first released 2000.7.12 C12型 蒸気機関車 1/10スケール VRML模型


C12SL
旧国鉄で活躍したC12型 蒸気機関車をVRMLで表現してみました。
この作品はここにはありません。 JunoさんのWebページで展示しています。
Juno's World VRML CondominiumRoom104です。
事前に以下のプラグインの何れかをインストールしてください。
但し、Windows で Internet Explorer を使用している場合、Cosmo Player と Pivoron Player は不可です。
ダウンロード対応VRMLプラグイン
Cortona 3.1 / 4.2 / 5.1 Contact 5.3 / 6.1 / 7.0 Cosmo Player 2.1 Pivoron Player 1.0

手元に機関車の図面があるわけではないので、結構いい加減です。  機関車だけで客車も貨車も無いとか、レイアウトや煙がせこいだとか、駅が一つしかないとか、重すぎるだとか色々ありますがご容赦ください。  問題も多いですが仕掛けも盛りだくさんです。  このページはVRMLだけでは伝わりにくい部分を補足いたします。



C12型 蒸気機関車について

C12 POV-Ray 旧国鉄が1932年(昭和7年)から293台製造した、簡易線区用小型タンク式機関車です。
1973年には旧国鉄の営業運転を終えましたが、現在でも大井川鉄道と真岡鐵道で活躍しています。
Room104のC12は "C12 295" の架空の銘板が取り付けられています。

視点切り替え

Viewpointの選択、もしくはキーボードの PageUp、PageDownキーを押すことにより視点が変化します。
選ばれた視点により身長が変化します。 標準サイズ(視点の高さ165cm)か、機関車と同じ1/10サイズ(16.5cm)です。

各Viewpointの特徴
Viewpoint名 サイズ 特徴
Start 標準 初期視点です。 緑色の橋はくぐれません。
Black door 標準 黒いドアの前に立ちます。
White door 標準 白いドアの前に立ちます。
Station 1/10 駅のホーム上に立ちます。 自由に歩き回れます。
Rod 1/10 機関車のピストンロッドを見るのに適した視点です。
Bird 1/10 機関車の走行を側面から自動的に追いかけます。 簡易ベンチマーク機能付き
Mountain 1/10 白い山の山頂に立ちます。 自由に歩き回れます。

画面上部の数値

初期状態では画面上部に、機関車を実物の大きさに換算した速度(km/h)を表示しています。  クリックする度に「速度」 → 「フレームレイト」 → 「表示無し」 → 「速度」 を順に切り替えます。  後ろに進んでいる場合、速度はマイナス表示されます。

フレームレイトが選択されているならば、画面左上に現在のフレームレイト ( fps ) と、中央に過去10フレーム分のフレームレイトをグラフ表します。  グラフはフレームレイトが高いほど右に伸びます。 目盛りは一番左が 0fps で、一番右が 60fps です。

fps indication

簡易ベンチマークの行い方

  1. 自動操縦(リモコン無し)の状態でViewpointの中からBirdを選択し、機関車が駅に停車するのを待ってください。
  2. 機関車が自動的に発進し、また駅に停車するまでPCには触らないようにしてください。
  3. 再び駅に停車すると、フレーム数 / 計測時間 = 平均フレームレイト を表示します。

走行中は フレーム数 のみ表示します。  より厳密さを増すには走行中は「表示無し」にした方がいいでしょう。

ベンチマークの結果(平均フレームレイト)を掲示板もしくはメールにて報告していただければ、 ベンチマーク結果ページにて集計いたします。

蒸気機関車の乗降方法

  1. Viewpointの中からStationを選んで駅のホーム上に立ってください。
  2. ホームに機関車が停車するのを待ってください。 (リモコン操縦している場合、機関車をホーム近くに停車させてください。)
  3. 機関車の運転席の窓をクリックすると、機関車に乗ることができます。
この二つの条件を満たさないと窓をクリックしても乗ることが出来ないので注意してください。

機関車を降りるには、Viewpointの中から好きな視点を選んでください。

リモコン操縦

白い山

白い山の山頂にある家の中に赤い水晶玉があります。  赤い水晶玉をクリックするとリモコンを手に入れることができます。  リモコンを手に入れると機関車の速度、進行方向を自在に操作できます。  もう一度赤い水晶玉をクリックすると、自動操縦に戻ります。


リモコン

Forward / Back select switch

押す度に機関車の進行方向(前進(Forward)、後退(Back))が切り替わります。 但し、機関車が停車しないと切り替えることが出来ません。

Slider
左右にドラッグすると機関車が加速、減速します。
  • Speed UP
    左にスライダーを持っていくほど機関車が加速します。
  • neutral
    中央にスライダーを置いたならば、今の速度を保ちます。
  • Brake
    右にスライダーを持っていくほど減速し、何れ停車します。

自動操縦の場合、機関車の最高速度は約43km/hです。 駅のホームで自動的に停車します。  リモコンを持った状態の場合、最高速度は80km/hです。 好きな場所で停車させることができます。

neutralの状態を維持しても速度が徐々に下がることはありません。

リモコン操縦から自動操縦に戻した直後に速度がいきなり0km/hになったり、減速して駅以外の場所で停車したりすることがあります。

後退中に自動操縦に戻した場合、再びリモコンで操作するまで、以降の自動操縦は後退になります。

昼夜の切り替え

白い山の山頂の下にある家の中に黄色い水晶玉があります。  黄色い水晶玉をクリックするたびに昼と夜とを切り替えることができます。

ここへのリンク

茶色い山 茶色い山の山の上にある家の中に白い水晶玉があります。 白い水晶玉をクリックするとこのページに来ることができます。

仕様と解っている不具合


参考書籍
取材
大井川鉄道 (写真とりに行っただけ)
参考模型
MICRO ACE C12-199 Nゲージ模型 (有井製作所) ロッドの動きを確認するため。
関連リンク
SL BENCH C11型蒸気機関車の3DCGベンチマークソフトです。 ロッドの動きを参照しました。