ちょろの生い立ち



'98年8月30日、ちょろは4歳2ケ月で、天国に旅立ちました。

昨年12月から、寝たきりになってしまってはいましたが、それなりに元気で

頑張ってきたのですが、とうとう力尽きてしまいました・・。

今までありがとうございました。

まだ、ここを消すには忍びないので、しばらくこのままにさせて下さい・・。m(_ _)m



'94年7月

ウズラがうちにやって来た!

'95年1月

子連れ結婚!

  〃

独りぼっちになっちゃった・・

'96年9月

ちょろ、絶不調・・

  〃

命名「ちょろ」

'97年2月

今度は脚がヘン・・

  〃

ちょろ、大人の羽に

'97年4月

情報収集の日々

'94年8月

天井に激突?!

'97年6月

ちょろ、回復の兆し

'94年9月

ちょろ、大脱走!

'97年7月

ちょろ復活!!

  〃

え〜!ちょろは女の子?!

'97年10月

チョロお嬢様、健在!



'94/7/10

ウズラがうちにやってきた!

 この日、同居していた私の姪のさやかが、清水(私の実家)の七夕祭りの夜店で売っていたウズラのヒナを2羽買ってきました。一羽100円!
 とりあえず、小さめのダンボールに裸電球をセットして室温をキープ。
 一羽は身体つきもがっしりしていて脚も血色がよくてとっても太いのに、もう一羽は身体は小さい上に、脚はチアノーゼのように紫色でとっても細くて今にも折れそう・・餌も、元気な方はガツガツ食べるのに、もう一羽は後から余った餌をポソポソつつくだけ・・
 そこでとりあえず、元気な方を「ガッちゃん」、小さい方を「チアちゃん」(脚がチアノーゼのようだから)と呼ぶことにしました。
 でもこの時点では姉も私も、チアちゃんは長いことないだろうな・・と思っていたのです。
'94/7/12

独りぼっちになっちゃった・・。

 ところが思いもよらない事態が・・!
 なんとあれだけ元気だったガッちゃんが死んでしまったのです。
 どうやらまだ4歳になったばかりの姪が、ガッちゃんと遊ぼうとして誤って死なせてしまったようなのです・・。
 まだプリンカップの底の部分にすっぽり納まってしまうくらい小さかったのですが・・。かわいそうな事をしました。合掌・・。
'94/7/15

命名「ちょろ」

 自然の摂理というものか、ガッちゃんがいなくなり、チアちゃんががぜん元気になっていきました。今まではガッちゃんに餌をとられてしまっていた分、今度は1人で好きなときに好きなだけ食べられるようになり、みるみる成長していきました。
 箱から出すと、部屋中を「チョロQ」のように走り回り、時には素晴らしいジャンプも見せるようになりました。
 そこでチアちゃんは「ちょろ」と改名!
 そう、「ちょろ」の名前はあの「チョロQ」から来たんです。
'94/7/22

チョロ、大人の羽に

 今までの栗色と黒のかわいいツートンカラーの羽から、大人の羽へと生え変わってきました。頭頂部は大人の羽が飛び出て、まるでモヒカン刈り状態!けっこう笑えます。
'94/8/10

天井に激突?!

 もうすっかり大人の羽。はっきり言ってヒナヒナの頃に比べると、とてもかわいいとは言えない模様・・。遠くから見るとまるで松ぼっくりだし・・(^^;
 この頃、元気があり余ってるのか、しょっちゅう羽ばたいて飛ぼうとしてます。
 この日は、勢いあまって天井の梁の部分にぶつかってしまい、しばらく頭のてっぺんの部分がハゲてしまっていました。
'94/9/14

ちょろ、大脱走!

 大人になったチョロを連れて清水へ。
 日なたぼっこをさせようと、カゴの戸を開けた途端、あっという間に屋根を越えて大空へ飛んでいってしまったのです!
 ハッと我に返り、必死の捜索。屋根に登ったり、2時間近く声を枯らして探し回り、やっと裏のおうちの人からの連絡で発見!
 ちょろ自身も不安に駆られたらしく、なんと自分から、裏のおうちの開いていた戸から人のいる部屋へ歩いて来たそう・・。
 あーヨカッタヨカッタ・・。
'95/9/15

え〜!ちょろは女の子?!

 脱走劇から一夜明けたこの日、またまた衝撃が!
 な、なんと男の子だとばっかり思っていたちょろが卵を産んだんです!
 え〜っ!ちょろは女の子だったのぉ〜?!
 というわけで、この日から1年以上にわたって「3日続けて産んで1日休む」というサイクルで、ちょろは卵を産み続けたのです。
'95/1/28

「子連れ結婚」?!

 私の結婚。でもちょろとはもう離れられず、ダンナ様も鳥好きなのをいい事に「子連れ結婚」!
しばらく親子3人(?)の楽しい生活が続きました。 
'96/9/5

チョロ、絶不調・・

 この頃ちょろの体調が悪く、食欲も落ち、じっとカゴの中でうずくまることが多くなりました。あれだけ産んでいた卵も滅多に産まなくなり、時々全く模様のない卵や、外殻のない膜に包まれたままの卵を産んでしまうこともありました。
 病院に連れていっても全然よくなる様子もなく、私も主人も内心では覚悟をしていました・・。
'97/2/10

今度は脚がヘン・・・

 年が明けてしばらくすると、食欲が戻っていくぶん元気になってきました。が、今度は脚が不自由になってしまい、最初は片足を引きずって歩いていたのが、そのうち全く歩けなくなってしまいました。
ただ、食欲だけはあるので、それはひと安心でした。
'97/4/3

情報収集の日々

 インターネットを始めたのをきっかけに、いろいろな方(ムクムク先生、makotaさん、その節はありがとうございました!)に質問しまくり、とにかくよかれと思うことはすべてするようにしました。
 そしてあるお店で「ビタシロップ」(株式会社マルカン・ミニマルフード)というビタミン剤を見つけ、藁にもすがる思いで買ってみたのです。
'97/6/14

ちょろ、回復の兆し・・

 「ビタシロップ」はちょろのお気に入りで、自分から必死に飲みたがる位だったので、毎日苦労せずに飲ませることが出来ました。そしてこの頃、片足をチョット引きずりながらも歩けるようになってきたんです!食欲は非常に旺盛で、とにかくよく食べよく出す!(失礼・・!)
'97/7/15

ちょろ、復活!

 チョロ、復活!約一年ぶりに卵を産んだんです!
脚もほぼ治って、前のように部屋中を歩き回り、私や主人の後をついて歩くようになりました。
 私が台所にいれば、私の足をつついて野菜などのおこぼれを要求しますし、私達が食事を始めたり何かを食べ始めると、「なんかちょーだい」といわんばかりにつついておねだりします。
 また、私達が別の部屋に行って姿が見えなくなると、ぴーぴー泣き叫び、「ちょろーっ、こっちだよー!」と呼べば、必死でタッタカ走ってきます。も〜かわいくって・・(スミマセン、親バカモードはいってます・・(^^; 
'97/10/10

チョロお嬢様、健在!

 ま、こーいう道のりを経て、今では我が家のお姫様の地位を獲得しているちょろお嬢様です。
今日も元気に卵を産んでます。ホンネをいえば、卵なんて産まなくていいから、そのぶん長生きしてほしいんですけどネ・・




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