〜め〜

めいてん(明転) あかてん、あかりてんともいう。舞台を暗くして場面転換する暗転に対し、明るくしたままで転換を行うこと。 .
メーキャップ 舞台化粧。舞台の上に立つために演者が顔を作ること。台本、音楽、演出に要求される各役柄を表現するための化粧。 .
めくり 演目、番組など書いたものを重ね合わせておき、次々とめくっていくために、挟んでおくもの。

写真
めつぶし(目潰し) 暗転中、舞台を暗くするために客席に向けて放射される強いライト。 .
めりはり 台詞をいうときの抑揚のこと。「めり」は力を弱くして滅入る意味。「はり」は力を入れて張ること。音の高低、大小、緩急などの対比のこともいう。 .
めりやす 歌舞伎音楽用語。1)長唄、下座音楽(→げざおんがく)の一種。歌舞伎舞台演技で、髪すきや書置を書く場面、物思いや心中の場面などのような俳優のせりふのない動きの少ない場面の効果音楽として、下座で奏される短い唄のこと。2)義太夫節の用語。三味線を声の伴奏として用いないで、声から独立した器楽的手法により描写的効果を出す部分の名称。 .
メル 太鼓、大皷、小皷などの皮革製楽器の張り革が湿気を帯びてゆるむこと。 .