日本代表/試合観戦記/1998年


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アジア大会壮行試合 

98.11.23 アジア大会日本代表(U21日本代表)対U21アルゼンチン代表 国立競技場

 

 

『 トルシエの息子達の”第一歩” 』

 

 新しい日本代表のお披露目試合。それも無限の可能性を秘めたU21代表チーム。昨年のワールドユースで可能性を感じさせてくれた、俊輔、南、明神、宮本、戸田、古賀正、柳沢。今年のアジアユースで光る動きを見せてくれた高原、誠史、稲本、榎本、市川。そしてフランスワールドカップに出場した、小野伸二。並み居るタレントを引き連れてトルシエ監督が率いる、”次の世代の日本代表”出発の試合でした。

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 どんな試合を南米の強豪”アルゼンチン代表”とやって見せてくれるのか?!期待と不安が入り交じった複雑な感覚でスタジアムに向かいました。

 スタジアムに着いたのは、13時を少し過ぎた頃でした。昨晩から観戦仲間(最終予選の戦友達)がテントを張って並んでいたおかげで、千駄ヶ谷門の前の方に並ぶ事が出来ました。久しぶりに会った友人達も多くて話しが尽きません。昨年のワールドカップ一次予選、最終予選からの付き合いですが、ずっと長く一緒にいるような感覚になっています。普段はそれぞれのJリーグのチームを応援していますが、代表試合になると必ず集まる仲間達。この仲間達をこれからも大事にしていこうと談笑しながら改めて感じました。

 食事などをしながら開門時間を待ちます。14時頃、最近恒例になった並んでいる所まで警備員が回って来て、荷物チェック(ビン、カン、ペットボトルなど)が行なわれて、14時半に開門しました。入場時には荷物チェックが無くいつもよりスムーズに入場が出来ました。先頭で入り、先に荷物を持たずに席を取りに行った友人の場所に向けて歩いていきます。アウェー席の中段に席を確保して、ほっと一息入れます。その間にも、代々木門、青山門からも入場してくる人々で徐々に席が埋まっていきます。席はいつものようにアウェー側から埋まっていきました。

 入場口から人が入ってくる中、売店にプログラムを買いに行きます。たかが1試合の為に、日本代表の薄っぺらいプログラムが1000円でした。でも買ってしまうんだよな〜、試合を見た記念にもなるし…。一緒に全日本大学選手権のプログラムも購入します、3倍くらいの厚さで同じ値段で売っていました。

 スタンドでアルゼンチン戦プログラムを見ていくと、赤いユニフォームの日本代表選手の集合写真が載っていました。下の方に1990年アジア大会代表メンバーと書かれています。並んでいる選手は、カズ、ラモス、柱谷、堀池、福田…今よりもかなり若い顔で選手達が写真収まっています。ラモスはあまり風貌は変わっていませんでした(笑)、プログラムでのこの試合の注目メンバーとして4人の選手達が写真入りで紹介されていました。小野伸二、市川大祐、中村俊輔、南雄太。日本サッカー協会の期待が解ります。フランスでの小野や市川、昨年のワールドユースの俊輔、南。4人に期待をかけてるんでしょう。この4人が本当に出場するのかな〜と思いながらページをめくっていきます。U21アルゼンチン代表メンバーも載っていました。名前を見ても誰も解りません。しかしチーム名を見ると、ベレス、ボカ、ラシン、リバープレート、etcと名が通った強豪チーム所属の選手達だと解ります。名前負けしちゃいけない!と思いながらも、強いんだろうな〜と感じます。

 大学選手権のプログラムを見ていくと、1回戦からの各大学チームの紹介や選手の顔写真とともに一言のコメントが載っています。まじめに書いてある大学、ふざけて書いてある大学と結構読むだけでも楽しめました。”**大学は、山と海に囲まれて環境のいいところにあります”何の紹介だ〜と思うような事も選手の紹介コメントに載っていました(^^)。選手紹介を見ていくと、数年前の高校選手権で見た事、聞いた事の有る選手達が大学サッカーでも活躍しているのを見てうれしくなってきます。大学で技術を磨いて数年後にはJの舞台で見たいものです。

 開門してから数時間が経ち、大学サッカー選手権が行われ、国士館が2点を上げて逆転で優勝を決めました。国士館からは数人の選手がJに入ってきます。来年Jの舞台での活躍が楽しみです。

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 大学サッカー選手権も終了して、徐々に盛り上がってきました。アウェー側に100席用意されたアルゼンチンサポータも大きな旗を出して踊りながら歌っています。

 アウイェー側も日本の応援が始まりました。久しぶりの”ニッポン”コールが始まります。日本コールを少ししたあとに、”横浜フリューゲルスを存続させる会”発起人の人がフリエサポの気持ちを代弁します。その人のコールにあわせて”横浜フリューゲルス”コールが行われ、フリエのビッグフラッグもスタンドを埋め尽くすように広げられます。国際試合ということは解りますが、少ないサッカーのイベントで少しでも存続がアピール出来ればいいなと思い、フリエコールをします。(個人的にはなんとも言えないような感情が沸いてきます。自分自身もまだ整理できていない問題です)

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 18時30分頃、選手紹介が行われます。まずはアルゼンチンの選手ですが、よく分かりませんが、ディエゴという名が多いのが解ります。アルゼンチンの英雄マラドーナから取ったのがなんとなく理解できます。続いて日本の選手紹介です。あちらこちらで紙ふぶきが舞い上がります。GK南から紹介が始まり、MF小野伸二の所で歓声が最高潮になります。メンバーは、下記の通りでした。ベンチ入りメンバーがスタジアムでは解りませんでしたが、下記の様でした。

スタメン: GK 1南  5宮本  4戸田  12古賀正  17中谷  19市川  7稲本  14石井  15俊輔  13小野  9福田

サブ:  GK 16榎本  DF 2金子 3 松田 18手島  MF 5明神  FW 11高原 23 古賀誠史

 選手紹介が終わり、”ゆーた”コールから始まって各選手のコールがゴール裏から行われますが、U21代表での知名度の問題か、コールを名字で言うのか、名前で言うのか解らずどぎまぎしています。それでも、ミヤモト、ジュンイチ(稲本)。シュンスケ、シンジ、コガマサヒロ”とコールが続きます。戸田君がコールし忘れで飛ばされしまったのは可哀相でした(苦笑)

 18時45分頃、昨年の最終予選から何度も聞いている”どーん”という音量とともに選手が入場してきます。100名くらいのアルゼンチンサポータが紙ふぶきを投げますが、それがまったく目立たない程の紙ふぶきがホーム側アウェー側ゴール裏からも舞い上がります。フル代表と同じユニフォーム姿のアルゼンチンU21代表チームに少し感銘を受けます。あれが、あのユニがフランスで見ることが出来なかったユニフォーム姿かと…

 日本U21代表も一緒に入場してきて、整列します。整列してから国歌斉唱が始まります。フランスで直接国家を聞いた友人がアルゼンチン国家が長いから早く入場したんだと話しています。日本の国家より長めのアルゼンチン国歌が独唱で歌われて、次は日本の国歌斉唱です。久々のスタジアムでの君が代斉唱。声を大にして選手に届けと歌います。独唱は冴木杏奈さんでした。国歌が終わり、修交100周年の記念のイベントが少し行われ、全選手での記念撮影、各チームでの撮影が終わって選手がピッチに散っていきます。この時間でも18時54分位でした。イベントがあるからと早めに入場させたのが思ったより早く終わった様でした。マレーシアから招いた審判たちがピッチの外で時間調整している間、選手たちは思い思いにボールを蹴って体を動かします。この季節ですからかなり寒かったと思います。この間にもサポータから馴れていない各選手のコールが続きます。スタメンの中には5万人近くの観客の前でのプレイをしたことがない人もいると思いましたが、この長めのアップ時間が結果的に、歓声に馴れる時間になって試合開始を待つことが出来て良かったように感じました。

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19時を少し前にようやく主審がセンターサークルに動いて試合開始の笛を吹きにきます。練習のボールをピッチ外に蹴りだします。そしてアルゼンチンボールでキックオフです。

試合開始早々から激しいプレッシャーをかける両チーム。日本はDFラインから福田を狙ってのロングボールで攻撃を組み立てようとします。そして早々に右CKを得ます。しかし俊輔の蹴ったボールは上にあがらずにDFにクリアされてしまいます、俊輔の所に戻ってきたボールを今度は確実に上げますが、DFがクリア、クリアされたボールを石井が拾って左サイドの中谷へ、ゴールラインから中にドリブルで突進した所をアルゼンチンDFに足をかけられますが、主審に流されてしまいGKにキャッチされてしまいます。

それに対してアルゼンチンは中盤でボールを持つと、日本選手が3人位で囲みに行きますが、それを交わしてパスをつないでいきます。個人技はさすがと唸らせるものがたくさんありました。その個人技を生かして右サイドの突破からのセンタリングを狙いますが、日本DFクリア。序盤から日本DF陣は集中していて、ロングボールに対しては積極的に押し上げてオフサイドの網に何度もかけていきます。

前半11分 中盤の小野から右サイドの市川へ素晴らしいスルーパスが出ます。ゴール前へ進出していた選手へいい低いセンタリングが繋がりますが、シュートと思ったシーンにいたのは俊輔でした。右足が効き足の選手なら間違いなく右足のボレーシュートでしょうけど、俊輔は持ち直して、市川へ返します。市川は、ファーサイドにフリーでいた中谷に再度センタリングしますが、長くなってタッチを割ってしまいます。スタンドからはため息が漏れます。

アルゼンチンは中盤でダイレクトでショートパスを繋ぎながら得点のチャンスを狙いますが、日本はプレッシャーをかけて少しでも自由にプレイさせない様にします。

前半17分 中盤での短いパスを繋がれてアルゼンチン選手がフリーになった所を7番アルボロノスの選手がループシュート(ミスキックにも見えますが、、)南が何とか手に当ててゴールを防ぎます。

前半19分 稲本のドリブルから左サイドの俊輔へ、俊輔が石井に戻したところ、石井が死角になっていたところからボールを取られカウンターを受けますが、市川がサイドで止めます。

前半20分過ぎ サイドでのボールの奪い合いで、俊輔、小野、福田がショートパスを繋いで抜け出そうとするアルゼンチン選手に果敢にアタックに行きます。俊輔の前線で走り回る姿は90分持つのかな?と思うような運動量でした。

後半25分 稲本が中盤でボールを受けて、アルゼンチン選手のチャージを受けながら市川にパス。市川と小野がワンツーを決めて、右サイドを市川が駆け上がります。センタリングは、DFに阻まれ右CKを得ます。俊輔が蹴った2回目の早いCKに稲本が飛び込んできますが、DFがクリア。速攻を狙ってきますが、小野がファウルで止めて切ります。しかし、アルゼンチンはボールを繋いで右サイドのオーバーラップからセンタリングを上げてきます。しかし日本の選手に圧し掛かりファウルの笛が鳴り事無きを得ます。これで得たFKを早く小野に繋いで蹴りだそうとする石井の足に3番プラセンテが後ろから足を引っかけてこの試合初のイエローが提示されます。ファウルの仕方もさすがにずる賢いです。

前半29分 石井から受けたボールをフェイントで俊輔が抜け出そうとする所、DFが正面から引っかけて2番にイエローが提示されます。これで得たゴール正面のFK。ちょっと俊輔には遠いかな、と思ったFKはボールをセットした俊輔ではなく小野が蹴りましたが、壁に当たります。

前半32分 中盤のボールがFW9番ガジェッティへ、切り換えしてからの右足シュートはなんとか南が手に当ててCKに逃げます。この左CKは日本は全員が引いて守り防ぎます。クリアしたボールを小野が拾って全速力で走っている俊輔の前へ、俊輔はダイレクトで左足でループを狙いますが、当たり所が悪くて右に大きく外れてしまいます。

後半35分 日本ゴール前遠めのファウルでFKを与えてしまいます。少し横に出して蹴った4番のシュートは南の正面に飛びますが、がっちりキャッチします。徐々にアルゼンチンのボール支配率が長くなって攻め込まれるシーンが増えてきます。前半39分一度日本のゴールネットが揺れますがオフサイドで事無きを得ます。

前半40分 稲本が中盤でボールを受けてドリブルで進出して右足でゴールを狙いますが、惜しくもゴール右へ、久しぶりの日本のシュートでスタンドはどよめきます。このシュートが次のシーンの複線になってきます。

前半41分 小野、俊輔、中谷と繋がったボールをウエーブの動きでもう一度俊輔が貰いに行きますが、タックルでスローインに。スローインを一度カットされますが、戸田が中谷に繋いで、石井へ、中央の俊輔に出したボールを後ろから走り込んできた稲本に預けて稲本はドリブルで突進、福田との壁パスが稲本の足に付かなかったところを、後ろにいた俊輔がボールを持って、GKの位置を見て左足でボールを浮かせます。浮かせたボールはクロスバーの少し下を通ってゴールに飛び込み先制点を上げます。

美しいシュートでしたが、アウェー側ゴール裏にいたので一瞬外れたと思ってしまい。喜ぶまで数秒かかってしまいました。俊輔のガッツポーズを確認して得点だったと解りました。あのアルゼンチン代表に対してのループシュート。凄かったですさすが俊輔!!

得点した後に、主審の笛とともに俊輔が顔を押さえてうずくまっています。ファウルでプレイが止まった後に蹴られたかしたみたいでした。さすがにアルゼンチン、得点者は容赦なく潰しにかかってきます。とりあえず俊輔は立ち上がり事無きをえました。得点したことでサポータも盛り上がってきます。

前半は1分のロスタイムを取って前半が終了しました。

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後半は日本ボールでホイッスルです。メンバー変更は有りませんでした。前半と同じように3バックのラインを押し上げてラインを狭くしての攻撃的なバックラインを取って、中盤では石井、稲本が寄せを早くしてプレスをかけます。前からは小野、俊輔がボールを持った選手に積極的にボールを奪いに行きます。

後半6分 右サイドの市川の上がりからスローインを得て、スローインのボールからゴール前にセンタリング、一瞬DFを外して福田がオーバーヘッドを狙いますが、ボールは足に当たりません。

後半13分 過ぎる頃、ゴール裏サポータからふいに”柳沢”コールが出ます。何故?交代で出るの?と思いましたが、ベンチにはそれらしい姿は見られません。中々シュートが打てない日本の選手に対しての得点できる選手の交代出場へのコールだった模様です。

後半15分 ロングボールからDFラインの裏を走り込まれてしまいます。抜け出しそうなところを南の飛び出しとDFのクリアでなんとかコーナーに逃げます。そのCKからクリアしたボールを右サイドから切れ込まれ低いセンタリングを1トラップでゴール正面にドリブルしてフリーの選手にマイナスのパスを出します。失点のを覚悟したシュートはゴール脇のペットボトルを弾き飛ばし、スタンドからふーというため息が漏れます。さらに畳み掛けてくるアルゼンチン。右サイドからふわっとしたボールが左サイドフリーの選手へ、フリーでヘディングシュートはポストに当たり、なんとかクリア。

後半17分 FW福田を高原に交代します。前よりポストプレーが良くなります。ボールが何度もゴール前からゴール前で行き来します。パスミスも多くて中々ボールが繋がりません。

後半22分 小野が明神に交代します。明神は小野と同じ位置に入ります。

後半24分 ようやく日本のシュートのシーンが出ます。南のGKから中盤で俊輔が右サイドに開いたボールを市川が低いセンタリングで俊輔の所へ、右サイドの高原にDF3枚寄って、左の中谷がフリーでいましたが、俊輔は果敢にシュートを狙って行きましたがゴール右に外れました。

後半26分 前線での高原のポストプレーから左サイドでキープしてゴール前の俊輔へ、俊輔はスルーしますが、後ろには選手はいなくてボールを奪われます。アルゼンチンはDFラインの人を減らせて、前線に人数をかけて両サイドの上がりを押えにかかります。

後半30分 右足を負傷した中谷から古賀誠史が出ます。期待のボンバーレフティに期待です。交代して早々に右サイドの兄古賀正紘から逆サイドの誠史はパスが出ます。ダイレクトで前にいる高原に落とし、てそのまま左サイドを駆け上がります。高原がタイミングを計って誠史に戻したボールを左足でゴール前にセンタリング。DFがクリアしたボールを石井が右足シュートしますが、吹かしてしまいます。しかし攻撃に形は素晴らしく良かったです。

後半32分 アルゼンチン右CKからチャンスを得ます。CKはクリアしますが、そのボールを拾ったアルゼンチンがDFラインの裏へボールを出します。押し上げが少し遅れて決定的なピンチを迎えますが、角度のない所から打ったシュートは、南の足に当たらなかったんですが、ゴールポストのわずか左へ。冷や汗が出ます。

後半38分 古賀兄が倒されますが、そのボールから右サイドを市川がボールを持って上がり、高原のポストプレーから落としたボールを俊輔が逆サイドの誠史へ、誠史のセンタリングはアルゼンチンDFが飛び込みながらクリアしてCKに逃げます。俊輔の蹴った左CKはクリアされてしまいます。

その後もボールがゴール間を行き来しますが、体を張った守りとプレスで守り切って2分のロスタイムをこなしてタイムアップのホイッスル。日本が1対0で勝利しました。

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 試合後、選手たちがゴール裏に挨拶に来ました。”俊輔、良くやった”という大きな声で叫びました。日本コールに続いて、俊輔コール、潤一コール、伸二コールが続きます。選手たちが場内一周して控え室に帰る頃、アルゼンチンの健闘を称えて”アルゼンチーナ”コールも行いました。アルゼンチンサポの少ない人数でも大きな旗を広げて日本人も巻き込んでの応援する姿は良かったです。さすがラテンの国。

 最後に”横浜フリューゲルス”コールをして片づけに入りました。周りの清掃を行ってスタジアムを後にします。一緒に応援した友人達と声を掛け合って、また来年の代表試合でと挨拶を交わして別れます。

 試合後、何人かの友人と祝勝会を開きましたが、久しぶりにいいお酒を飲んだ気がします。シーズン途中での来日でコンディション調整などアルゼンチン敗戦の理由になることがいくつもありますが、それでもあれだけのパス回しを見せるアルゼンチン代表に、にあれだけの戦いを挑んで勝てたことは選手にとって大きな自信になると思います。初めてのチーム、初めての戦術、初めての試合で見せてくれたパフォーマンスは無限の可能性を秘めています。個々の問題は色々と有りますが、アジア大会は、この試合で戦った相手よりも数段下のレベルだと思います。攻撃の形を再度練習で叩き込んで、目標となるベスト4目指して頑張ってもらいたいです。

 ”トルシエの息子達”の今後が楽しみな11/23の試合でした。

 

〜 Fin 〜