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投稿日時: 2003/05/19 17:45:20
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マキニウムさんの『ねじれて再会』を観ました!

投稿者: しじょう
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気が付けば8作目なんですね〜。
なんだかんだと、ほぼ全作品観ています(笑)
5作目には、出演してましたし・・・(汗)

劇団員のみんなと面識があるだけに、毎回、身内のような
緊張感を漂わせながら観劇しているのですが
今回はそれがあまり気になりませんでした。

それは、いったいなんなのか・・・
いまいち自分でもわからないのですが
だんだん、好きな雰囲気になって来たのは確かです。

作・演出の槙文彦氏の人生が見え隠れするようなストーリー展開(笑)
脱力系のお笑いもちょこちょこ出て来るのですが
その合間に、しっかりと見つめ直す瞬間も与えてくれる。
今回は特にそう感じました。

そう、とても日常的なストーリーなんですよね。
特に今回は、自分と非常に似た境遇の若い夫婦が中心なので
いつの間にか、その二人に自分を重ねてしまってました。

その二人は、結婚3年(4年?)目なんだけど
なんとなくすれ違いもあり、恐ろしい倦怠感が漂ってます。

しじょうの場合は、ハッキリ言って、彼らとは正反対(笑)
毎日腹抱えて笑ってるような、楽しい関係なんですよ。
だから、どうして倦怠感が漂っちゃうのかわかんないんですが
きっと、世の中の夫婦って8割方、彼らと同じようになるんで
しょうね〜・・・

槙大先生は、そんな痛い現実をまざまざと見せつけてくれました。
役者の方々も、なかなかの腕前で、痛い雰囲気を私に伝えてくれて
ましたし・・・そう、無気味なまでに、よそよそしいのです。

そんな彼らに、倦怠感を吹き飛ばすある出来事が起ります。
これも、凄い大事件じゃないんですよ〜。
まあ、ごく日常的な出来事。

でもそれがきっかけで、二人はお互いの正直な気持ちを知ることになり
改めて、愛情を再確認し、ハッピーエンドとなるのです。

観客にも起こりうる、ごく身近な題材を使って舞台作りをすることで
作者は自分の人生観をみんなに伝えようとしているんでしょうね。
これまでの作品では、たまに『???』という感想を持ったことも
あったのですが、今回は、それがほとんどなかったということで
成功だった(私の感想ではですが・・・)と思います。

でも、これも観る人によって様々な感想があるわけで。
他の人はどうだったんでしょうね〜?

どなたか観た方がいたら、教えてくださいな〜。


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