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旧二俣町庁舎のご紹介
場所/交通
【地図】
生い立ちと歴史
 
▼略歴  
・昭和10年(1935) 二俣町庁舎として12月着工
・昭和11年(1936) 8月5日落成
・昭和33年(1958) 市制施行により天竜市市役所となる
・昭和45年(1970) 市役所の新築移転により、以降中央公民館、図書館、市史編纂室として使用
・現在 消費者相談室、内職相談室として、一部使用

▼外観
スクラッチタイルを張った外壁と、回転欄間付きの縦長の上げ下げ窓が特徴的なこの建物は二俣の「へそ」となっています。外壁のスクラッチタイルは旧帝国ホテルや首相官邸に張られているものと同じです。


▼構造
木造2階建ての寄棟造りで、和型桟瓦葺き屋根の母屋に、独立柱を建てたやや背高のポーチが付いた洋式の事務所建築です。

▼内部
1階はカウンターを持つ事務空間、2階は椅子式の議場として使われていました。議場は6間×10間の広さで、正面の漆喰のレリーフ付き額縁は少しの傷みも無く残されています。

▼前庭
前庭は諏訪神社の境内につながり、諏訪神社の大祭である二俣祭りのお祭り広場として平成4年(1992)に整備されました。

▼建物の特徴
木材の町の役場にふさわしく、良く吟味された材料と地元の大工の仕事の堅実さには目を見張るものがあります。

▼設計
地元の大工・本島亥三郎氏(明治32年生まれ)です。
彼は、このほか町内に明治牛乳処理場(昭和11年、車道)などの洋風建築を設計しています。
現在の姿
 

 
  ▼登録有形文化財の旧庁舎
「登録有形文化財 第22-0090号 この建造物は貴重な国民的財産です 文化庁」 と刻印されたプレートが玄関左の門柱下部に設置されています。