もぎり |
劇場などで観客の入場券をあらためて入場させること、またはその係、場所。 |
. |
モジまく(モジ幕) |
寒冷紗の様な目の荒い布でつくられた幕。紗幕ともいう。これを下げると奥がかすんでみえるので霧の雰囲気などを出すのに用いられる。また奥の照明を消すと表のみの配光で奥がまったく見えなくなることなど特にレヴューの演出には重宝される。 |
. |
もじばり(綟張) |
昔はあまり用いられなかったが、近年になってから亡霊などの道具に使う紗布を利用して像をぼかす手法である。 |
. |
もちどうぐ(持道具) |
演者が身につけ、またはもっている小道具。 |
. |
もちやく(持役) |
一般には俳優の受け持つ役の意味だが、ある狂言でその役に当り取って以来、当の役はその役者の極付、当り役として定評化され、彼自身の(持役)と見られるようになった。 |
. |
もとき |
初めに演じた主正しき曲目、演出、演技を批評的に砕いて物まねし、その対照から滑稽味を誘い出す演出。またはその役。 |
. |
もとだま(元玉) |
幻灯器の光源側に取り付ける集光レンズのことで、コンデンサーレンズともいう。 |
. |
もどり(戻り) |
人形浄瑠璃、歌舞伎の敵役の演技、演出用語。悪を装っていたが実は善であることを告白すること、時には本心からまったく悪だったものが善に立ち戻ること。健前と本音に生きた封健期の人間悲劇をうつす。 |
. |
モニター |
monitorはラジオ、テレビの音色、映像の内容、質を識別し、適切な状態に調整するための機器。 |
. |
モノローグ |
独白、ひとりぜりふ。自問自答したり、相手なしに述べたりする言葉。場面転換、性格描写、心の中の声を聞かせたりする手法。 |
. |
もん(門) |
大名屋敷の立派な門をはじめ粗末な長屋門に至るそれぞれの門がある。陣屋門、唐門、歌舞伎門等それぞれの定式がある。 |
. |
もんじ(文字) |
→一文字 |
. |