マラッカ
Dec. '01 マレー半島縦断の旅-7/8

 

2001年の最後の夕日を、沢木耕太郎の深夜特急にもでてくる、Sunsetの美しさで有名なマラッカで見ることにした。マラッカのバスターミナルにつき、タクシーでマコタパレード近辺のゲストハウス街へ。
今まで、感じ悪いタクシーの運転手にばっかり会っていたせいか、身構えて、乗る。。。が、気が抜けそうな優しい笑顔で、穏やかな運転手さんだった。

貿易の町オランダの建物が多く残っている

マラッカに来て、この旅で初めて、観光地に来た、、、っていう感じがした。外国人観光客もたくさんいらっしゃる。お土産やさんはいっぱいあり、観光客用のきれいなトライショー(一番上の写真)も走っており、カメラを向けると、お金をせがまれる(なので、後姿しかとらなかった。)。 そうそう、、、私は、観光旅行中だったんだぁ、、、と、実感。

カラフルな中国人街中国人街の裏通り

マラッカは、中国人が多く、漢字表記も多かった。 
○×の歩き方には、バスターミナルからタマン・ムラカ・ラヤのゲストハウス街はかなりの距離で、歩いて移動など考えないように、、、と書いてあった。しかし、、、シンガポールへ行くためどぉ〜〜〜〜しても朝移動したかったので、仕方なく1時間(約4km)歩くことにした。 バス停の手前、約1km弱のところで、すっかり疲れて、バックパックを置いて休もうかとしたところ、なぁ〜〜〜んと、飲茶屋が。。。 お茶を注文し席につくと、出来立てのおがずを子供が運んできてくれて(家族総出らしい)、好きなのをとるというシステム。 お茶がまた、今までの疲れがぶっ飛ぶほどおいしい。。。さすが中国。お茶だけで、居座ってしまいそうなぐらいおいしい上に、出来立ての点心がまたおいしぃ。。。 はぁ、、、しんどかったけど、歩いてきてよかった、、、と思った。1人なのに、茶碗が2つお湯に浸かって出てくるのが謎だった。周りのお客さんを見ると、同席になった人とお話しながら、1人が2つ使って飲んでいる。中国人の朝の過ごし方を垣間見れて、楽しかった。日本に帰ってきても、そこのお茶と大根もちがとても懐かしくなる。


マラッカの夕日

この夕日で、2001年が終わっていく。ゲストハウスの前は、あんまりにぎわっていない、、、はずだった。が。。。ちょうど、12時を過ぎたあたりで、爆竹が、、、え?っと思い外を見ると、外はとてもにぎやかで、車が渋滞しており、隣の寂れた中華料理屋は、人でいっぱい。。。指をくわえて、外を見る寂しい年越しだった。


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