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 やっと念願のG400を入手。買うのは絶対MAXと思って無印が出てもじっと我慢の子で あったが、MAXの異
常な品薄状態に異常な価格設定が長いこと解消されないので、やむ なくG400 DH 32MBを買った。だって、既
にSH 32MBなら2枚買える値段だしな〜。>MAX DualHeadにしたのは、MAX化を視野に入れていたからであ
る。MAXは単なるオーバー クロック品なので、ひょっとしたらMAXの選別からもれた品があるかもしれないと 想
像したのだが・・・・・実際MAX落ち品は存在するらしいが、結局巡り合うことは 出来なかった。

 しょうがないので、何とかノーマル品をMAX相当にする為に準備をした。無印品は ファンがなく、ヒートシンク
しかないので、Bansheeに続いてまたもや小風神のお世話 になることになった。前回もそうであったが、今度も
ファンをそのままシンクに装着は 出来ないので、ピンをいくつか曲げてねじ込むようにした。Bansheeの時はそ
れがいやで シンクを剥がしたのだが、接着剤入りグリスというのが後始末が大変で苦労したので、 違う手を試
すことにしたのである。結果はなかなか良好。

 更に万全を期す為に、AGPスロットの下にスロットファンの小さめの物を装着。小風神 だけで2スロット分の厚
さを食うので無理だろうと思ったが、写真のように互いに干渉 しない位置にくるので問題はなかった。小風神で
散らした熱をスロットファンで外に逃 がすという理屈である。なるほどこりゃ理想的だ、ってsupcのバイト君に教
えてもらった 方法なんだけど(笑)。やっぱあそこに行くと勉強になるわ。

 んで、家に帰って翌日装着(汗)。まずはノーマル状態でベンチを計測。速ぇ。さすが 2Dベンチでは無敵の速さ
を誇っているな。MAX化後も期待できる。MAX化の方法として は、pinファイル(BIOSの情報を書き出したもの)
内のクロックに関係する部分の数値を 書き換えて、そのテキストファイルをツールを使ってBIOSに書き戻すとい
うものである。 一見単純そうだが、BIOSを弄くる為、一歩間違えたら昇天の危機にもなる。実際、日本 代理店に
はMAX化に失敗して修理依頼されたG400が数多くあったとか・・・・・。しかし、 現在では実に簡単に出来る(とは
言っても自己責任には変わりないが)ようになった。 人柱の皆さんありがとう。それは、シバさん作のG400 Utility
を使って、pin ファイルを自動で書き換えた後、出来たファイルをBIOSに書き込むというものである。 実は、書き
込みまで自動化してくれるソフトもあるのだが、我が家の環境では何故か 起動しなかったので、書き込みだけは
手動でやった。これなら、pinファイルの中身を 理解していない素人でも比較的安全にMAX化が出来るのである。

 こりゃ楽だな〜、と思っていると、BIOS書き込みのところでひっかかってしまった。 当然、BIOSを弄くる訳だから
生DOSで起動しなければならないんだが、いつもの感覚 でFDから起動しようとしたら、MatroxのツールがFD1枚
に全部が入りきれねぇ(涙)。 こりゃ困ったと考えていると、F8キー押しっぱなしで起動するのを思い出した。最近 使
ってなかったからなぁ(笑)。そんなこんなで無事にBIOS書き込みに成功し再起動。 この間、だいぶドキドキしていた
が、デスクトップまでたどりついて、ほっと一安心。 コンパネとG400 UtilityでメモリクロックとRAMDACが変わってい
るのを確認、MAX化に 成功した。すかさずベンチを取ってみると、やはり1割増し程度の結果だった。

 ところがここで問題発覚。AGPx2モードだと砂嵐が走ってまともに動かないという 現象である。Direct 3Dのフィルタ
関係を切るか、AGPx1だと全く問題なく動いてくれ る。げげー、こんな中途半端な形でしかMAX化の恩恵を受けられ
ないのか〜、と悲観し たが、よく考えてみるとノーマル状態でも検証はしていないが、同じだったんじゃない かと(汗)。
そういや同様の現象は掲示板でよく聞いたもんな〜。ということで、みんな 同じなんで、仕様ということにしとこう(笑)。
あと、3D MARK99 MAXのデモで一部ゴミが 入るが、そこだけなのでこれも気にしないことにした。何たって、メインは
2Dだからな!

 MAX化しなくても実に速いし、RAGE128よりは綺麗に感じるので、もう1枚買ってしま おうかと金もないのに思ってしまった。

P.S Powerdesk5.20 Certified Driverを入れたら、AGPx2モードでも安定するようになった。コールドスタートもok。が、ゴミ
   は相変わらず(涙)。

 小風神のファンだけを無理矢理ねじ込んだところ。意外と
固定されている。まあ、実 際には常時下を向いているので、
モーターの振動でだんだん下に落ちてこないとも限ら ないが・・・・・。















 G400とその下にあるスロットファンの様子。このファン、大きさ
の割にはなかなか良い。最近の熱すぎるビデオカードには必須かも。

















 G400 Utilityでクロック関係を確認。ちゃんとMAX相当に
なっている。しかし、何で 型番までMAXと認識してしまうんだ
ろう。ベンチではDualHeadで返してくるが。pinファイルの中
にそういうのを記述した部分があるのかな(はい、ありました^^;)






















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 ん〜、かなり時間が経ってしまっているなぁ(汗)。この間かなりハード構成が変わって しまったんだが・・・・・ま
あ大してネタになるようなもないし、全部思い出すのも 面倒だからやめとくか(笑)。

 一番最近のことだけ。時代は既にPentium !!!の500MHzに移行しようとしているのに (でもL2にNEC3.6nsは載
ってないらしくて期待はずれだそうだが)、今頃ペン3の 450を買って前の根性なしペン2と取り換えた。このペン
2はいずれ組むマシンの パーツになる予定(今度はオレのじゃないので定格で動かすつもり)。出来るだけ安く
買いたかったので、ポイントの使えるComputownに行く。5000円分ぐらい使えそう だ。余談だが、累計だと今ま
でに300万円ぐらい買い物しているらしい(涙)。新 車1台買えるやん。それは置いといて、ペン2やペン3はまとも
な使い方をしない のであれば、L2キャッシュが命なので、あちこちWebを廻って調査してみる。27週 の比較的初
期のモノだとNECの4nsが載っていて極上品なのだが、秋葉はともかくこ んな地方にそんなのが転がっているとも
思えない。最悪SEC4.4ns品だけは避けるよ うにして、出来るだけいい物を探す。でも、28週モノしかない。SEC
4nsばっか りやんか。まあ4.4ns品よりはマシだけどさぁ。番号の順番からして最も29週のTOSH IBA 4ns品に近い
ロットを選んだ。これで外したらかなり痛いんだが・・・・・来 月に必ずG400 MAXを手に入れると心に決めているの
で、今月中にペン3を買うしか ない(G400でSSEの恩恵にあずかりたい為)、と自分を追いつめて購入に踏み切った。
で、帰ってから早速「石割り」を行った。リテールファン以外で使うのであれば避 けて通れない儀式である(笑)。かな
り危険な作業なので事前にやり方を念入りに調 べた。

 以下に自分でやった石割りの様子を書いてみる。

まず、リテールファンを本体から外す。これは工具を
使わずに手で外すだけなので、 簡単に出来るそうな
のだが・・・・・実は自分でやった時はここが一番手こ
ず った(笑)。supcで見学した時は簡単そうだったの
に。何とか外すことに成功。次が 一番の難問。ヒート
シンクを基盤から外す作業だ。シンクと基盤は、ペン
2ま でのネジ止めと違って、UFOキャッチャーのアーム
といったらいいのか、ブリッジ 状の2本の爪で4カ所で
固定されているのだが、無理矢理引き抜かねばなら
ない。 この時に爪と基盤の擦れる非常に心臓に悪い
ミシミシという音がするのである。こ れが一番怖い。と
ころが、自分がやってみると、大した力もかけずにバ
キッと はいったものの簡単に外れてしまった。1枚目
でよくやるという爪を折って残りが 基盤に挟まったま
まというドジはやらずに済んだ。





石割りを終えて、おそるおそるL2キャッシュの表示を
見てみると、TOSHIBAの4ns (250MHz)であった。最悪
の事態は免れたということである。嬉しくてついアップ
画像を撮ってしまった(笑)。これがNECだったらなぁ・・
・・・とか言うと罰が当 たるのでやめておこう。














基盤裏のカバーは外してはいけないというのをsupcで
学習済みだったので、そのま まにしておく(笑)。この日
の為に用意した・・・・・というのは大げさでたまたま あっ
たので購入したのだが、アルファのヒートシンク&ファン
(三洋製)を装 着することに。これは、自作ヒートシンク
キットとも呼べる代物で、ファンのみな らずヒートシンク
や電源コネクタまで組み立てなければならないという。
その 分値段を下げてあるのかなぁとも思った。この組み
立てには意外に時間がかかった 。キットには最初から
サーマルグリスもついてくるが、ここは冷蔵庫で保管し
てあったクロックアッパー御用達の(?)SSグリスを使
う。DSの方が良かった のかもしれないが、高い上に、
粘土のように固くてイマイチ使いにくい。グリスを 塗布
する前に、CPUコアに残っていたグリスをしっかりと拭
き取った。完全に は無理だったが。結果は、2.0Vでの
600MHz起動は無理だった。フェライトコアをも う少し
増やせばOKか?(汗)

 ベンチの方は、RAGE128がBansheeよりも数値が悪くて足を引っ張っているのであまり 早くなった印象は受けないが、
目標のFSB124MHzは楽にクリアしたので良かったかな。 結果的に2万ちょいでペン3買えたんだし。



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