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投稿日時: 2001/09/22 23:22:53
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劇団ぐるーぷ えるむの森『レッツゴー!おばけやしき』を観た

投稿者: ずっこ
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お母さん達で作る、お母さん達の劇団でした
もちろん、出演もお母さん達です
めずらしいのでないでしょうかね?

小学生の仲良しグループが古い家屋を探検しているうちに、庭の封鎖された防空壕に過って落ちてしまい…

子供達を24時間観察している人達の子供の芝居は素晴らしかったです
子供ってそうだよな〜、と思うところが随所に見られました
自分も含め、子供を演じる時の何と嘘の多い事か!

楽しい内容ですが、第2次世界大戦のこと、防空壕の事、戦時下の事、がちりばめられています
おばけよりも恐ろしい事とは?
人間の心ほど恐ろしいものはない事を作品は伝えています
と、同時に、人間の心ほど、優しい、幸せなものはないことも伝えている

一番の利かん坊が、仕事でいないはずの母親が自分を探す呼び声を聞いて、一目散に泣いて母親に向かっていく姿は泣けちゃいました
この子は、トラック運転手の父親、仕事で遅い母親も自分は平気だと頑張っていたんですね
子供って、とても大人で、いろいろ気を使い、我慢しているものですよね

丁寧に作られていて、大変楽しみました
次回作品を期待しています

私が劇団に入って初めての合同公演で御一緒した方と、久しぶりに会いました
10年以上振りです
舞台監督をされていました
様々な形で芝居に関わっているんだなぁ、頑張っているんだなぁ、と心強く感じました


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