横浜マリノス/試合観戦記/1998年


98.9.19 対セレッソ大阪 三つ沢

「 10人で攻め込むが、連勝ストップ 」

 

 結構良いお天気の中前の試合と同じく、横浜駅で友人と待ち合わせてバスでスタジアムへ行きました。いつもは車で行っていたのでたまにはバスも良いかなって思いました。試合ですが、久々に試合してる森島を見るのが楽しみでした。レンタル移籍した堀池が仕切るディフェンスラインや、韓国の英雄ファンソンフォン等がいて、けっして手を抜けない相手だし、ファーストステージ長居で敗れた借りを返したいと思っていました。席はいつもの位置で見ていました。

 この試合、ディフェンスリーダーの井原が累積警告で出場停止のため、誰を入れてくるか興味がありましたが、怪我明けのタケを入れて小村とのコンビで試合に臨みました。試合開始はコイントスによりエンドが変わっていつもと違って前半にホーム側ゴールに向かってマリノスが攻めてきました。(何度も有りましたが、どうも反対だと違和感があって嫌です)試合は開始早々にゴール正面左よりで得たFKのチャンスをバルディの左足から放たれたボールが一直線にゴール右隅に突き刺さり先制します。しかしセレッソは森島の食らいつくようなプレッシャーと運動量で中盤をかき回し、西澤、西谷もよく攻撃にからんできます。そんな中野田の裏のサイドが空いた所を狙われフリーでセンタリングを上げられてしまい、西澤のヘッドはコースがなかったんですが、小村の腰の当たりに当たりゴールの中へ、同点に追いつかれてしまいます。その後も畳みかけるセレッソ、カウンターからファンソンフォンが抜け出して能活と1対1に、ボールを止めに行った能活の手に触ってから両足を揃えて倒れたファンソンフォン。主審にPKを宣告されてしまいます。(見る人が見ればダイブにも見えるけど、コースを消すだけで良かったのに…能活)それをファンがきっちり決めて1対2と逆転されてしまいます。しかし1分後ゴール前左サイドで得たFKのチャンス。俊輔の左足が相手の壁の上を抜けてゴール右隅に吸い込まれ同点にします。このFKは目の前で見れて決まった瞬間鳥肌が立ちました。GK下川君も体育座りしてしばし呆然としていました…これで”いける”と思ったのもつかの間、私が見ていなかったところで、森島が倒れています。前に座っていた人が”サブ審判おまえは下を向いていたから見てないだろ!”とか叫んでいます。結局ゴイコにレッドカードが出て退場になってしまいました。井原が居ない中10人での戦いは厳しいな〜と思っていました。あとで聞いたところによるとゴイコは森島にすれ違いざま肘を当てたらしいです。ボール持った選手にプレスを続けるかける(足とかも蹴ってはいましたが…)モリシ相手に切れてしまったらしいです。

∞∞∞

 10人になったマリノスですが、中盤のバランスを保ちながら攻撃に出ます。後半に安永を遠藤に変えて中盤の選手を入れて攻撃的に攻めに行きますが、あと1歩の所で得点できずカウンターから中央をワンツーで抜かれピンタードに決勝ゴールを献上して連勝も”5”で止まってしまいました。

 ゴイコが抜ける穴をきっかけにしてもう一度中盤でのバランスを良くして次の試合に臨んで貰いたいです。

 

〜fin〜