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投稿日時: 2004/01/25 23:06:39
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お芝居みてきました『楽屋』ドラマシアターども

投稿者: ずっこ
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2004年1月18日(日)13:00
ドラマシアターども?

劇団ドラマシアターども
『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』

作:清水 邦夫
演出:ども

昔から上演されている、定番
女4人の芝居
その為か、高校演劇部で上演される事が多い
でも、わけがわからない
今回は、泣けまくった

ある女優の個室楽屋が舞台
永遠のプロンプターだった女優が二人、メイクをしながら永遠に来ない出番を待っている
チェーホフの「かもめ」に出演している女優が一人
彼女付のプロンプターの女優が一人
共通の「女優」を軸にそれぞれの思いが交錯し乱れていく……

今までにも何回か観ているが、あまり印象がない
実は理解力がまるでなく、知識の無さも手伝っての結果だったと思い知らされる
まず、「かもめ」の台本を読んだ事も芝居を観た事もない
これで、面白さは半減する
重ねられ思いを読み取れない
上演の当初は、観客は常識として持っていた知識らしいので、今の自分が悲しい限り
聞けば、わかりやすくかなり台本に手を入れたそうだ

一つのことに全てを捧げた者の命の叫びだった
殊に私も役者をしているので、つらくてつらくてしょうがなかった
何故だか涙が滝状だった
女優がモチーフだから、特定の人にしか共感がないのか?
何かにのめり込んだり、憑かれている者は同様だろうと言われて、納得

終演後の交流会で
男性「女たちの執念が露になった争いが恐ろしかった」
若い女優さん「こんな思いをして芝居をしたことがないような気がする…」
印象深かった


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