実験室用 定電圧安定化電源キット(FET仕様)


秋月電子通商のFET仕様(2SK2847)の10Aの低電圧安定化電源キットを製作します。

手持ちに24V6A(150W)のSWレギュレータがあったので、電源トランスのかわりにこれを使います。
なので、最大出力電流は6Aまでとなります。
ただ、低い電圧の場合は損失がかなり大きくなるので、6Aはきつそうです。

今回はケースも完全自作で作ってみようと思います。(ちょうどいいケースが手持ちでなかったから...サイズのでかいケースは高い!)


コントロール基板の製作(まっつが勝手にそうよんでるだけです(^^;)


コントロール基板を製作します。ま、説明書通りに組み立てるだけですが、若干部品の足とパターンの位置が合わないところがあったので、ちょっと工夫してます。(裏のレジスト削ってつけてるだけですが...)
あと電圧&電流調整用の半固定抵抗器は外付けにするので使いません。


パワーユニット(これも勝手にそうよんでるだけです(^^;)


ヒートシンク(大昔のボロシステムコンポについていたヒートシンクがでかくてよさそうだったので拝借)にMacのドローソフトで部品の配置を書いてヒートシンクに貼付け、穴あけ位置をポンチで打ち穴開けします。こうすると、部品の位置決めが楽にできるのでお勧めです。


試しに部品をタッピングビスで取付け。いい感じです。

今回はトランスのかわりにSWレギュレータを使うんで、ブリッジダイオードは使わないのですが、タップ付きの電源トランスが入手出来た場合のことを考えて、一応ブリッジダイオードも取り付けられるようにしました。


生基板をアクリルカッターで適当にけがいて作った基板を取付けてパワーユニットは完成!説明書では各FETのバランスをとるため、配線の長さを同じにすると書いてありましたが、まあ大丈夫でしょう。


ケース製作(ベース部)

今回はケースも完全自作なので、それなりの材料を調達してきました。

買ってきたのは、近所のホームセンターで売ってた1mmのアルミ板(フロントパネルに使用予定)とアルミのLアングル(ケースの補強&骨格?)です。
ベースになるところはさすがに1mmアルミだと持たないので、何かいい材料ないかと探していたら、ありました...古いコンポ(しかもレコードプレーヤさらに色ピンク!)の天板です。

それをジグゾーで切ってヤスリでエッジを整え200mmX300mmの鉄板にし、穴開けして仮塗装します。


アルミのLアングルを切断&穴あけしてベースにブラインドリベットでつけます。これにフロントパネルになる1mmアルミ板を200mmX125mm(ヒートシンクの高さ)に切ってつけます。Lアングルを付けることで、かなり強度が増しました。


とりあえず仮組


とりあえずSWレギュレータ、コントロール基板、パワーユニット、フロントパネルになるアルミ板を仮組してみます。
い〜感じでできてます。


その2へ


戻る top