練習場日記

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2001-02-05 Mon
横浜Fマリノス 全体練習日初日
 
 2001年2月5日。J1のチームで一番最後に今期の全体練習が開始されました。新人も含めて全員が揃うのは、この日を逃すと数週間先になってしまう事も有って、練習を見に行ってきました。
 年が明けてから、選手達は各自で自主トレをしたり、新人を含む若手選手達は10日程前からトレセン・御殿場合宿と続けて練習を行って、今日の全体練習を迎えました。

 練習開始時間の10時30分の10分くらい前にトレセンにつきました。さすがに初日と有って、報道陣がずらっと並んでいます。概算で30人から40人近くいたでしょうか…見学者も負け時と多くの人が見学に来ていました。でも立錐の余地もないという訳でもなく、200人くらいの見学者だっと思います。

 練習開始時間を少し過ぎてから、選手達がクラブハウスから出て来ます。全員が今日から目新しいデザインのアディダスのジャージを着ていました。新しいジャージは新ユニフォームと一緒で肩にトリコロールのラインが入っていて、かなり大きく見えるようなデザインになっています。一見昨年のFC東京のユニに似てる様な気もしましたが、同じ色を使って同じアディダスですから似通ってしまうのは仕方ないのかなと思いました。

 ジャージの下は、選手達は新しいホーム用のユニフォームを着ていて、練習場の中央に備えられた台の上で集合写真の撮影をするようでした。この日まで、新しい背番号とか解らなかったので、それが解ると思って、見ていました。選手達がジャージ姿で台の上に並び位置合わせを行います。ただ、撮影は見学席から見て反対側を向いて撮影を行っていたから、番号が良く解りませんでした。一番後ろに立った選手達が解ったのと、ショーツの番号を確認出来た選手だけ新しい番号が解りました。ジャージを脱いでユニフォーム姿になって集合写真の撮影を行いました。
 初めて、直接見る新しいユニフォ−ムは、脇の赤の部分と、肩の赤ラインが結構強調されていて、前のユニの様に青だけが強調されていないデザインで、トリコロールカラーが強調されていて、いいユニフォームだと思いました。GKユニも気になっていたのですが、昨年までと同じ黄色いユニがホーム用らしく、昨年のより肩口のラインが太くなった感じを受けました。GKは一番後ろに並ぶ関係から、見学席から背番号が解り、能活1番、エノ16番、慎也21番、下川30番がすぐに解りました。フィールドプレイヤーで一番後ろに並んでいたのが、オム、直樹、トノ当たりの背番号変わらないメンバーだったので、あ、そうなんだ〜って感じでした。

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 集合写真の撮影が終わったら、一度クラブハウスに引き上げていき、練習着に着替えて、別メニュー以外の選手達で練習が始まりました。一応選手の確認をしておきますと。

 GK 能活、エノ、慎也、下川
 DF オム、直樹、波戸、マル
 MF オニク、上野、アキ、俊輔、ハラディ、平間、ナオ
 FW 城、トノ、キジ、リパティン
 新人 ハユ、ユタ、坂田、数馬、勇樹、飯田、モツ、後藤

総勢27人で全体練習開始。リハビリ中の誠史、オフに手術した新人の小原が別メニューで練習を行いました。(新外国人のレアンドロは、まだ来日していませんでした)

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 練習開始は、11時くらいでした。まずは、グラウンドをランニングで数周して、フィジカルトレーニングを行って、少しづつボールに触って行きます。リフティングなどを行ってから、オシーが昨年から毎日続けている”鳥篭”を全員で行います。鳥篭は、見学席から遠い所で行っていた関係で良く解らなかったのですが、新人達もこなしていて、中に入ったら中々出られないというような事は無かったです。

 鳥篭を時間をかけて行ってから、少しダウンを入れて、8対8のミニゲームを行います。能活が、この少し前の練習でアキレス腱を痛めたという事で大事をとってミニゲームから外れます。慎也も持病の件も有り、ミニゲームから外れます。27人から二人が外れて、GKのエノ、下川はずっとゴールを守る形で、残りは23人になって、8人づつ3チーム作るには1人足りない為、そこには安達コーチが入りました。
 チーム分けは以下のようでした。

 ビブス無し:波戸、上野、平間、トノ、マル、勇樹、モツ、坂田
 
赤ビブス :オム、キジ、オニク、アキ、ユタ、飯田、数馬、後藤
 
黄ビブス :俊輔、直樹、リパ、ハラディ、城、ナオ、ハユ、安達コーチ
    リパ=リパティン(こう呼ばれていました)

 GKは、エノ、シモがそれぞれのゴールをずっと守ります。ミニゲームは、1点先取したチームが、ずっと試合を続けて、負けたチームが交代すると言った形で、ミニコートでの8対8のミニゲームが始まりました。

 メンバーを見て、ミニゲームは何処が強かったと思いますか?

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 やはり予想通り、黄ビブスチームが最初4試合連続でゲームを行って、ビブス無しチーム、赤ビブスチームが交代して行くといった形が続きました。
 特に目に付いたのが、ナオとハラディの元気な動きでした。積極的にチェイシングしながら強烈なシュートを放ってアピールしていました。かなり体調が良いようです。ナオはユース代表合宿も控えていますし(まだ発表されていませんが、2月後半の合宿に呼ばれるのは確実)体調を整えて開幕スタメンを狙っている様でした。ハラディもランニングの時から先頭を走る積極的な姿勢も目に付き、ミニゲームでもミドルシュートなど強烈なアピールをしていました。

 黄チームは、安達コーチが入っていたのですが、安達コーチはDFに回って結構守りをしていました。メンバー考えると、そういう役になりますね。坂田や後藤とのボールの奪い合いは見ていて楽しかったです。俊輔は怪我はもう問題ない様で、ターンの早い切り換えしやドリブルなどを存分に見せていましたし、城も得点感覚鋭い動きを見せていました。

 赤チームは、キジが積極的にシュートを放つんですが、枠を捉えるのがどうも今一つでなかなかシュートが決まらない印象でした。その前の外す動きは良くなっているように感じました。ユタは、ミニゲームの頃はかなりスタミナをロスしていたようで、前のほうにいるんですが、動きが重い感じでした。ボールを持つと動きは早くなるのですが、シュートまで中々行けない印象が有ります。もっともっともっとスタミナを付けないと…。

 無しチームですが、新人が3人入っているチームでしたが、波戸、マルでディフェンスをきっちりやって、早いパスで回そうとしていましたが、意思の疎通なども有って、ボールが繋がらない印象でした。モツは、ミニゲーム中かなり多く動いていた印象です。自主トレとかもしっかりやって来た印象が有ります。坂田は髪の毛を茶色に染めてパーマをかけた印象ほどプレイは変わっていませんでしたが、豪快に打つシュートというイメージどおりのプレイをしていました。昨年末のJユースカップでは、いろんな事しようとし過ぎていた印象が有ったのですが、自分の持ち味を出すプレイをしていたと思います。マルはいい上がりからのパンチ力有るシュートなども放っていて、山形での成長が少し見られました。

 数名の選手の印象を書きましたが、あと二人の新加入選手の事を書きますと、まずはリパですが、右利きで細かい足技を持っている選手ですね。ボールを少し浮かせてのボレーシュートや、反転してのシュートなどテクニカルな印象を受けました。そしてもう一人、ジェフから来たシモさんですが、至近距離からのシュートへの反応は相変わらず鋭いものが有りました。やや判断が鈍る印象は有りましたが、あの鋭さは健在ですね。十分な戦力になると感じました。足技をもう少し見て見ないと判断は付けられませんが…。

 誠史は、リハビリトレーナと一緒にグラウンドを2・3周走っていましたが、上半身の体が大きくなったような印象を受けました。足の怪我なので筋トレを上半身みっちり行っているのが解りました。復活する日を待ちたいと思います。

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 ミニゲームが終わった時点で、時間は12時45分を過ぎました。2時近くやっていた事になります。トップメンバーは、これでクールダウンを行って初日の練習は終了しました。

 しかし、新人達はこの後にオシーからの説明を受けて、1対1のパス交換の練習を行いました。中距離のパスを正確に相手の胸に返す練習で地味ですが、確実性が求められ、各自のテクニックが良く解ります。小原を除く新人8人以外にもナオ、ハラディがこれに加わり、パス練習を20分近く行って、ようやく終了かな?と思いましたが、今度は用具室から小さいボールを持って来て、10人を2チームに分けて5人づつで浮き球のパス練習を行って、ようやく新人達は上がりになりました。

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 多くいた報道陣は、最初に俊輔を捕まえて、長々と話しを聞きます。続いてオシーを取り囲んで、長々とインタビューを行い、その後に上がって来たユタも捕まりインタビューを受けていました。

 ユタがクラブハウスに上がる所でファンが呼びとめてファンサービスが始まりました。土曜のサタデースポーツで有望新人として取り上げられたせいか?あっという間に長い列が出来て、デビュー前なのに人気抜群と言うところを見せていました。   

 ハユも上がってくるところを少し報道に捕まって出てきた所でファンサービスが始まりました。私もサインを貰った事が無かったので、色紙に書いてもらいました(→がハユの20番入りサインです)
 モツもファンサービスが始まってサイン会が行われていましたが、スタッフの人達がこの後のスケジュールが詰まっているからと言う事で、途中で打ちきられて、モツのサインはまた今度と言うことになりました。

 ナオも報道に捕まっていて、ファンサービスの時間が無いという事でしたが、帰る時に”18番”入りのサインを色紙に書いてもらいました(←ナオのサインです)俊輔も帰る時に多くのファンにファンサービスを行っていました。時間が有る時はやってくれる俊輔に感謝したいです。有名になっても奢らずに同じようにファンに接する姿勢は、一部の誰かさんにも見習ってもらいたいです(^^;

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 そんな感じで練習初日を終えました。新体制発表が夕方に有った為、スタッフはスーツ姿で新体制発表会場へ移動し、新人選手9人はジャージ姿で移動して、新加入選手2人(リパ、下川)も移動して新体制発表に臨み、今期からの意気込み等を話しました。

 ようやく、今期の横浜F・マリノスのシーズンが始まりました。

 
2001-02-03 Sat
曹洞宗大本山總持寺(鶴見) 「節分会追儺式」
 
 毎年恒例となっています、鶴見の總持寺で行われまていす”豆まき”を見にいってきました。毎年参加メンバーが違って今年は誰になるんだろうと思っていましたら、以下の7名+αが参加という事を、前日のKOM及びオフィシャルHPで聞いて、いってきました。初詣もまだでしたし、丁度良かったです。

参加選手は、川口能活、田中隼磨、金子勇樹、田原 豊、本橋卓巳、後藤大輔、飯田紘孝、マリノスケ(キャラクタ−) でした。

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 予定では、13時から豆まき開始という事を書いて有りましたが、毎年その前に”法要”が有るのを知っていましたから、12時には行こうと思って家を早くでました、着いたのは11時30分くらいにお寺の本堂に着きました。本堂まで行く途中にマリノスマーク入りのマイクロバスが止まっていて、選手達がもう来ているのが解りました。豆まきで抽選会も有るのですが、途中の引換所に「マリノスレプリカユフォーム」って書いた札が貼ってあり、そんなものまで貰えるんだ〜って思いました。まあ昨シーズンのものなんでしょうがね…。途中に今日の予定表も張ってあって、12時15分から法要、13時から豆まきになっていて、予想通りと、早めに来て良かったと思いました。

 本堂に入ると、報道陣が多いのが驚きました、TVカメラ5台にカメラマンも5.6人いたでしょうか?能活と新人達でなんでこんなに多くの人が集まるんだろう?って思いました。
 お祈りをして、周りを見るとお坊さんが豆と一緒に、靴を入れる袋を配っていて、本堂に上がってくださいとうながします、昨年までと変わって今年から中で蒔く事に変わったので、という事でしたが、今上がって場所決めると選手が何処に座るか解らないし写真も撮れないな〜と思って、結局荷物だけ場所に置いておいて、入って来てから戻れば良いやと思って、カメラ片手に入り口近くにいました。

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 12時過ぎに、お坊さん達がまず入って来て、一般のお金を出して着た人達が、赤い絨毯の場所に入って来ます。そして続いて、更にお坊さんを先頭に、裃姿の人達が入って来ます。報道陣も色めきたってきて、最初に歩いて来たのが、”舘ひろし”でした(ビックリ)続いて石原プロの面々と、昨年新人発掘オーディションを合格した面々が入って来て、報道もそれを追いかけて写真を写して行きます。その騒ぎにFマリ選手達を見失って、石原軍団の後ろに、能活、ハユ、ユタ、後藤がいたらしいのですが、それを確認できず、少し離れて歩いて来た、モツを発見してその後に、飯田、勇樹が歩いて来るのが解りました。

 本堂の中央の席へ順に座って行くのですが、何処に選手が座ったか解らず、報道の人達が群がっているほうへ行くと、そこはやはり石原軍団目当てで、追っかけらしき女の子達もそちらにいました(苦笑)。少し探すと、その後ろの3列目くらいに、モツ、勇樹、飯田を発見しました。能活達は逆側の離れた場所に座っている様でした。後で解ったのですが、豆まきの順番の関係で座る場所を分けた様でした。

 こんな感じで、右の渡り廊下から歩いて来て、中央の椅子の所に座っていきます。全員で300人近くいたでしょうか?私は始めは右の入り口近くのカメラマンの後ろにいて写真を撮っていて、裃姿の選手達が椅子に座ると、左のモツ達が見える位置に移動して、見ていました。法要がはじまるまで、報道陣はサーチライトで照らして、石原軍団を写していました。本堂の中なのでかなり暗くて。写した写真はほとんど駄目でした。残念です。
 法要前は、見ていると本橋、飯田、勇樹と3人で仲良く話しをしていました。U16代表仲間ですからね。能活達は反対側にいたらしく良く分からなかったです。あ、マリノスケは一番後ろにデンと座っていたらしいです(笑)お坊さんの法要が終わって、裃姿の全員に豆が配られます。一人一人受け取って椅子に戻って、豆まきがはじまります。

 豆まきが始まる頃には、一般客の場所が人で溢れていて、全然身動きが取れませんでした。少し移動したいと思いましたけど、それは不可能でした。報道によると1000人とか2000人とかの人が来ていたということが載っていましたが、概算では1500人位の人がいたんでしょうかね〜。豆まきの説明をしてくれるのですが、裃姿の人達が片方の列を3つに分けて3方でまず豆を蒔いて、それから横へ移動して豆を蒔いて、もう一度移動して豆を蒔くという感じで、3方に蒔くから、移動しなくても大丈夫という話しをしました。

 マリノス勢は最初に右側→手前→左側というふうに移動して豆を蒔き(豆と言っても2年前はそのまま豆だけを蒔いていたのですが、今回は袋に入った豆を蒔いていました)にきていましたが、大体2ヶ所で手にした豆袋は蒔き終わって、私がいた左側にマリノス勢が来る頃には、ただ移動して歩いて席に戻ると言った感じで、なんかじっくり見ることが出来なくて残念でした。
 能活達のすぐ前に舘ひろしとかがいて、そっちの注目の方が断然高いから、おばさんパワーに押されまくっていました(苦笑)でも、そんななかでも”よしかつ〜””田原くーん”とう掛け声も聞く事が出来ました(笑)。

 一通り豆が蒔き終わって、抽選会をやっていて、蒔いた豆袋に番号が書いて有るのが当たりらしかったのですが、受け取った豆袋にはどれも番号は書いていなくて、外れだった様です。残念でした。
 抽選会の途中で、裃姿の人達は退場して行って、私も外へ移動しようとしたのですが、右側の出入り口が人で溢れていて出る事が出来ません、何をやっているのか見ると、石原軍団の新人達がマスコミ向けの写真を写していました。やっぱこういうこところが違いますよね。Fマリ選手もやれば少しはアピールになるのにと思いました。石原軍団新人&Fマリ新人写真なんてのも面白いのに…って少しだけ思いました。

 人垣を掻き分けて、外へ脱出してマリノスバスの有るところへ移動して少し待って見てますと、新人の選手達が乗りこんで帰って行きました。一番後ろの王様席は、やはりハユ・ユタ・モツという順に並んでいました(笑)バスに乗る時にようやく後藤君を発見しました(苦笑)

 厄を落としてもらったという事で、今年1年頑張って欲しいです。

 
2001-01-24 Wed
横浜Fマリノス U23練習日初日
 
 2001年になり、ようやくFマリノスが”チーム”として始動しました。12月の終わりに天皇杯敗戦の翌日に納会が行われて、その際にトレセンに言って以来、トレセンに足を運びました。(1ヶ月経っていないんですがね…笑)

 今年のチーム始動は、U23(23歳以下)の若手と、新入団選手・移籍選手、そして自ら練習に加わりたいと言う選手で1月24日の初日を迎えました。(その前から自主トレは各自で行っていましたが…)

 14:30から練習開始という事で、14時くらいにトレセン到着。車で中に入っていく選手達を見ていきます。新人の選手達はこの時点では、すでにクラブハウスに着いていたらしく、ナオ、ハラディ、キジ、大橋とかは一人でクラブハウスに入っていきました。能活、城とかもクラブハウスへ入って行き、なんか聞いていたように若手だけじゃないんだな〜って感じました。私が付いたときに、一人でグラウンドを走って、自主トレしていたアキは、若手練習が始まる少し前に引き上げていきました。
 着いた時に驚いたのがマスコミが結構来ていて、テレビカメラも有って、報道陣が12−13人位いました。誰の取材かこの時点では??でした。

 練習開始時間の14:30を少し回ってから、最初にクラブハウスから出てきたのは、短い髪になり、さっぱりした能活。 そして、城、オム、波戸とトップメンバーが出てきて、坂田、数馬の新人達、丸山、平間、慎也(吉原)の移籍復帰組みの選手達も順に練習場に出てきました。いるかどうか解らなかった、ユタ(田原)はハユ(田中)と一緒に出てきました。最後に、キジが着替えながら、ナオと一緒に出てきて全員でした。キジは、練習開始時間の5分前に着いて慌てて駆け込んできたんですが、なんかtotoの選手向け説明会に参加していたらしく、遅刻と思っていた私を許してね(笑)

 クラブハウスから出てくるときに、ドリンクとかは選手達が運んできたのですが、この時の荷物持ちは、坂田&数馬と飯田でした。(やっぱハユやユタはやらないんだろうか?)

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 練習の指示は、樋口コーチが行って、本日の参加選手は17名で、始動日を迎えました。

参加メンバーは、
U24以上が、オム、能活、城、波戸
U23が、キジ、陽一、ハラディ、大橋、ナオ
移籍選手が、吉原、マル、平間
新人選手が、ユタ、ハユ、坂田、数馬、飯田

新人では、本橋、勇樹、後藤、小原がいませんでしたが、学校の関係なのかどうか?高校卒業できないとまずいですからね(^^)
俊輔は参加予定でしたが、日本プロスポーツマン大賞の授賞式があったために欠席でした。誠史、エノはリハビリ中ですから今回の練習には参加していませんでした。これ以外の選手達は、トノ、直樹、オニク、上野ですね。自主トレできっちり全体始動日まで体を作って欲しいです(1/28からの御殿場合宿は参加かも知れませんが…)後から聞いた話では、小原は肩を手術して当分はリハビリ生活を送るようです。

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 17人が揃ったところで、樋口コーチから練習内容の説明を行おうとしたのですが、ユタが、その前に何か?クラブハウスに一度走って戻っていって再び出てきました。なんだったんだろう?初日から先輩達を待たせる大物ぶり?を発揮していました(苦笑)

 今のトレセンの芝の中央には大きなビニールシートがかけてあってそこでは練習できません。芝の養生の為です、雪とか降っていたら芝をいためてしまいますし、発育にも影響を与えますしね。ですからグランドの端の方で練習を行っていきます。

 まずはグラウンドを半時計回りで2周して、時計回りにゆっくり2周して体温めます。皆は走りながら談笑していい感じで入って行きました。

 次に見学席から一番離れたところで、体をほぐしていくアップをゆっくり行ってから、各自ボールを使って、片方づつの足を意識させつつ、円の中をドリブルしてボールを触る感覚を取り戻していきます。そして同じ場所でリフティングを数分行って、場所を移動します。ユタのリフティングとかを見ていたのですが、普通にこなしていました。ピッチに出てきてから20分くらいがこの時点で経っていたでしょうか。

 次に見学席左側のすぐ前の位置に選手達が移動してきました。練習開始前にパイロンやコーンを置いて、3種類のドリブル練習コースを作ってあり、それを使用して7分間のドリブル練習を行いました。3つ有りますから、選手達を3組に分けてコースをこなしていきます。

コースは、
Aが、1列にコーンが4つ置いてあって、その列が4,5列有り、一人1列をドリブルで回っていく。
Bが、長い棒を4本立てて有るコースをドリブルで回って、端に有る椅子を横にした部分にボールを当てて、戻ってきたボールを拾って、同じくドリブルして回転していく。
Cが、パイロンを円の形で等間隔に置いてあり、そこをドリブルで回っていく。


 順番は、A→B→C→A の順で、順次7分間行って2分休んでという形で回していきます。グループ分けは適当なんでしょうが、

A:城、マル、大橋、ナオ、ハユ、ユタ
B:能活、平間、陽一、飯田、坂田、数馬
C:オム、波戸、吉原、キジ、ハラディ

だったと思いますが、ちょっと良く覚えていません(苦笑)

 Aコースは、各自のペースで出来るからいいのですが、B,Cコースは選手によってスピードが段々落ちて来たり、Cのシュートを的にちゃんと当てられなかったりして徐々に列が変わっていきます。(キジやハユが、的に当てられずにコーチからはずしすぎだ〜って怒られていました)樋口コーチからも、遅いやつは抜いていって良いから〜と声がかかり、一番追い抜かれていったのが、ユタでした。最初は同じペースで着いて行ったんですが、あごが上がり、かなり疲れた顔してこなしていっていました。ドリブルは足につかなくて、ボールがかなり離れた位置に飛んで取りにいって更に疲れるといった風情でした。合間の時間は、水をがーっと飲んでいました。

 ユース上がりの、ユタ、数馬、坂田、飯田はもくもくとこなしていっていました。顔はさすがにきつそうでしたが、同じペースで地道に行っていました。まあユース組は、ユースの頃から安達コーチの元で同じ練習を行っていますし、12月の終わりまでJユースカップの試合が有って、オフと言っても期間が短かったですからね。コンディションは整えて来ていたと思われます。

 オム、能活、城、波戸のトップ組は、フィジカル練習の合間の笑顔で会話するなど、いいオフを過ごして自主トレはうまくいっているような様子に見えました。明らかに動きが違って見えましたし、表情も違いましたね。

 移籍組みのことを触れておくと、平間は髪が長くなって誰か最初は良く解らなかったんですが(笑)なんか結婚して子供も出来たからなのか解りませんが、以前にマリノスいた頃のような、好戦的な目付きががらりと変わって、非常にやさしそうな表情になっていたのが印象的でした。マルは、茶髪ですね。J2の時から髪の色を変えていたらしいですが、実際に見ると印象が違いますね。慎也が逆に髪が短くなって、あれ?って感じでしたが、身長が高く、体つきがたくましくなったような印象を受けました。2年間も見ていないと、色々な経験をしてきて変わっていくものですね。

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 3種類のドリブル練習を4回くらいやって樋口コーチの声がかかり、少し休憩をいれてから、これも見学席の前で、二人づつ並んでドリブルでダッシュを3.4本行って、グラウンドを1周していきました。ユタは、ダッシュで蹴り出すボールが大きくて、見学席のすぐ前までボール取りに来ていました。”くそお〜”っていうひとり言が聞こえました。頑張れよユタ。

 グラウンド1周してこれで終わりかな〜と思ってると、各自に3色のビブスを渡して、パス回しの練習を始めました。始まる前に能活は抜けて、クラブハウスに上がって行きました。報道陣も、能活を追いかけていきます。

 ビブスで、5名ずつ3チーム+フリーマン1名に分けて、狭い地域でのパス回しのトレーニングを行いました。1チームが大きな円形になって、外側をやり、フリーマンを1名置いて2チームがボールを追いかけるといったものでした。まあ、この分け方も意味が有るかわからないのですが…

フリーマン:波戸
黄色ビブス:オム、陽一、城、マル、数馬
赤ビブス:ハラディ、キジ、大橋、ユタ、ハユ
緑ビブス:慎也、ナオ、平間、坂田、飯田

 これは見学席から遠い位置でやったので良く見えなかったです。15分くらいやっていましたかね?最後にグラウンドを1周してクールダウンして、初日の練習が終了しました。練習時間は正味1時間30分くらいでした。

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 選手が練習場から引き上げてくる所で、広報と報道陣が一緒に待ち構えていて、ユタとハユにベンチコートを着せていたので、二人の取材と解りました。NHKが来て一人ずつ10分から15分くらいのインタビューを撮っていました。サタデースポーツの司会をやっている泉アナが来ていました。ユタのインタビューが先で、ハユは後ろで所在なげに待っていましたが、他の報道の人が捕まえて色々聞いていました。ハユが話している間も、ユタは他の報道につかまっていました。

 その間、他の選手達はめいめいクラブハウスに引き上げていきましたが、練習グラウンドの出入り口でテレビカメラで撮影していた関係から、オムや陽一とかは奥の出入り口から出てクラブハウスへ戻っていきました。手前の所でファンが待っているんだから、取材する場所を少しは考えればいいのに…。

 ハユやユタが降りてくると、ファンの人が呼び止めてファンサービスをしていました。この日は平日でありながら、30人から40人くらいのファンが見学に来ていました。私もユタのサインをU19日本代表試合の写真にもらいました。サインの下に、”FW”の文字が書いてありました。サイン貰ってる時に、練習疲れましたか?と聞くと、”ちょっと…”と答えてくれましたが、ちょっとどころでは無い気がしました(苦笑)

 その後も、少し出待ちをして引き上げましたが、待っている間に、本橋が制服姿で車に乗ってクラブハウスへ入っていきました。何をしに来たのか解らないですが…。小原も学制服姿で帰って行きましたから、トレセンには来ていたようです(髪が短くなっていて解らなかったです)

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 新入団の選手には、最初に見た厚い壁かも知れませんが、まだまだ若手練習という事でメニューもきつくないので付いて言って、週末からの御殿場合宿で更に鍛えて、2/3からのオシーの加わる全体練習開始に備えて欲しいです。

ようや新しいくシーズンが始まります…。今年のFマリノスに期待したいと思います。

 

  2000年  それ以前の見学記