横浜マリノス/試合観戦記/1998年


98.9.15 対横浜フリューゲルス 横浜国際

「 負けられない横浜ダービー 」

 

 今年2回目ダービーマッチです。一度目は今年の開幕戦、Vゴールで負けたくやしさは忘れていません。なんとか星を五分に持っていかないとこんな所で連勝を止められてたまるかという思いでスタンドに行きました。

 事前で聞いていたとおり、フリエフロントが頑張って当日券がほとんどないらしく開幕戦を越える観客が入るかも知れないという事でした。新横浜駅降りてからいやに家族連れや子供達の目に付きましたが、みんな行き先は遠くで見るとUFOみたいな横浜国際競技場に向かっていました。友人が来てスタジアムに向かいます。時間が早いせいかそれほども混んでいない感じがしてスタジアムに到着。いつものくせでホーム側に向かおうとしますが、”今日は年に一回しかないアウェー席なんだ”と思い直しバックスタンドのBブロック席へ、中央は横浜国体の準備のために入ることが出来なくなっていました。雨が降るかも知れないと言う予報だったので、下の階の上部の屋根のある位置へ場所をとって試合開始を待ちます。席は試合開始1時間半前にも関わらず結構空いていました。本当にチケット売れてるのかな〜??と思っていました。

ゴール裏席の埋まり方は、マリノス側の方が早かったです。食事などをしながら時間を潰します、試合開始直前になるとかなり席が埋まってきてゴール裏の席は2階席までびっちり満員になっていました。結局開幕戦を越える53598人の観客が集まりました。

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 試合が始まり両チームともディフェンスラインを上げての中盤が密集するコンパクトなサッカーを展開してきます。その狭い中盤でのボールを回しますが、芝が緩いのも影響してなかなかボールが回りません。そんな緊迫した中、右サイドを安永が突破、中央に走り込んだ俊輔がフリーでヘッドでたたき込み先制点を上げます。後半も似たような展開で芝が悪くボールタッチに注意を払うあまりダイナミックな展開が行きを潜めてきます。フリエの攻撃は中央、中央に固執してサイド攻撃がほとんど出ずに井原、小村コンビが楽々跳ね返します。雨も途中で降り出してピッチ上はかなりむし暑くなったと思いますが、上野が素晴らしいロングパスを安永に通して、安永は緩急を付けたドリブルで楢崎の右脇を抜く左足シュートで2点目を上げます。あとはしっかり守ってとう感じで、交代で入った平間もあんまり行くなと指示を受けていたか解りませんが自重する場面が多くてこのままタイムアップ。連勝を5に延ばしました。

 中2日の試合で選手達は疲れていたと思いますが、移動がない横国の試合で良かったと思った試合でした。

 

〜fin〜