピードが上がらない!
ヴィッツの後ろ姿 ヴィッツのお尻です。

もうすでに、背後から忍び寄る影が...
スィーパー 競技車両が全てスタートすると、スィーパーというオフィシャルカーが最後に安全確認して通ります。

しかし、このスィーパーはランエボ。前走する競技車ヴィッツより速いのである。(←おい)

逃げるヴィッツを、サイレン鳴らして追い回すスィーパー。何か、逃亡する犯人を追っている 刑事みたいです。
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