ハジャイ
Dec. '01 マレー半島縦断の旅-1/8

この旅行の目的は、マレー半島縦断の旅。TG627でバンコクに早朝入国。大移動の旅に少し気合が入っていたせいか、久しぶりに、3.5バーツ(約10円)バスで都心へ向かうことにした。ノンエアコンバスの開けっぱなしの窓からは、ドリアンのようなタイ米のような、匂いがし、タイに通いはじめた頃のことを思い出し、懐かしかった。バンコクに滞在中のK原さんのホテルにもぐりこみ仮眠後、昼食、名詞作りに引っ張りまわし、ハジャイに向かうため、南バスターミナルへ向かうため別れた。(K原さん、引っ張りまわしてごめんなさい。)

* 南バスターミナル(Sai Tai Mai)へ都心から行かれる方へ
南バスターミナル付近にあるデパートの為に非常に道が混みます。私の場合、アヌサワリーからタクシーで行ったのですが、日曜だったせいか、とても時間がかかってはらはらしていました。特に休みの日は、お早めに移動を。。。

夜のハジャイマクドナルド3ヶ国語表示

夕方の6時10分定刻にバンコクを出たバス(VIPバス利用)は、早朝5時40分にハジャイについた。まだ、暗い中、降ろされて、寝ぼけて、看板を見ると、確かにタイ語でハジャイと書かれている。寝ぼけながら、バイクタクシーのおじさんに、ハジャイ駅まで連れていってもらい、駅近くのホテルのレセプションのお兄ちゃんをたたき起こし、チェックインする。
廊下の天井にKIBLAT(アラーの神の方向)の矢印が、、、もうすでに、イスラム圏に入ったことを知った。
ハジャイは、都会だった。ロビンソンデパートはあり、Tops(スーパー)もある。タイ語も通じる。なのに、タイじゃない気がする。気がついたら、英語をしゃべってたりする。
夜、屋台でテッタリッ(マレーシアの泡立てミルクティー)を飲んでいたら、マレーシアから働きに来ているというおじさんに会った。温かい豆乳も頼んでくれて、全部おごってくれた。この後、ビタミン剤を買っておこうと薬屋に行くのにも、ついて来てくれた。一緒にご飯を食べようと誘っていただいたが、丁重にお断りして別れた。マレーシアに入ってから、なぜこのおじさんがこんなに優しいのか、理由を知った。

すでにマレー文化が。。。

翌日、朝6時30分、マレーシアへ抜けるために、鉄道でスンガイコーロクへ向かった。電車が止まって、ドアが開くたびに、イスラム色が濃くなっていく。気がつけば、私の乗っている車両で、頭に布で髪を隠していない女の人は数えるほどしか居ない。だんだん、髪を出していることが恥ずかしく、また、自分一人が異邦人なのが、妙に緊張する。
そんな中、イスラム教の制服を着た女学生(とってもかわいい)や、子供達が微笑んでくれて、緊張を解いてくれる。
スンガイコーロクから国境までは、歩けなくもないが、バイクタクシーが寄ってきたので、値段を聞いてみると20バーツ。財布のタイバーツをかき集めると16バーツしかなかった。これで行って、、、って、お願いしたら、行ってくれた。

スガイコーロク 国境の橋 マレーシアへ


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