右肘治療日記−6
入院日記-退院まで

8月3日
お昼に主治医のN先生が腰のドレーンを取りに来てくださる。今日は日曜なのに。肘も、消毒、ガーゼ交換。これで、歩いてトイレに行ける。
お昼に会社の友達がお見舞いに来てくれる。そして、夕方には旅行友達が。。。昨日といい、今日といい、お見舞いに来てくれる人がいることにとても感謝。幸せものかもなぁ〜。。。
夜、窓の外を見ると花火が!そういえば、今年は花火を見てないかも。隣の患者さんにも声をかけて、窓にへばりつきに行く。とってもきれい。楽しみのない病室で、和めるひと時だった。
が、、、夜は暑かった。。。汗が傷口にしみる。。。この暑さで寿命短くなった人いるんじゃないのかな、、、なんて、不謹慎なことを心配したりする。。。

8月4日
もう、歩けるけど、ちょっとふらつくので、1階の売店に車椅子で行く。売店の手前は緩やかなスロープになっている。
片手しか使えない私には緩やかであってもスロープは辛い。車椅子が右に回っていこうとする。そして、手と足を離すと後ろに下がっていこうとする。
え?私、身動き取れない???
スロープの途中で立ち往生(立ってないんだけど、座ってるんだけど。。。)してしまった。
すると、後ろから、「押しましょか?坂の上でいいですよね。。。(^^)」
優しい声が聞こえて、坂の上まで押していただいた。車椅子に乗った患者さんのお友達だった。
きっと、友達が車椅子だから、車椅子に乗っている人に目がいくんだろうなぁ〜なんて思った。
入院して、いろんな経験して、辛いことも多いけれど、いろんな人の気持ちがわかるようになったような気がする。ちょっとは優しくなれたかも。(*^^*)
夏休みということで、整形外科病棟は夏休みに手術しちゃおうという、体育会系中学生や高校生でにぎわっていた。
消灯時間を過ぎても聞こえてくる叫び声は、もうすぐ枕投げでもはじまるんちゃうん?と思えるほど。おかげで病棟内の雰囲気はとても明るく、楽しかった。(騒いでいる傍らで、宿題に追われている姿がなんともいえない。)。
いつも隣の患者さんのところに遊びに来る隣の部屋の女の子が松葉杖で、病棟内をうろうろ。。。
らっく:何してんの?(^^?
女の子:ダイエットしてるんですぅ。
健気に病棟を松葉杖で何周もする姿がかわいかった。(*^^*)

8月5日
退院日。でも、その前に部長回診。
釘の入ったレントゲン写真を見せて説明している。
ん?2本も釘入ってんのぉ???それに、なんか、ワイヤーからまってるし、、、痛そうやな。。。
他人事のように見ていた。
海外旅行に行くときに、釘がセキュリティーでなったりしないか、心配で聞いてみた。
先生:入っている釘はちっさいから大丈夫。タイに行きたいの?9月ごろには行けるようになるよ。(^^)
この時、先生が"9月"と言ったことを私は聞き逃さなかった。
ギブス時の入浴のしかたを教えていただくが、、、気が遠くなるほど大変。退院後、実家に帰ることにしておいてよかった。(-"-;;;

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