「うずら」が使われている俳句・和歌



芭蕉1691
鷹の目も今や暮れぬと鳴く鶉

政重
(俳諧・おくれ双六 1681
俗坊主うづら衣や薄醤油

桃隣(俳諧・別座鋪 1694
取りあげてそっと戻すや鶉の巣

西鶴
(俳諧・発句大林集 1794
野鼠にゆかり持たり鶉の巣


惟然

鬼貫


千代子


正岡 子規


高浜 虚子


夏目 漱石


松瀬 青々


大須賀 乙字


長谷川 かな女


加藤 楸


篠田 悌次郎


金尾 梅の門


大伴家持(万葉集 8世紀後
鶉鳴く古りにし里ゆおもへども何そも妹にあふよしもなき

作者未詳(伊勢物語 10世紀前
野とならばうづらとなりて鳴きをらんかりにだにやは君は来ざらむ

慈円(新古今和歌集 1205
秋をへてあはれも露も深草の里とふ物はうづらなりけり

藤原広範
(夫木集 鎌倉後期
いまもなほ野となるさとに誰すみて秋はうづらのころもうつらん

<参考文献> 「鳥の手帳」小学館


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