・赤外線接続を使用する

◎ 2台のコンピュータ間で赤外線接続を行うには、両方のマシンで同じポートに
  Windows95標準の赤外線デバイスドライバがインストールされている必要があります。

 (大抵の場合、ポートの割り当てがCOM2なので、COM2に揃えるのがいいと思います。)

【接続手順】

(1)2台のパソコンの赤外線ポートを向かい合わせて、20〜80cm程度離して置きます。

(2)2台ともパソコンを起動します。

 *BIOSでIrモードが選択できるパソコンでは、「IrDA」を選択します。

  本体のセットアップユーティリティでの設定値の変更のしかたについては、
  機種によって異なりますので、本体の取扱説明書を参照してください。

(3)それぞれのパソコンで、「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」の順で
   クリックします。

(4)「赤外線モニター」アイコンをダブルクリックします。
   (赤外線モニターがない方は前ページの「赤外線モニターがない場合」を
    参照してください。 〔前ページに戻る〕)

(5)「オプション」タブをクリックします。

   「次のポートで赤外線通信を使用可能にする」チェックボックスが
   オンになっていることとCOM2が選択されていることを確認します。

    次の行に「アプリケーションをサポートしているポートCOM4とLPT3」という表示が
   あることを確認します(これが仮想ポートです)。

(6)「状況」タブをクリックします。
 
    それぞれのパソコンの「赤外線デバイス」を認識していることを確認します。
   《OK》ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。

(7)両方のパソコンで、「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「ケーブル接続」の順で
   クリックします。

   →「ケーブル接続」の画面が表示されます。

(8)設定の《変更》ボタンをクリックします。

(9)どちらをホスト側・ゲスト側にするか決定します。

 片方のマシンで《ホスト》ボタン、もう片方のマシンで《ゲスト》ボタンをクリックします。

(10)《次へ》ボタンをクリックします。

(11)使用するポートを選択します。

 仮想ポート「COM4上のシリアルケーブル」を選択します。

【注意1】

・ 仮想ポート(COM4)の名前が表示されていない場合は、
 《新しいポートのインストール》ボタンをクリックします。

 手順(5)で確認した「アプリケーションをサポートしているポート(=ここではCOM4とLPT3)」
 に合わせて「COM4上のシリアルケーブル」と「LPT3上のパラレルケーブル」という選択肢が追加されます。

※Windows95の「ヘルプ」では「赤外線通信ポート」を選択するように書いてありますが
「赤外線通信ポート」とは表示されません。また、COM2を選んでも正常に接続されません。

【注意2】

同じ画面に「2.ケーブルを差し込んでください。」と表示されていますが、赤外線通信によるケーブル接続の場合は
赤外線がケーブルの代わりになるので、シリアルケーブルやパラレルケーブルを使う必要はありません。

(13)《次へ》ボタンをクリックします。

【注】

ホスト側に共有設定していない場合は、「ファイルとプリンタの共有」の画面が表示されます。

ここで、共有設定をすることも可能です。

(14)ホスト側・ゲスト側それぞれの設定を終了します。

 《完了》ボタンを押します。

(15) それぞれのパソコンで、ケーブル接続のダイアログボックスが表示され
    接続されます。

 接続されると、ホスト側はダイアログボックスのメッセージが変化します。

 ゲスト側ではホストマシンの共有フォルダが表示されます。


 
 このダイアログが表示された場合はホストコンピュータ名を入力して
 OKをクリックしてください。

 ホストコンピュータがみつけられない場合はデスクトップにある
 ネットワークコンピュータアイコンを右クリックし、「コンピュータの検索」を選んで
 目的のコンピュータを探してください。


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