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投稿日時: 2001/02/26 00:33:07
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観劇レポート「劇団川〜外輪船が着く港」

投稿者: ずっこ
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2月25日(日)PM2時えぽあホール
大好きな「凍原の風」が元になった創作ものです。
時代的には天もまた舞台にかなり近いです。
北海道開拓に関わった様々な人々が、当時石狩川を就航していた外輪船に乗り合わせて起こるドラマです。
聞き慣れた、「樺戸集治監」、「維新」、「屯田兵」などが、わんさかです。
当時の市井の人々を知る為には、公演前に見たかった感じです。
大変面白かったです。
人間がイキイキしていて、もっとテンポよくセリフが繋がれば、もっとおもしろかったかも。2幕からの、脱獄囚が現れた時の緊張感はありましたが、流木を外しに行くくだりは、流れたようで、更なる緊張感が欲しかったです。
個性豊かな役が明確に表現されていて、楽しめました。
主人公の女性は高校生とか。維新の波に翻弄された元士族の娘で、恋人は政治犯として樺戸で獄中死している。という、なかなか難しい役処です。
若さ故の一途さは、十分感じられました。女としての悲しみ、深みがあるともっと共感できたかも。
子役達は芸達者さんでした!
船長さんの清水さんは、だんだん、スリーナインの車掌さんに見えてくるのは何故だろう。
金田一さんの赤ふんどしすがたは、さすが!です。
開拓時代の北海道の厳しさと共に、人間の本来の暖かさが感じられる芝居でした。

3月2日(金)PM7時かでるでもう一度あります。
皆様、見に行きませう!
詳しくは、リンクしているTORIKIRIさんのホームページへGO!



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